遠征3日目、天気も良く雪山が映える。
昨日と同じコーヒーショップでコーヒーを飲んだ後、kenkenさんと一緒に日当たりの良いヒメギフのポイントでスミレ吸蜜を狙うことにした。
少し風が冷たいからかヒメギフチョウは中々飛ばず時間が経っていく。せっかちな私はスミレポイントで待ちきれずすぐ歩き回ってしまい失敗するのだが、今回は地面を低く飛ぶヒメギフを発見。
産卵先を探しているようなので慎重に見守るとウスバサイシンで産卵を開始した。kenkenさんに携帯で連絡し二人でじっくり撮影した。(こう書くと余裕綽々のように見えるが、内心は「昨日はあせって失敗しただろ、何卵か産んだ後の方が卵も写って綺麗なんだから慌てるなよ・・・と必死で自分に言い聞かせていたというのが本当のところだったりする。)
ヒメギフチョウ 産卵 RICOH GR DIGITALⅢ(内蔵ストロボ)
卵も写っているし桜も背景に入って良い感じの絵になった。これは幸先が良いとここは切り上げギフチョウのポイントに移動する。
朝イチで良い絵が撮れたので、日当たりの良いカタクリの花の前でひたすら飛んでくるのを待つことにした。時折飛んでくるが肝心のカタクリに止まらずやきもきしていると1頭がカタクリの花に止まった。ところが良く見るとヒメギフチョウ。
ヒメギフチョウ 吸蜜 CANON EOS 40D EF100mm F2.8L マクロ IS USM(外部ストロボ)
ちょっと残念だったが、昨日カタクリ吸蜜が撮れていないから逆にラッキーか。
しばらく待つと今度はギフチョウがやってきた。
ギフチョウ 吸蜜 CANON EOS 40D EF100mm F2.8L マクロ IS USM(外部ストロボ)
ギフチョウ 吸蜜 CANON EOS DX SIGMA 17-70mm Macro
カタクリに来ているところは今年初めてなので距離感が中途半端な写真になってしまったようだ。おまけにせっかくストロボを使ったのにイマイチ効果が少ない感じ。そこでストロボの発光量を少し増やしたがその後は全くチャンスが無くなってしまった。
午後からはヒメギフポイントへ移動するつもりだったのだが、さっき撮れたのでギフに絞って狙うことにしたが、チャンスが一度あっただけでシャッターも切れずに終わる。そのうち雲量も増えて全く飛ばなくなったのでkenkenさんから発生情報の連絡があったヒメシロチョウのポイントに移動し撮影することにした。
ここには初日の夕方にも寄っていた。その時は、
konty33さん、
ヘムレンさん、
翔さんとお会いできたが、ヒメシロチョウは飛んでいなかったのだ。
ヒメシロチョウ 静止 CANON EOS 40D EF100mm F2.8L マクロ IS USM
ヒメシロチョウ 静止 RICOH GR DIGITALⅢ(内蔵ストロボ)
翅表を撮りたいので背景はごちゃごちゃするが上からカメラを被せるようにして撮ってみた。
ヒメシロチョウ 飛翔 CANON EOS DX SIGMA 17-70mm Macro
以上でGWの信州遠征はおしまい。谷間の平日だったので渋滞も無く家に帰り着いた。この信州遠征、思ったように行かなかったことも多いけれどトータルでは(夜の宴会も含め)良い遠征となった。
kmkurobeさん、現地でお会いした皆様、ありがとうございました。