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2011年 06月 10日

2011年6月上旬 北アのクモマツマキチョウ①

6月5日の日曜日、そろそろ1,000円高速も終わりが近付いて来たので北アのクモマツマキチョウを撮影に出かけた。
山の上はガスっていそうなので押さえとして先にミヤマシジミのポイントへ寄ってからkmkurobeさん、蝶山人さんご夫妻と合流しポイントへ向かった。ポイントへ着いてすぐにクモマツマキチョウのお出まし。
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クモマツマキチョウ♂ 吸蜜 CANON EOS 40D EF100mm F2.8L マクロ IS USM
このオスはハタザオで吸蜜を繰り返した後、対岸へ飛んでいった。今年は例年より水量が多い気がしたが、秘密兵器もあることだし対岸へ追撃することにした。
秘密兵器はワークマンで買った多分大工さん用のメッシュのサンダルのような靴、その名も「健さん」。田植え用のゴム足袋に比べ着脱も容易。価格もワンコインでおつりが来る代物。
使ってみると渡渉時のグリップ、底の厚みといい申し分ない。凄いぞワークマン。
そうは言っても、念のたビニール袋に入れたカメラを取り出し、山靴を履きなおしたりするからそこそこ時間がかかる。準備万端追撃体勢を整えて視線を上げると良い塩梅にオレンジが飛ぶのが見える。慌てて追いかけるもロスト。どこに行ったかと探すと急に対岸が賑やかになって祭り状態。
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こうなっては仕方が無いので一人指をくわえて眺めるしかない。それでもしばらくするとこっちへ飛んできた。ところが岩陰に飛んだところでまたもやロスト。ただ蝶山人さんが指を差して叫んでいる。どうも足元と叫んでいるようなので足元の岩陰を覗き込んでみると、クモツキがベタ開翅で静止していた。
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クモマツマキチョウ♂ 開翅 CANON EOS 40D EF100mm F2.8L マクロ IS USM
うす曇が良いのか長時間開翅したまま静止している。せっかくのチャンスなので岩と斜面から落ちないように慎重に回り込んで真上から撮影。
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クモマツマキチョウ♂ 開翅 CANON EOS 40D EF100mm F2.8L マクロ IS USM
ただ地面に止まっているだけだけど鮮度も申し分なく満足のいく1枚になった。
その後しばしの間、吸蜜と静止を繰り返してくれた。
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クモマツマキチョウ♂ 吸蜜 CANON EOS Kiss DX SIGMA17-70mm Macro
広角レンズで追いかけるが結局吸蜜はイマイチの背景の場所でしか撮れなかった。それでも時々静止して動かなくなるので環境を入れた広角画像は撮れた。
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クモマツマキチョウ♂ 開翅 CANON EOS Kiss DX SIGMA17-70mm Macro
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クモマツマキチョウ♂ 静止 RICOH GR DIGITAL Ⅲ
対岸へ渡渉したのは私だけだったので短い時間だったけれどクモツキを独り占めできた。
その後はさっぱり飛んで来ないし対岸が祭り状態になったので戻ることにした。
<続く>

by toshi-sanT | 2011-06-10 22:38 |


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