GW前半最終日、新潟までギフチョウを撮影に行った。場所は数年前に見つけたカタクリが咲き乱れるところ、ただ、行った時にはカタクリの時期が終わってしまっていたりして、今まで巡りあわせが悪い。
今年も少し遅いかと思ったが、ポイントに着いてみると雪解けの遅い場所はちょうど花盛りだった。
ここは森の中の小道の両脇にカタクリが咲き乱れて、カタクリトレイルとでも呼びたいようなところ
カタクリの群落 CANON EOSS Kiss DX SIGMA 17-70mm Macro
天気予報は晴れなのだが、薄く雲がかかった状態でわずかに日が差す状態。従来私は「晴れ男」を自称していて相当晴れ確率が高いはずなのでが、なぜか今年は、行ってみるとビミョーに雲がかかることの連続ですっきりしないことが多い。晴れ男返上で今年は「怪奇クモ男(雲男)」とした方が良さそうだ。今年、私とフィールドで出会った方はご注意を(笑)
それでもうっすらと日差しが出た10時頃からギフチョウが飛び出し、小道沿いのカタクリで吸蜜を始めてくれた。
この日のポイントは独り占めだったので、LEDライト装着の新システムでデジイチ広角の撮影に徹する。
何回か吸蜜チャンスはあったものの撮り逃すことも多かった。「う~ん何で落ち着いて撮れんかな~」と思うのだが、カタクリとギフの組み合わせに直面するとやっぱり焦ってしまい、毎年のことのように繰り返してしまう。
ギフチョウ 吸蜜 CANON EOSS Kiss DX SIGMA 17-70mm Macro(LEDライト使用)
小一時間ほどたまに飛んで来ては吸蜜して行くを繰り返したが、雲量が増えて日が陰ると全くカタクリには来なくなった。しばらく待つと飛んでは来るが気温が高いので全く止まらない状況になってしまい飛翔を撮影するのみとなった。
ギフチョウ 飛翔 CANON EOSS Kiss DX SIGMA 17-70mm Macro(LEDライト使用)
午後になるとちょっと刺激しただけで梢に舞い上がる状況になり、産卵等も狙おうと思ったが難しかった。こんな天気だと晴天に比べ飛び回る個体は少ない。でもかなり気温が高いからピーカンだと最初から飛び回るだけかもしれないからカタクリ吸蜜に関して言えば結果オーライだったかもしれない。
この場所はオオイワカガミも多い。チョウが飛ぶ時間が限られていたので、オオイワカガミもじっくり撮影してみた。
3連休最終日なので、早めに諦めて撤収したが、やっぱり渋滞にはまってしまった。でも無理してでも出ると精神的にはものすごくリフレッシュ出来る、やっぱりフィールドはいいね。