2005年 08月 21日

8月下旬 長野県某所&東御市(1) ベニヒカゲ

息子と一緒にキャンプに出かける。ベニヒカゲの舞うキャンプ場で一泊する予定だ。
高速を走っていると思ったより天気が良い。それで以前から気になっていた場所に寄ってみることにする。何でも橙色部分に黒紋が全く無いベニヒカゲが稀にいるらしい。
適期も細かいポイントも不明だが、歩いて行くと道端に2頭のベニヒカゲが見えた。そのうち1頭を追いかけていくと林床のササに静止した。
今日初のベニヒカゲなので慎重に近づきファインダーをのぞき込むが、何か違和感がある。
前翅の橙紋の中の黒紋が無く、橙色一色だ。
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紋無しベニヒカゲ(静止)

同じ場所で撮った普通のベニヒカゲと比較すると良くわかる
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紋有りベニヒカゲ(吸蜜)

その後、翅を開くのを狙っていたが、一瞬眼を離した隙に飛び上がり、風に乗って遠くへ飛び去ってしまった。
その後もパラパラとベニヒカゲがやってくるが、中々止まらない上に紋有りの普通のベニヒカゲばかり。加えて強風のせいか翅をほとんど開かない。
結局あきらめて下山したが、気になるのは思ったより個体数が少なかったこと。単にポイントが悪かっただけなら良いのだが。

その後、東御市のキャンプ場に移動する。途中ワイパーが効かなくなるほどの豪雨にあったが、幸いキャンプ場に着く頃には雨も上がっていた。
テントを張った後、付近を散策すると夕方5時近いにもかかわらずまだ少しベニヒカゲが飛んでいて、静止したメスに対する求愛行動?も観察できた。
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ベニヒカゲの求愛行動?は初めて観察するが、雄が雌に頭突きをくれているようにしか見えない。
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これにて本日の撮影は終了。明日は何が観察できるかな。
ただ、子供とはいえ、1~2人用のテントではちょっと無理があった。もう少し大きなテントを買わなければ。
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ベニヒカゲが舞うキャンプ場の風景
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by toshi-sanT | 2005-08-21 20:32 | | Comments(16)
Commented by ダンダラ at 2005-08-21 21:26 x
一瞬外国の蝶を貼ったのかなと思ってしまいましたよ。
こんなベニヒカゲもいるんですね。しかも偶然ではなくそんな情報を持っているなんて素晴らしいですね。
Commented by thecla at 2005-08-21 22:06 x
ダンダラさんこんばんは。一瞬びっくりしていただけましたでしょうか。
後翅の白斑もベッタリなので本当に別種に見えます。
開翅シーンも撮りたかったのですが、そのチャンスはありませんでした。
Commented by banyan10 at 2005-08-21 22:48
ムモンベニなんてこともあるのですね。しかも最初に出会うのもすごいですね。
表もムモンなのですか?イメージが湧きません。(^^;
Commented by thecla at 2005-08-21 23:18 x
banyan10さん、表もムモンで、橙色オンリーです。
撮影は出来ませんでしたが、チラッと眼での観察は出来ました。
風が強い上足場も悪かったので開翅シーンはノーマルタイプでもほとんど撮れませんでした。
最初見かけた2頭のうち追いかけた方がムモンだったのは本当にラッキーでした。
Commented by 愛野緑 at 2005-08-21 23:37 x
無紋ベニ凄いですね。イカリモンガに見えてしまいました・・・。
晴れていても風が強かったりすると撮影が厳しいときも有りますね。なかなか難しいです。
Commented by 霧島緑 at 2005-08-21 23:40 x
まずは、キャンプが出来てよかったですね。メールが間に合わなかったらと心配していました。
このキャンプ場はミヤマシロ撮影の帰りに息子と降りてきた場所で、今度ここでキャンプしようかなんて話しながら下ってきた場所でした。
「黒紋が全く無いベニヒカゲ」突然変異ではなく遺伝的に存在しているのですね。撮影おめでとうございます。地理的変異などに加え、斑紋異常にも気をつけながら今後は撮影したいと思います。
Commented by thecla at 2005-08-22 00:01 x
愛野緑さん、こんばんは
自分でも撮影した後、イカリモンガじゃないよね、ベニヒカゲだよねと液晶画面で何回も確認しましてしまいました(笑。
Commented by thecla at 2005-08-22 00:12 x
霧島緑さん、ご心配いただきありがとうございました。
無事キャンプできました。設備が最低限のものしかないせいか、人が少なくのんびり出来ますよ。予想通りベニヒカゲが舞うキャンプ場でしたし。
Commented by maeda at 2005-08-22 09:05 x
メナシベニと呼んでいて、北海道では稚内周辺でときどき見られる珍しいタイプです。道外でも見られるのですね。初めて知りました。
貴重な写真だと思います。
Commented by たにつち at 2005-08-22 18:22 x
びっくりしました!一番に連想したのは、イカリモンガでした(^^)ゞ
先日私も現れ方の少ないものを撮って喜んでいたところでしたが、こんなはっきりしたのがいるんですね。
長期的な目標としたいです。数も多くないとのことで、大切にしなければなりませんね。
Commented by thecla at 2005-08-22 23:44 x
maedaさん、メナシベニと呼ぶのですか。「メナシ」の方が誤解を招かない表現ですね。
間に多くの生息地があるのに、信州と稚内の飛び離れた地域に共通のタイプが見られるとはおもしろいですね。稚内も周辺から隔離された産地なのでしょうか。
Commented by thecla at 2005-08-22 23:51 x
たにつちさん、実は、たにつちさんの写真を見て存在を思い出しました。
撮れないと恥ずかしいので、こっそり狙っていました。ごめんなさい。
本当に大切にしたいと思うのですが、いつものことながら具体的な行動方法が思いつきません。
Commented by maeda at 2005-08-23 08:48 x
稚内の産地は隔絶されているわけではありません。遺伝型と思います。その他の場所でも時々見ることが出来るようですが、稚内周辺での出現確率が高いということだと思います。
本州の方々には申し訳ないですが、海岸に接した標高数10m程度の草地に飛んでいます。
Commented by thecla at 2005-08-23 22:22 x
maedaさん、わかりましたありがとうございます。
稚内周辺の海岸沿いの草地の風景は昔、利尻島に行く際に列車からちらっと見かけましたが、独特の雰囲気があるところですよね。
そんなところを飛ぶベニ、どんな光景なんでしょう。
Commented by maeda at 2005-08-24 13:05 x
来シーズン行けましたらお見せしますね。
Commented by thecla at 2005-08-24 22:57 x
maedaさん、楽しみにしています。
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