日曜日は、新東名を西に向かった。天竜川のマイご神木ポイントは新東名が出来てから一層便利になった。
ところが肝心のご神木が去年の台風のせいなのか途中で折れ、樹液のにおいではなく腐朽臭がする状態。他のプチご神木も乾燥しているためか樹液が出ているものが皆無。しかも河原の柳の大部分は昨年の出水で流出してしまっている。結局コムラサキ、ゴマダラチョウとも1頭を見るのみ。
この状態で粘っても仕方がないので、思いきって三河地方にウラナミジャノメを探しに行くことにした。詳しいポイントはわからないが、天竜川河川敷と違ってちょっと特殊な環境だから行けばわかるだろう。
大体この辺かなあ、と思ったいた場所に近づくと山の上登る道がある。特殊な環境=山の上と思ったので、登ってみることにした。たまらなく暑いが少し登ると、規模は小さいがその特殊な環境っぽいところが出現。しかも1頭のチョウが飛んでいる。これがウラナミジャノメだったら苦労が無いわいと思ったら、一発ツモだった。
ウラナミジャノメ 静止 CANON EOS 40D EF100mm F2.8L マクロ IS USM
他にも疎林の林床のような環境でも見られた。
ウラナミジャノメ 静止 RICOH GR DIGITALⅢ
この辺りは、個体密度は高くないが、広く生息しているような感じ。それこそ、何の変哲もない林の中の道沿いにもいたりする。しかも少し眼状紋が流れたような個体だったりするからおもしろい。
ウラナミジャノメ 静止 CANON EOS 40D EF100mm F2.8L マクロ IS USM
ただ、この時期の低山歩きはたまらなく暑い。そこそこ撮影出来たので下山して水分補給。水分を補給して冷静になると、どうもブログ仲間が撮影しているポイントとは違うみたい。時間もまだあるので、もう一つの候補へ向かう。着いてみると、kontyさんの姿が、こっちがビンゴだったようだ。
ウラナミジャノメ 静止 CANON EOS 40D EF100mm F2.8L マクロ IS USM
キツネノマゴで吸蜜する個体もいた。
ウラナミジャノメ 吸蜜 CANON EOS 40D EF100mm F2.8L マクロ IS USM(外部ストロボ)
日影に止まると何回かパタパタ開いてくれるのでしつこく狙う。なんとか開翅が撮れた。
ウラナミジャノメ 開翅 CANON EOS 40D EF100mm F2.8L マクロ IS USM(外部ストロボ)
前翅の眼状紋の周囲の色が淡くなっているので、♀ではないかと思う。
最初はどうなることかと思ったし、勘違いの行動が結果オーライだったりするが、こいう行き当たりばったりの行動も色々発見があっておもしろい。
トリは、強引にLEDを使った広角画像
ウラナミジャノメ静止 RICOH GR DIGITALⅢ(LEDライト)
この後、もう一度河川敷に寄ろうと思ったけど暑さと渋滞がいやだったので、うな丼食べて鰻餃子を土産に早めに撤収した。