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2013年 06月 14日

2013年6月上旬 ベニモンカラスシジミ②

先週の週末、maedaさんと一緒にベニモンカラスシジミの撮影に出かけた。ベニモンカラスは過去一回撮影に出かけて敗退していた。ただその時は日がほとんど差さず、気温も低くかったので天気さえ良ければ大丈夫だろうと割と楽観して出かけた。
まだ一回も撮影どころか姿も見ていないのに好天にすっかり安心し、本命ポイントとは異なる場所にも行ったりした。ところが、・・・、そんなに甘くなく、3時過ぎても姿すら見られない。え~い、今日はもういいや呑も、呑もと口から出かかった瞬間、Sさんからの電話。大急ぎでそのポイントへ移動する。
ポイントへ着くとウツギの花に新鮮な♀が絶好の位置に、カメラを慎重に構えてシャッターを切る・・・寸前に飛ばれていなくなった(ToT)

もう一度戻って来てくれないかと思っているとまたウツギの花にベニモンカラスの姿が。今度は吸蜜している姿を無事撮影出来た。この時期メスは新鮮なはずなのにずいぶん擦れているなと思ったら性標がくっきり。オスだった。
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ベニモンカラスシジミ♂ 吸蜜 CANON EOS 40D EF100mm F2.8L マクロ IS US(外部ストロボ)
吸蜜しながら動き回るから、吸蜜時間が長い割には思ったような角度では撮れない。それでも何度かシャッターチャンスがあり、だんだん同じような写真しか撮れなくなり、さっきのメスも気になってくる。こういう時に目が多いと誰かが見つけてくれることに期待して♂の翅表の紅紋をパスト連写で狙ってみた。
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ベニモンカラスシジミ♂ 飛翔 CASIO EXLIM EX-FH100 (LEDライト)
ピントは甘いし翅表の擦れも目立つけれど、翅表の紅紋を写すことが出来てパスト連写&LEDライトのセットを用意した甲斐があったというものだ。

徐々に日が陰ってきたので、メスは翌日の楽しみにすることにして、宿に移動しmaedaさんと祝杯をあげることにした。

さて翌日、♂が撮影出来たことで気が大きくなって、個体数は少ないけれど白紋流れの確率の高いポイントに賭けることにした。
で、結果はと言うと、前日同様姿は無くむなしくウツギの花を巡るのみ。そろそろタイムアップと思っていたころこのポイントに詳しいFさんから食樹の近くで♀発見と聞く。
まだいないかなと思って食樹周辺を探すと産卵行動を取っている♀がいた。
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ベニモンカラスシジミ♀ 産卵行動 CANON EOS 40D EF100mm F2.8L マクロ IS US(外部ストロボ)
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ベニモンカラスシジミ♀ 静止 CANON EOS 40D EF100mm F2.8L マクロ IS US(外部ストロボ)
少し翅が痛んでいたがメスも撮影出来て喜んでいたら、奥に飛んでしまった。ただ少し岩場をよじ登れば近くで撮影出来そう。よじ登って振り返ると思ったより距離が遠い。あれこんなに遠かったっけと思いながらシャッターを切る。
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ベニモンカラスシジミ♀ 静止 CANON EOS 40D EF100mm F2.8L マクロ IS US(外部ストロボ)
良く見たら、縁毛もきれいで別の個体が静止していたのだった。
この個体が高く舞い上がると同時に産卵していたメスも姿が見えなくなったので、それを機に撤収、帰路についた。

2日かけてじっくり取り組んだ割には撮影チャンスが少なく、難しいチョウであることを痛感することになってしまった。ただじっくり色々な生息地の環境も確かめることが出来たのできっと次回のチャレンジではベニモン祭りになることを期待しようと思う。
最後になりましたが、Sさん、Fさん、ありがとうございました。
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by toshi-sanT | 2013-06-14 23:51 | | Comments(14)
Commented by kmkurobe at 2013-06-15 10:00
いやいやお疲れ様でした。色々とお話はありましたが、さすがに遠く今年は取りやめと致しました。
チャンスはあった方ではないですかね?
私は2戦2勝でしたが、♂は未撮影、雌の訪花3チャンス合計すると10分も追いかけてないのではないでしょうかね。
Commented by otto-N at 2013-06-15 19:34 x
ベニモンカラスシジミは、とても難度が高そうですね。棲息地もさることながら、撮影条件も厳しいことがうかがわれます。最初の新鮮な♀は残念だったことと思いますが、なにより♂と♀の初撮影、おめでとうございます。
Commented by thecla at 2013-06-15 21:50 x
kmkurobeさん、コメントありがとうございます。
ここは山道を走らなくてはいけない分だけ気を使うし、疲れますよね。
引き上げる寸前までノーチャンスというのは結構きつかったです。一人だったら諦めていたことでしょう。
もっと頻繁にやって来て撮りやすいところはないのか、少し色気を出して探してみたいと思います。それが怪我の元なのでしょうけど(^^;
Commented by thecla at 2013-06-15 21:54 x
otto-Nさん、コメントありがとうございます。
ベニモンカラスはやっぱり難易度が高いです。足元のヒルにも気を付けないといけないですし。
ただ、今回、♂♀とも自分の目で見ることが出来たので次回以降は少し確率が上がるような気がしています。多分気のせいでしょうけれど(笑)
Commented by 22wn3288 at 2013-06-17 08:27 x
ベニモンカラスシジミの撮影は難しそうですね。
飛翔で表のベニモンを見れたのはナイスショットですね。
Commented by naoggio at 2013-06-17 15:43 x
いやあ、なかなか大変な蝶なんですねえ。
私はもう半分諦めているような・・・
パスト連写、見事に紅紋が写っていて凄いです。
最後の1枚、個体も写真も、とてもきれいですね。
Commented by thecla at 2013-06-17 23:31 x
22wn3288さん、コメントありがとうございます。
個体数が多くないので我慢している時間が長くなるのがしんどいところです。
ほとんど翅を開かず飛翔でしか表を撮るすべがないのですが、LEDライト活用のパスト連写システム(大げさですが)が功を奏しました(^^;
Commented by thecla at 2013-06-17 23:33 x
naoggioさん、コメントありがとうございます。
どこかにもっとたくさんやってくるポイントがあるに違いないなどとついつい余計なことを考えてさらにドツボにはまる、そんな蝶です(笑)
最後の奴は大分トリミングしているのすが、その割には結構良い出来でしょうかね(^^;
Commented by ダンダラ at 2013-06-18 13:24 x
ベニモンカラス、初撮影お目出とうございます。
ベニモンカラスのパスト連写は素晴らしいですね。
木漏れ日の当たる程度の所での撮影が多いので、なかなかこんなチャンスはないと思いますが、LEDライトの成果でしょうか。
Commented by thecla at 2013-06-18 23:31 x
ダンダラさん、ありがとうございます。
この蝶は本当に難しいですね。
暗い中ストロボが使えないパスト連写機でのLED、実は狙っていたものです。また、擦れた♂だったのと長時間吸蜜してくれたので、パストのチャンスがあってラッキーでした(^^;
Commented by Sippo5655 at 2013-06-20 21:32
少ないチャンスを、ひたすら待つ、
思い通じて多くの実りがあったことと思います!
ラストの表情・・たまらなく可愛いです(*´∀`*)
Commented by clossiana at 2013-06-21 14:34
theclaさんは難易度の高い種はご専門ですので、すでに撮っておられるかと思っていました。初撮影なんですね。おめでとう御座居ます。
私は「君子、危うきに近寄らず」ですので、こういうヒル+崖のようなヤバい場所へは一生行かないような気がします。
Commented by thecla at 2013-06-21 23:21 x
Sippoさん、コメントありがとうございます。
ひたすら待つことが出来ずにあっちにふらふらこっちにふらふらが裏目に出まくっていたというのがこの2日の実態だったのです(^^;
結果オーライの典型だったようです。
Commented by thecla at 2013-06-21 23:26 x
clossianaさん、コメントありがとうございます。
撮影している蝶が結構偏っているようで、まだ国内にも未撮影種がいっぱいあったりします。
なんでヒルが多い場所の蝶は魅力的なのが多いのでしょうね・・・。
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