チョウの愛好家たちがゼフィルスと呼ぶ綺麗なシジミチョウの一群がある。我が家の近所の多摩丘陵でも5月~6月にかけて6種類のゼフィルス達が姿を見せてくれる。
その中でも今年は、アカシジミ、ウラナミアカシジミ、ミドリシジミの数が多かった。
〔アカシジミ〕
昨年も多かったが今年も多くの姿が見られた。
アカシジミ 静止 CANON EOS 60D EF100mm F2.8L マクロ IS USM (外部ストロボ) 5月31日
めったに開翅しない(まれに開翅するらしいが、私はまだ見たことが無い)ので翅表を撮ろうとすると飛翔中を捉えるしかない。とりあえず、シャッター連写しながらデジイチを近付けて撮ってみる。
アカシジミ 飛翔 CANON EOS 70D SIGMA 17-70mm Macro(LEDライト) 5月31日
〔ウラナミアカシジミ〕
今年はウラナミアカシジミがびっくりするほど多かった。林床のあちこちに止まっていた。
ウラナミアカシジミ 静止 RICOH GR DIGITAL Ⅳ(内蔵ストロボ)
数が多い方が撮影機会も増えるので、翅表を捉えられる可能性も高まるというものだ。
ウラナミアカシジミ♀ 飛翔 CANON EOS 70D SIGMA 17-70mm Macro(LEDライト) 5月30日
ウラナミアカシジミ♂ 飛翔 CANON EOS 70D SIGMA 17-70mm Macro(LEDライト) 5月31日
〔ミドリシジミ〕
近所のミドリシジミのポイントも今年は数が多かったので夕刻の卍飛翔の撮影を狙ってみた。数が多ければ楽勝だろうと思っていたが、数が多すぎても卍に他の個体が絡んで崩れてしまったり、曇ってしまうと低い位置に卍で降りてくる数が少なかったりして結構苦労した。それでも降りてくる時には降りてくるのでそれなりには撮影機会があった。
ミドリシジミ 卍飛翔 CANON EOS 70D SIGMA 17-70mm Macro(LEDライト) 5月30日
ミドリシジミ 卍飛翔 CANON EOS 70D SIGMA 17-70mm Macro(LEDライト&外部ストロボ) 5月31日
ミドリシジミ 卍飛翔 CANON EOS 70D SIGMA 17-70mm Macro(LEDライト) 5月31日
この時期、早起きが必要だが交通費がほとんどかからず美麗なチョウを撮ることが出来るのだからたまらない。来年も多くの姿を見せてほしいものだ。