7月最初の土曜日、雨レーダーで雨雲が去ったことを確認してゼフのポイントへ。日が差すまではいかなかったけれど少し明るくなった時に一度だけアイノミドリシジミの卍飛翔の撮影チャンスがあった。
アイノミドリシジミ 卍飛翔 CANON EOS 70D SIGMA 17-70mm Macro(LEDライト)
片方しかフレームインしなかったけれどチョウの目線がくっきりわかるので気に入っている。
この日のメインは、ゴマシジミの保全地域で先日張った防鹿ネットの補強。どんよりと曇ってきたので、メイン作業のために移動することにした。数年前にオオミドリシジミのテリ張りを撮影した場所を通りかかると、アスファルトの路上でオオミドリシジミが卍飛翔しているのが見えた。
大慌てで駐車スペースを探し、カメラをつかんで飛び出すと、別の個体が卍飛翔をしていた。
オオミドリシジミ 卍飛翔 CANON EOS 70D SIGMA 17-70mm Macro(LEDライト)
良く見ると、コンクリート上や路側帯の白線で開翅していた。
オオミドリシジミ 開翅 CANON EOS 70D SIGMA 17-70mm Macro(外部ストロボ)
オオミドリシジミ 開翅 RICOH GR DIGITALⅣ(内蔵ストロボ)
交通量はそれほど多くないが、時折通る自動車をバックに取り込んでみた。
オオミドリシジミ 開翅 RICOH GR DIGITALⅣ(内蔵ストロボ)
どんよりした曇り空のせいなのか、こんな車道脇に降りているオオミドリシジミは始めて見た。駄目もとでも出かけてみるもんだ。
雨レーダーをチェックすると3時過ぎには雨が降りそうで、名残惜しいがメインの目的地に移動する。2mちょっとの高さに坊鹿ネットを張ると効果的なのだが、張ってしばらくするとピンと張ったつもりでもネットの自重で垂れ下がってしまい、場所によっては私の首くらいの高さになっている。これだと鹿が飛び越えるリスクがあるので何らかの補強をしなければならない。だが、太い防鹿杭を打ってネットを引き上げるのは、一人では難しい。
だが、ネットの一段上にロープを張るだけでも足がひっかかりそうだと鹿がジャンプする抑止力になるそうだ。
それなら一人でも可能なので、ホームセンターで、イボ竹、鳥よけテープ、ガムテープを買って、防鹿杭にイボ竹を接ぎ、テープを張り巡らせることにした。
2段に追加したテープ
2時間弱の作業で、予定の範囲のテープ張りが終了、終わると同時に雨が降り始め、ほどなく本降りになったので作業の効果を祈って撤収した。