フィールドノート

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2006年 03月 26日

房総半島のルーミスシジミ-番外編

13時過ぎになってようやくヒサカキで吸蜜するルーミスシジミを発見し、皆で撮影している時、広角接写で近付けた「あやばべる/撮影日誌」のFさんのGX8のレンズに乗り移った。
ちょうど日が陰ったためか、そのままの状態でしばらく静止してくれた。ちょっと変わった光景なので皆がカメラを向ける。その状況はちょうどこんな感じ。
房総半島のルーミスシジミ-番外編_d0054625_21575672.jpg

GX8でGX8を撮る
ヒサカキの枝を使ってまた撮影しやすい高さの枝に移そうとしたが、その瞬間に飛び立ってしまった。皆で見失わないように目で追うと、Fさんの周りをまとわり付くように飛んだあげく。今度はFさんの襟に止まった。
丁度首の後ろあたりに止まったので、Fさんには状況がわからない。が、皆の話を聞いてじっと動かないでいてくれる。これもまた滅多に拝める光景ではないと思い、じっとしているFさんに感謝しつつカメラを向ける。
房総半島のルーミスシジミ-番外編_d0054625_21581982.jpg

ルーミスに愛される男
そういえば、撮影中何度も飛び立ったが、Fさんの周りを飛ぶと必ず戻ってきてくれたような気もする。皆のために枝を引き寄せてくれたりていたためによっぽどルーミスに気に入られたのか、特別のフェロモンでも出ているかのようだった。
その後、ヒサカキの枝に乗り移らせることに成功、皆で撮影した後、愛嬌を振りまいた個体は飛び立ってしまった。「十分サービスしたのでもういいでしょ」なのか、はたまた追いかけたのがFさんでなく私だったからなのか、木の上の方に飛び上がり見失ってしまった。

〔番外編の番外編〕
昨日アップしたルーミスシジミ吸蜜シーン、こっちのカットの方がちょっと暗いが環境が入っていてGX8らしかったかもしれない。
房総半島のルーミスシジミ-番外編_d0054625_22112767.jpg


by toshi-sanT | 2006-03-26 22:13 |


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