フィールドノート

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2006年 07月 04日

2006年7月上旬 北海道遠征1日目(1) ウスバキチョウ

W杯日本代表戦、青いレプリカユニホーム(ただし2002年版)を着てTVの前で燃えていたが、不完全燃焼に終わった。しかも黄色いユニホームに思いっきりやられてしまった。
この思いをどうしよう・・・・、そうだ北へ行こう、20年ほど前に色褪せたものしか撮影できなかった黄色のあいつを撮影してすっきりしよう。
ということで急遽、北海道遠征を決意した。金曜日、きっちりお仕事をした後、20時過ぎの便で羽田を発ち、夜は札幌泊まり。翌日は4時30分に24時間営業の営業所で車を借り、いざ大雪山に向け出発!
登山口に着いたのは7時半、登山者名簿に記載すると蝶の観察記録のMさんはもう登っているようだ。
慌てて、後を追うが、気持ちばかりがあせり、ハードスケジュールもあり、息が荒い。雪渓は雪の量が多く、斜度の急なところもあるが、気温が高いせいか、柔らかい。持ってきた軽アイゼンは不要だった。
ポイントに辿り着くと、カメラを持った人が数人先着していた。その中に家族連れは一組だけ、すぐにMさんと会うことが出来た。Mさんは早速ダイセツタカネヒカゲの交尾個体を発見し撮影しているところだったので、挨拶もそこそこ撮影に参加させていただく。
その後、Mさんから、FieldのFさんを紹介していただく。Fさんのアウトドア日記は「Field Note」。ということで本家(笑)Fさんと「フィールド」対決などといいながら、その後合流した花写「うつろう季節」のMさんも含め楽しく時間を過ごすことが出来た。

さて肝心の「イエロー」はというと、もうぶんぶん飛び回っていて中々止まらない。登山道脇にはロープが張ってあり、立ち入り禁止。そこで長玉で遠くから狙うことになる。
そのため、地面に静止した個体は、このように角度のない画像になりやすい。
2006年7月上旬 北海道遠征1日目(1) ウスバキチョウ_d0054625_23533615.jpg

ウスバキチョウ 静止 CANON Eoss Kiss D SIGMA 70-300mm
それでも羽化したばかりの濃い黄色が撮影出来て十分に満足できた。
また、交尾嚢は確認できなかったが、色鮮やかな赤紋と腹部の感じから、交尾済みのメスも綺麗に撮影できた。
2006年7月上旬 北海道遠征1日目(1) ウスバキチョウ_d0054625_003236.jpg

ウスバキチョウ(♀) 静止 CANON Eoss Kiss D SIGMA 70-300mm
10時前後から日光浴さけでなく、イワウメなどに吸蜜に訪れるようになった。
2006年7月上旬 北海道遠征1日目(1) ウスバキチョウ_d0054625_042257.jpg

2006年7月上旬 北海道遠征1日目(1) ウスバキチョウ_d0054625_014930.jpg

ウスバキチョウ 吸蜜 CANON Eoss Kiss D SIGMA 70-300mm
中々登山道近くに止まってくれないが、300mm+トリミングでそこそこの吸蜜シーンが撮れた。
最大の目的である鮮やかな黄色を撮影できて、とても楽しい遠征初日(といっても2日間だけだが)だった。

by toshi-sanT | 2006-07-04 00:35 |


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