フィールドノート

thecla.exblog.jp
ブログトップ | ログイン
2006年 08月 23日

2006年8月中旬 信州夏合宿(3)

夏合宿2日目は、まずBさんのご案内でゴマシジミのポイントへ向かう。車を降りて歩き出した直後、目の良いKさんがワレモコウに止まっているゴマシジミを見つける。
証拠写真レベルでしか撮影できなかったが、幸先が良い。
ポイント周辺の草地を歩いて回ると、他にもゴマシジミが飛び出す。時間帯が早いためか、あまり遠くへ飛ばずにすぐ静止するため、格好の被写体となってくれた。
d0054625_23122924.jpg

ゴマシジミ 静止 RICHO Caplio GX8
翅裏だけでなく、表も黒っぽいタイプだ。その黒い翅表を撮影したく、手をかざしたり、色々試してみるが、開翅してくれない。
そのうち、草地を歩いていても何故か全くゴマシジミの姿が見られなくなった。そこで朝一番に見た場所に戻ってみることにする。2頭ほど飛び回っているが、一向に止まらない。これでは、埒があかないので、皆のいる辺りに戻ると、Kさんが手招きしている。近付いてみるとワレモコウで交尾していた。
d0054625_23194855.jpg

ゴマシジミ 交尾 RICHO Caplio GX8
交尾中の個体は、皆の絶好の被写体となり、交互に広角接写で撮影する。
d0054625_2324562.jpg

「撮影中」 CANON Eoss Kiss D SIGMA APO 70-300mm
交尾終了後は、尾端をはずすためか、ワレモコウの回りをクルクル回る。その様子がおもしろかったので、Fさんのオオムラサキでのアイディアを借用し、こんなものを作ってみた。(左上の端から時計回りに時間が経過している)
d0054625_23274518.jpg

交尾終了後は、あまり遠くへ飛ばず、体力が回復するのを待つかのように吸蜜したり静止したりする。
d0054625_2333304.jpg

ゴマシジミ 静止 CANON Eoss Kiss D SIGMA APO 70-300mm
逆光気味になり、黒っぽいゴマシジミは露出アンダーになってしまったが、縁毛が白く輝き結構気にっている。
その後、Kさんがまた交尾個体を見つけて、これもまた皆で堪能した。

ゴマシジミに関しては十分な成果があがったので、山地性タテハ、オオゴマシジミ等を狙い昨年Dさんが撮影したポイントに移動する。
昨日夜からの参加であったため、オオゴマシジミの撮影機会が無かったKさんとオオゴマシジミを探して歩くが、残念ながらオオゴマシジミの姿を見ることはなかった。(採集者は良く見かけたが)
ただ、蝶の種類、個体数は非常に多く、のんびり蝶を観察しながら歩くには気持ちの良い、とても素敵な場所だった。
d0054625_23422627.jpg

ミドリヒョウモン 吸蜜 RICHO Caplio GX8
d0054625_23431034.jpg

エルタテハ 吸水 CANON Eoss Kiss D SIGMA APO 70-300mm
d0054625_23491772.jpg

コヒオドシ 吸蜜 RICHO Caplio GX8

2日間にわたり、多くの蝶撮影仲間と楽しい一時を過ごすことが出来た。また、同じ被写体を狙っても構図、撮影方法が様々であり、とても参考になった。
合宿参加の皆様、お疲れ様でした。また、どこかのフィールドでお会いしましょう。幹事役をしていただいたBさん、本当にありがとうございました。
[PR]

by toshi-sanT | 2006-08-23 23:50 | | Comments(14)
Commented by nomusan at 2006-08-24 06:23 x
夏合宿の成果、た~っぷりと堪能させていただきました。素晴らしい画像の数々ありがとうございました。特に九州では見れないオオゴマやエル、コヒオドシなどのはため息が出てしまいます。行きたいな~・・・
Commented by ダンダラ at 2006-08-24 22:21 x
きっちりエルタテハやコヒオドシを撮影されていますね。私は全然でした。
ゴマシジミはたしかに交尾終了直前にしきりと動き回りましたね。
初めての観察なので、これが一般的行動なのか判りませんが、興味深い行動でした。
Commented by kenken at 2006-08-25 00:34 x
夏合宿の総集編、なかなか良いですね。
ゴマ・・・よく観察されています。連続写真は大変分かり易いです。
コヒオドシもきちんと押さえておられますね。綺麗です。
Commented by maeda at 2006-08-25 07:34 x
何時も見ているので余り感じないのかもしれませんが、コヒオドシも良い感じですね。
もう一度見直してみよう。
Commented by banyan10 at 2006-08-25 10:55
ゴマの交尾、連続で撮影したのですか。こうして並べると見応えありますね。
コヒオドシの広角、僕も開翅で撮りたかったですねえ。(^^;
Commented by fanseab at 2006-08-25 21:25
シジミ縁毛フェチ?の小生としては、5枚目がお気に入り。
黒ゴマの場合は青い後光は見えないようですね。
裏面が黒いので、ゴマ班周囲の白い縁取りが大変美しく表現
されていると思います。「シロフチドリゴマシジミ」と命名しましょう(^^)
Commented by furu at 2006-08-25 21:58 x
あっ、どこかで見た構成が・・・。時間軸を加えた所が新味ですね。
青空と雲とコヒオドシ、いいですな〜。この蝶は直射日光が当たった方が良い色が出ますね。
Commented by thecla at 2006-08-26 18:46 x
nomusanさん、ありがとうございます。
今回関西勢から所要時間を聞いて、関東からとそいれほど時間が変わらないと思いましたが、九州からだとやっぱり遠いですかね。
でも来年は是非!
Commented by thecla at 2006-08-26 18:49 x
ダンダラさん、コメントありがとうございます。
今年、ダイセツタカネヒカゲの交尾を観察した際、終了前には地面をかなり動き回っていたと思います。ただ、この時は他に目が行って、最後まで観察できませんでした。
交尾器をはずすために動くのでしょうか。
Commented by thecla at 2006-08-26 18:52 x
kenkenさん、コメントありがとうございます。
こんな動きは、初めてみたので興味深く撮影してみました。
長玉だったので、邪魔にならずロングレンジから一連の動きを撮影できました。こんなところにも長玉、デジカメの利点がありますね。
Commented by thecla at 2006-08-26 18:56 x
maedaさん、コメントありがとうございます。
今年は、比較的コヒオドシの撮影機会に恵まれました。私は、とても好きな蝶のひとつです。
北海道では、個体数が多いですからね、・・・見渡す限りのコヒオドシというのも是非体験したいものです。
Commented by thecla at 2006-08-26 18:58 x
banyanさん、コメントありがとうございます。
長玉の利点で、大勢で撮影していても、邪魔になりませんでしたのでひたすら撮影していました。
今回、広角の順番待ちで、オオゴマといいコヒオドシといい、ちょうど良いタイミングで順番が回ってきてくれました(^^;
Commented by thecla at 2006-08-26 19:00 x
fanseabさん、コメントありがとうございます。
これはきっと縁毛フェチのfanseabさんに気に入ってもらえると思ってました(笑)
ゴマシジミはやっぱり裏ですね、って開翅が撮れなかった負け惜しみですが(爆)
Commented by thecla at 2006-08-26 19:03 x
furuさん、コメントありがとうございます。
早速パクらせていただきましたあ~。撮影中からオオムラサキ画像からのパクリを考えていました。
コヒオドシは、私とfuruさんの順番が翅を開いてくれたときだったですね。ピーカンの下でもコヒオドシは綺麗な色が出ますね。比較的濃い目の色で構成されているからでしょうか。
名前
URL
画像認証
削除用パスワード


<< 2006年8月20日 富士山麓...      2006年8月中旬 信州夏合宿(2) >>