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2007年 10月 21日

スイスの花と蝶 2007(1) エーデルワイスの丘①

ちょっと気が早い気もしますが、オフシーズン企画のスタートです。今年の夏休み家族で行ったスイスの花と蝶を週一ペースで紹介していく予定です。皆さんしばらくお付き合いください。

土曜日の早朝家を出て、現地時間3時過ぎにチューリッヒ国際空港へ着いた。空港駅から電車に乗りブリークの町へ、ツェルマットへはブリークの駅から登山電車(BVZ鉄道)に乗り換えて行くのだが、8時過ぎるとツェルマット行きの電車は無くなってしまう。
順調に行けば、その日のうちにツェルマットへ入れるのだが、飛行機が遅れたりするとブリークの駅で途方にくれることになるので、ブリーク駅前のホテルで一泊し、翌朝ツェルマットに入る計画だ。
ところが、予約したホテルに着くと2部屋で予約したのだが、ホテルのミスで1部屋しか空いていない上、他のホテルも土曜日の夜のため満室だという。幸いツェルマットの貸し別荘には義父母が今日から行っているため、ツェルマットに入れさえすればなんとかなる。
聞いてみるとタクシーならこの時間でもツェルマットに入れるらしい。ホテルのミスなので腹が立ったが、宿泊代の全額払いもどしとタクシー代のホテル持ちで手を打って、降り出した雨の中タクシーでツェルマットに向かい、無事貸し別荘に入った。

翌朝、前日のトラブルのおかげで丸一日行動できることになったので、義母おすすめのエーデルワイスの丘へ向かうことにした。人も少なく、今回の旅の目的のひとつ野生のエーデルワイスの数がとても多いそうだ。
日本でみたYahooの天気予報では滞在中に天気が崩れる予報だったので早め早めに行きたいところに行くことにしたのだ。
ゴンドラ等を使って3,000mオーバーのピークまで辿り着くと、谷を挟んでブライトホルン方面が見えた。
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歩き出すと正面に見える山には、うっすらと雪が積もっている。昨日の雨は高標高地では雪になったようだ。
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3,000m付近は、植物の数も少なく、蝶の姿もまだ見えない。それでもエンチアン(青いリンドウ)の仲間が張り付くように咲いていて、日本のものに比べて鮮やかな青がなんともいえず美しい。
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Gentiana verna(たぶん) CANON EOS Kiss DX TAMRON 90mm Macro
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Gentiana verna(たぶん) CANON EOS Kiss D SIGMA 17-70mm Macro
少し標高を下げ2,800mm以下にあんると植生も変わり、エレビアやコリアスの仲間が見られるようになるが、意外と敏感で近付くのには苦労する。
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エレビアの仲間 CANON EOS Kiss DX TAMRON 90mm Macro
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Erebia gorge(ゴルゲ ベニヒカゲ) 静止 裏面 CANON EOS Kiss DX TAMRON 90mm Macro
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Erebia gorge(ゴルゲ ベニヒカゲ) 開翅 CANON EOS Kiss DX TAMRON 90mm Macro
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フィコモネモンキチョウ 静止 CANON EOS Kiss DX TAMRON 90mm Macro

生息環境は、ケラスティウム(ミミナグサ)の仲間やワスレナグサの仲間などの花と一緒に撮ってみた。
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ケラスティウム(ミミナグサ)の仲間 RICHO Caplio GX8
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Myosotis alpestris CANON EOS Kiss D SIGMA 17-70mm Macro

ここでは、少しくすんだブルーのシジミがいた。少し灰色が強いが日本でいうとアサマシジミのような感じで気に入った。
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グランドンシジミ 開翅 Agriades glandon CANON EOS Kiss DX TAMRON 90mm Macro
ベンケイソウの花で吸蜜している個体がいたので翅の表と裏を同時に入れて撮ってみたが、思った以上にいい感じになった。
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グランドンシジミ 吸蜜 Agroades glandon CANON EOS Kiss DX TAMRON 90mm Macro

エーデルワイスはというと、さらに下っていき標高2,700mm近辺になってやっと姿が見られた。初めて見る野生のエーデルワイスだった。
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エーデルワイス CANON EOS Kiss DX TAMRON 90mm Macro

※シジミチョウの名前を間違えていました。
手元のメモが間違っていてエロスシジミと書いていましたが、改めて図鑑を見ていて全然違うことに気付きました。
標高1800m~2700mに生息する高山性のシジミチョウ Agroades glandon (Glandon Blue)だと思われます。

<続く>
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by toshi-sanT | 2007-10-21 18:28 | スイス | Comments(18)
Commented by banyan10 at 2007-10-21 20:13
今日は残念でした。(笑)
オフシーズン企画もうスタートなのですね。
渋い蝶が多いですが、どれも魅力的ですね。
最後のシジミチョウと赤い花が気に入りました。
エーデルワイスの仲間は日本では何種類か見ていますが、咲き始めでないと少し汚く感じてしまいます。本場の場合はどうなんでしょうか。
Commented by thecla at 2007-10-21 20:54 x
banyanさん、今日は本当に良い天気だったので、ちょっとがっかりでした(笑)
スイスでは結構な量を撮影したのでオフシーズン中持つはずなのですが、このペースではちょっとやばいので次回からは少し減らして引っ張りたいと思います(^^;
本場のエーデルワイスも、古くなって少し汚らしい感じになったものもありました。ただ今年は、天候不順だったようで花期が遅れ気味だったの↑の写真のように黄色く開いていないものも多く、朝露が光って綺麗なものが多かったと思います。
Commented by nomusan at 2007-10-21 21:01 x
ええっ! もうオフ企画ですかぁ? 
う~ん、山も蝶も花も綺麗だぁ!そうですね、何回か繰り返し訪問してゆっくり拝見したいので、更新はゆっくりがよろしいか、と(笑)。Erebia、ええですね~・・・。
Commented by maeda at 2007-10-21 21:17 x
憎いなあ!
夏の掲載があまりに少ないと思っていたら、私が泣いて喜ぶエレビアを隠していましたね。
はじめのエレビアはgorgeの♂か、plutoの♂だと思います。裏面が決め手でしょう。
Commented by 6422j-nozomu2 at 2007-10-21 21:50
アレレ、もうオフシーズン企画ですか。些か寂しいですが、スイスの景色並びに蝶達見事に写し込んでおられますね。こちらの方がワクワクするかなぁ。
Commented by thecla at 2007-10-21 22:39 x
nomusanさん、へっへっへ、オフ企画始めてしまいました~。
早く始めてしまったので、ゆっくりやらないと後でネタに困りそうなので、週いちペースでのんびり行きますのでじっくりお付き合いください(笑)
Commented by thecla at 2007-10-21 22:44 x
maedaさん、お待たせしました、エレビアの登場です(笑)
今回は、表と裏両方を極力撮ろうと努力したのですが、エレビアが多いところは他の蝶も多いもので、目移りしてしまって中々上手くいきませんでした。
最初のエレビアと2枚目のgorgeは連続して撮影してはいるのですが、裏面を撮影できていないので、良くわかりませんでした(^^;
Commented by thecla at 2007-10-21 22:47 x
ノゾピーさん、コメントありがとうございます。
ちょっとブログを飾る種類が少なくなってきたので、ちょうど良い企画でしょ(^^;
やっと入手したヨーロッパの蝶図鑑とにらめっこで、ぼちぼちやります。エレビアとかチャマの仲間は、似た種類が多くて困りもんです。
Commented by kmkurobe at 2007-10-21 23:18
素晴らしいですね。これナショナルジオグラフィックから出典といってもみなさん信じます・・・・・
作風がいいなあー
これはすごいなあ、まだこの企画続くんですか・・・・・
恐れ入りました・・・・・
Commented by thecla at 2007-10-21 23:33 x
kmkurobeさん、過分のお言葉ありがとうございます。
この企画、今年の目玉のつもりですから、飽きたといわれても続きますよ~(笑)
Commented by chochoensis at 2007-10-23 12:44
theclaさん、いよいよ「シーズンオフ企画}!!!素晴らしい写真に文章!素晴らしいですね・・・どれも素敵ですが「エロスシジミ」の雰囲気がとても素敵です・・・。青いリンドウやエーデルワイズは初めて拝見しました・・・すばらしい・・・。
Commented by thecla at 2007-10-25 21:35 x
chochoensisさん、ありがとうございます。
エロスシジミは渋い蝶なんですが、高い山の上で見るとなんとも趣があってとても気に入った蝶のひとつなので、うれしいです。
野生のエーデルワイスは今回是非見たいと思っていたのですが、ここはびっくりするほど数が多くびっくりしました。どんな状態だったかは次回に(^^;
Commented by 虫林 at 2007-10-25 22:30 x
ヨーロッパのブルースは多種いるので、玄人好みの蝶ですね。
アルプスのトレッキングは素晴らしかったでしょうね。僕はドイツの山で少しトレッキングした事がありますが、お花畑の中をゆっくり降りるのはとても気持ちが良かったことを覚えています。
本場のエーデルワイスはいつか見たい花です。
Commented by thecla at 2007-10-25 22:53 x
虫林さん、コメントありがとうございます。
3年前にグリンデルワルドに行った時には、ブルーのシジミは1種しか撮影できなかったので、今回は少しこだわってみました。あと3種類ほど出てくると思います。
スイスアルプスのトレッキングは、ゴンドラや登山電車で高地に上がって後は下りというコースが多いので気分良く歩けますね。
Commented by 霧島緑 at 2007-10-27 21:38 x
スイスの花と蝶シリーズ楽しみにしていました。
日本から相当離れていても、国産の高山蝶に形態などが似ていて、親しみが持てますね。
過酷な登山を強いられず、トレッキングを楽しみながら高山蝶や高山植物の観察ができるのも魅力ですね。
Commented by thecla at 2007-10-27 22:30 x
霧島緑さん、コメントありがとうございます。
花もチョウも日本の高山のものに近縁のものが多いので、何ていうんでしょうか、安心感のようなものものも感じます。
最近どうしても腹部に贅肉がついてしまうので、下り中心のコースが多いのも本当に魅力的です。
Commented by DannyDug at 2017-06-11 08:58 x
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Commented by Lelanddon at 2017-08-15 10:47 x
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