今日は娘を連れて毎年行くらくちんポイントのヒメギフチョウを見に行った。どうも今年消化不良に終わっているカタクリ吸蜜をデジイチ広角で撮るのが目的だがさあどうなるだろう。
天気を少し心配したが、中央道も八ヶ岳あたりから日が差し出しいい感じ。ただ、山が近づくと雲が多くなってきたが、それでも10時くらいになれば晴れそうな気配。満開の桜を車の中から見物しながらポイントに向かう。ポイント周辺に来ると桜はまだつぼみ、逆にカタクリの花にはちょうど良さそうだ。
駐車場に車を止めた瞬間、こちらに向かって手を振る人が、
「西久保たんぼへようこそ」の霧島緑さんだった。挨拶をして状況をうかがうと予想に反してカタクリは最盛期を過ぎてしまっているらしい。
のんびり待っていると、日が差し出すとともにヒメギフチョウが現れた。
ヒメギフチョウ 静止 CANON EOS 40D SIGMA APO 70-300mm Macro
花が大分痛んできた割には、中々綺麗な個体でうれしい。
しばらくするとカタクリで吸蜜するようになったが、ちょっと遠い。ここはカタクリの群落を保護しているので長玉で狙うしかない。
ヒメギフチョウ 飛翔 CANON EOS 40D SIGMA APO 70-300mm Macro トリミング
偶然、飛び立つところも撮れた。
ヒメギフチョウ 飛翔 CANON EOS 40D SIGMA APO 70-300mm Macro トリミング
天候はどちらかというとうす曇、時折日が差すとそこそこヒメギフチョウが飛ぶ。飛翔写真を撮りながら近くのカタクリに止まるのを待つ。
ヒメギフチョウ 飛翔 CANON EOS Kiss DX SIGMA 17-70mm Macro
何本かのタバコを灰にしたころ手を伸ばしてノーファインダーなら広角接写できる位置で吸蜜を始めた。
ヒメギフチョウ 吸蜜 CANON EOS Kiss DX SIGMA 17-70mm Macro
背景にカタクリがほとんど入らないのが不満だが、ノーファインダーにしてはうまくいったほうではないかと思う。
少し余裕ができたので、引き続き待っていると、今度はファインダーをのぞきながら撮れる位置に止まった。
ヒメギフチョウ 吸蜜 CANON EOS Kiss DX SIGMA 17-70mm Macro トリミング
同じ個体を縦位置で撮ったのが一番イメージに合う画像になったのでちょっと大き目で貼っておこう。
ヒメギフチョウ 吸蜜 CANON EOS Kiss DX SIGMA 17-70mm Macro
その後、完全に曇ってしまい全くカタクリに来なくなってしまった。霧島緑さんは撤収するということなので、私もちょっとだけ粘って帰ることにした。
そろそろ帰ろうとした時、日が差し、ヒメギフが地面に静止した。娘を呼んで撮影させようとしたら、その個体はすぐ近くのカタクリに止まってくれた。
ヒメギフチョウ 吸蜜 CANON IXY DIGITAL 800 IS (娘撮影)
同じ個体を私は長玉で。
ヒメギフチョウ 吸蜜 CANON EOS 40D SIGMA APO 70-300mm Macro (父撮影)
天気は今ひとつで飛んでいる個体数も決して多くはなかったが、十分に楽しめた一日だった。