2008年 07月 04日

2008年6月下旬 みちのく撮影行③ ヒメシジミ

2日目は会津へ転戦することも考えていたのだが、福島以南は雨の予報なので、昨日撮影できなかったチョウセンアカの開翅狙いでじっくり構えることにした。
開翅狙いにはまだ時間があるので、その前にNさんからうかがったヒメシジミのポイントへ寄ってみることにした。ここ山形では黒帯が狭くミヤマシジミのように翅全面がブルーになるヒメシジミがいる場所があるというのだ。
車を走らせてすぐ良さそうな草地があった。Nさんから教えていただいたポイントではないが気になったので車から降りてみると、ヒメシジミがたくさん飛んでいた。
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ヒメシジミ♂ 開翅 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
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ヒメシジミ♂ 開翅 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
若干個体差があるようだが、黒帯が極めて細いし翅脈も少し黒いような気がする。ミヤマシジミというよりは、昨年スイスで見たコリドンルリシジミを少し小型にしたような印象で中部地方のヒメシジミとは大分異なる感じだ。
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ヒメシジミ♀ 開翅 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
ここの♀は全般に赤紋の発達が悪いが、少しだけ青鱗がのった個体がいた。
ふと気がつくと、あちこちで求愛や交尾個体が目につくようになってきた。
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ヒメシジミ 求愛 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
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ヒメシジミ 交尾 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
交尾中のメスは良く見ると後翅の黒紋が少し流れているようだ。

1頭のメスに複数のオスがからんで飛んだと思った瞬間に1組のペアが成立、葉に止まったメスにオスが横から腹部を差し入れあっという間に交尾が成立していた。
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ヒメシジミ 交尾成立 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
なんという早業かと関心していたら、あぶれた別の個体が即座に乱入してきた。
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ヒメシジミ 交尾個体に乱入 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
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ヒメシジミ 交尾個体に乱入 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
こりゃ素早く交尾を成立させないとあぶれるわなと思っていると、どうやら交尾中のオスは乱入者の排除に成功したようだ。
まるで勝ち誇ったように翅を広げるのがおもしろくてストロボを発光させてみたら、おもしろい色合いになった。
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ヒメシジミ 交尾 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro

<続く>
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by toshi-sanT | 2008-07-04 00:08 | | Comments(4)
Commented by カトカラおんつぁん at 2008-07-04 08:20 x
私も6月中は、山形詣で4回程出かけていました。ヒメを追いかけて毎週のように行ってました。朝日型と呼ばれている黒ふちの細いヤツやメスの白へり型、これは橙紋が出ないで真っ黒のはねの白い縁どりだけが上下のはねに現れるものです。下のはねに橙紋があって白い縁どりがあるのは結構居ますが、これは山形独特のものだそうです。オスがきれいなので、もっぱらオスだけ採っていますが、メスもあなどれない朝日型です。でも、いちいち止まって開翅
するまで待って確認するのは面倒ですし、全部採って胸を押してから確認すると、今後減ってしまいそうでこわいです。メスは1割くらいしかネットに入れませんが、時々は
模様を見ながら採っています。
Commented by thecla at 2008-07-04 23:27 x
カトカラおんつぁんさん、コメントありがとうございます。
メスの白へり型ですか、改めて写真を見直しましたが、橙紋が掲載したものより薄いタイプはいましたが、真っ黒なのはいませんでした。
山形のヒメシジミは中々楽しいですね。
Commented by カトカラおんつぁん at 2008-07-07 18:32 x
アサマシジミは憧れている蝶の1つですが、40年くらい前に職員旅行で軽井沢に出かけた時に、単独行動で虫採りをしました。その当時は、市街地のすぐ近くの離山というところで真っ黒いやつから普通のも結構採れましたが、今はもうダメらしいですね。車で中部まで出かけるのもガソリン代の高騰で難しくなってしまい、残念です。卵や幼虫を買って飼育しても1割の羽化率しかあげられず、自分の飼育下手を再認識するだけです。野外でもういっぺん見たい蝶です。
Commented by thecla at 2008-07-07 23:18 x
カトカラおんつぁんさん、コメントありがとうございます。
昔はたくさんいたアサマシジミも各所で土地利用、農業形態が変わったりで衰亡したところが多くなってきています。
私は飼育・採集はやりませんので飼育技術に関してコメントできかねますが、野外で継続的に出会い続けることが今後も出来ればよいのですが。
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