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2008年 07月 12日

2008年6月下旬 みちのく撮影行④ チョウセンアカシジミ 開翅!開翅!

この週末は土日とも絶好の撮影日和なのだが、どちらも用事があって出かけられないので、先月のみちのく撮影行の残りを掲載します。

ヒメシジミのポイントを後にして少しゼフ探しをしたもののあまり成果が無かったので、まだ撮影できていないチョウセンアカシジミの開翅に絞り、初日とは異なるポイントで待つことにした。
このポイントは個体数のわりに密度が高く、一つの視野に多くの個体を収めることが出来る。天候は時折日が差すうす曇り、気温も昨日ほどではないが、風が少し強い。
ひたすら待っていると、ちらりとオレンジ色が視野に入った、慎重に近づきカメラを構える。しかし、シャッターを押す寸前に強い風が吹き、翅をピタリと閉じてしまった。せっかくのチャンスを逃しがっかりしたが、でも一瞬は開きかけたのだからとこの個体を中心にマークしていると、再度じわじわと翅を広げ始めてくれた。
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チョウセンアカシジミ 開翅 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
濃いオレンジの斑紋とこげ茶色の地色のコントラストがはっとするほど美しい。
一度撮影できると昨日の苦労がうそのように複数の個体が翅を開いてくれた。
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チョウセンアカシジミ 開翅 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
斜め前から表と裏両面を写すのが一番このチョウらしい姿になるような気がする。
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チョウセンアカシジミ 開翅 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
中には全開に近い開き方をする個体もいた。この個体は典型的な山形地域のようでオレンジの広がりが小さい。
チョウセンアカシジミより一回り小ぶりで黒っぽいチョウが飛んできたので近づいてみるとウラキンシジミだった。
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ウラキンシジミ 静止 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
ふと気がつくと時間は昼過ぎ、開翅に加えてウラキンまで撮影できたからそろそろ切り上げて米沢牛でも食べて帰ろうと思ったのだが、どうしても初日にのポイントが気になったのでちょっと寄ってみた。
すると発生木から少し離れた草地で、明るいオレンジ色が目に入った。一瞬、スイスで見たベニシジミ?と思ってしまったが、オレンジ紋が広い個体が開翅していたのだった。
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チョウセンアカシジミ 開翅 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
このポイントは先ほどのポイントよりも明るいオレンジが広がった個体が多いようだった。この地域固有の裏翅の地色が薄い個体も、
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チョウセンアカシジミ 開翅 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
翅を開くと、後翅まで明るいオレンジが広がる。
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チョウセンアカシジミ 開翅 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
ちょっと痛んだ個体だが、広角でも撮影できた。
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チョウセンアカシジミ 開翅 RICHO Caplio GX8
米沢牛を食べる時間は無くなってしまったが、それ以上にチョウセンアカシジミの開翅で満腹になって帰宅した。
<終わり>
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by toshi-sanT | 2008-07-12 15:06 | | Comments(24)
Commented by maeda at 2008-07-12 17:38 x
途中にさりげなくウラキンが入っている!
ウラキンにはなかなか会えずに、いい絵が撮れていません。
十勝には多くないですので。
明日はイシダを見て来ます。
Commented by ヘムレン at 2008-07-12 19:22 x
チョウアカ・・・やっぱりいいですね。一度見に行きたいものです。
それにしても、ウラキン・・近年は減っているのでしょうか。なかなか出会えなくなってきていますね。大好きな蝶なのですが・・・
こうやって見ると、ウラキンとチョウアカって似てますね(^^;)
素晴らしいです!
Commented by thecla at 2008-07-12 20:24 x
naedaさん、コメントありがとうございます。
ここはチョウアカの海の中にぽつんとウラキンがいるような感じです。
前日も見たのですが、良い写真が撮れずがっかりしていたのですが、最後に撮影できました。
Commented by thecla at 2008-07-12 20:27 x
ヘムレンさん、コメントありがとうございます。
チョウアカは行きさえすれば、数がいますから撮影自体は簡単ですので、是非行ってみてください。↓副産物のヒメシジミも中々良いですよ。
山形はウラキンも多いみたいなのでちょっと山際でトネリコがあればもっといるのではないかと思います。
Commented by cactuss at 2008-07-12 22:16
山形のチョウセンアカシジミは最初のオレンジの面積が小さいのが普通と聞いていましたが、中には下の写真の様に大きいのもいるんですね。なかなか開翅しないのに、きれいに撮れていますね。
Commented by thecla at 2008-07-12 23:32 x
cactussさん、ありがとうございます。
山形のものはオレンジの面積が小さいのですが、この産地では陸中産のようにオレンジの面積が広い個体も混じるようです。
写真でもそうですが、野外でも同じ種類とは思えないほど違う印象です。
本当に初日は全く開かなかったのですが、この日は大サービスしてもらえました(^^;
Commented by fanseab at 2008-07-13 09:11
チョウセンアカをこれだけ満喫すると遠征疲れも吹っ飛ぶでしょうね。
新鮮なウラキンも羨ましい限りです。
Commented by chochoensis at 2008-07-13 09:22
theclaさん、これだけ見事な=開翅写真=を拝見するとそのもの凄さに圧倒されます。素晴らしいですね・・・しかも、=チョウセンアカシジミ=だけではなく、綺麗な=ウラキンシジミ=まで撮影とは羨ましいです。
Commented by banyan10 at 2008-07-13 17:02
条件次第ではこんなに開くのですね。
今年はこの時期が一番良かったようですね。
ウラキン似ていますよね。僕だと見過ごしているかも。(笑)
Commented by kenken at 2008-07-13 17:33 x
ウラキン、翅裏をフラットに撮って最高の表現ですね。こりゃたまらん。
チョウアカが霞んでしまいそうにえぇ出来です。
チョウアカの表現もこれまた最高です。私ならこう撮るやろなぁ~って画像の連打で、こちらも遠征気分になれて満腹です。
Commented by furu at 2008-07-13 18:39 x
山形にもオレンジの広い個体群がいるんですね。3枚目と5枚目の画像は同じ蝶とは思えません。
途中に1枚だけ入れたウラキン画像も効果的ですね。最近、関東近辺ではウラキンにまったく会えていません。
Commented by thecla at 2008-07-13 22:42 x
fanseabさん、コメントありがとうございます。
山形は遠いと思っていたのですが、これだけ撮影できると現金なもんで随分と近く感じました(^^;
ウラキンも羽化したばかりの綺麗な個体でラッキーでした。
Commented by thecla at 2008-07-13 22:44 x
chochoensisさん、ありがとうございます。
前日、全く開かなかったのがうそのように開いてくれました。
本当は、2日目はキマルリ狙いで転戦しようと思っていたのですが、山形以北が好天だったので残ったのが大正解だったようです。
Commented by thecla at 2008-07-13 22:49 x
banyanさん、コメントありがとうございます。
この日は薄曇りが良かったのか良く開いてくれました。
ウラキンは、チョウアカに混じると一回り小さいのですが、ここは翅裏の色の薄い個体もいるので結構紛らわしいかもしれません。目の前を飛んでくれれば真っ黒に見えるので気がつきます。
Commented by thecla at 2008-07-13 22:56 x
kenkenさん、ありがとうございます。
ウラキンは前日もチャンスがあったのですが、あまり良いできで無かったので、ラッキーでした。
チョウアカ2枚目は、斜め前45度で表裏両方をと、もちろんkenkenさんを意識して撮影いたしました(笑)
Commented by thecla at 2008-07-13 22:59 x
furuさん、コメントありがとうございます。
山形でもここの個体群はオレンジの広がり、濃さにかなり個体差があるみたいです。オレンジが広いのも狭いのもどっちも味があって楽しめました。
私もウラキンの成虫に関東では全く出会えていません。そういう意味では山形はゼフの宝庫かもしれないですね。
Commented by clossiana at 2008-07-14 11:38
チョウアカの開翅って不思議ですよね。一頭が開いていると、気が付けばあちらこちらで。。って感じなんですが、ならば、どういう条件の時に?となると時間?照度?って、どうもはっきりしないですよね。法則のようなものを探してみたいです。
Commented by thecla at 2008-07-14 22:41 x
clossianaさん、コメントありがとうございます。
チョウアカの開翅、参考までに今回訪問時の条件を書いておきます。
最初のポイントは、木陰で2枚目以外は直射日光が当たらない場所。これに対し2番目のポイントは直射日光の当たる草の上(ただしうす曇)。
時間は10時半から13時半の間でした。
Commented by kmkurobe at 2008-07-15 08:15 x
チョウアカはともかくウラキンはこの辺りで撮影可能な種類です。いままで何度かどきっとしましたがミヤマカラスシジミの擦れた個体ばかりでした。このウラキンは本当に雰囲気といろが出たいい写真ですね。
Commented by 虫林 at 2008-07-16 21:55 x
山形の方は例年通りの発生だったみたいですね。岩手の三陸のチョウアカはいつもよりとても少なく、例年の10分の1程度でした。そのため、開翅は写せなかったので、羨ましく拝見しました。
いいな~。
Commented by thecla at 2008-07-16 23:27 x
kmkurobeさん、コメントありがとうございます。
私もウラキンを狙って撮影しに行ったことがないのですが、擦れた個体に出会うことが多く、こんなに綺麗な個体を撮影できたのは始めてです。
今回、他のゼフは絶不調だったのですが、綺麗なウラキンが撮れたので満足度は結構高いものがありました。
Commented by thecla at 2008-07-16 23:31 x
虫林さん、コメントありがとうございます。
山形のチョウアカもこの産地以外は例年より個体数が非常に少なかったそうです。岩手も同じだったのですね。
個体数が多い割りに開翅撮影にはとても苦労しましたが、一度撮れると不思議なものでパカパカ開いていました。
でも、他のゼフはちょっとフライング気味だったこともあって不調でした。
Commented by 霧島緑 at 2008-07-19 09:42 x
深いオレンジ色が目に染みます。
シットリ感のあるウラキンの金色がまた良いですね。これでは満腹になりますね。
Commented by thecla at 2008-07-19 16:18 x
霧島緑さん、コメントありがとうございます。
チョウアカ、ウラキンで満腹になったせいか、その後のグリーン系のゼフはイマイチ恵まれていないかも(^^;
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