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2008年 09月 14日

2008年9月中旬 静岡のウラナミジャノメ再訪

今日も暑くなりそうだが、先週空振りしたウラナミジャノメに会いにもう一度出かけることにした。
ウラナミジャノメを探す前に、まずはミヤマシジミでウォーミングアップ。先週に比べてオスは少し擦れた個体が多い。
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ミヤマシジミ♂ 開翅 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
メスはまだ綺麗な個体が多い。このメスはうっすらとだが、前翅にも青燐が乗っている。
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ミヤマシジミ♀ 開翅 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
ウォーミングアップも終わったので本命のウラナミジャノメを探すことにする。大量のウラナミジャノメを見ているとだんだん気持ちが萎えてくるので、今日は前回来たときに一番有望そうだと思った場所へ直行する。
相変わらず出てくるのはヒメウラナミジャノメばかりだが、その中に飛んでいる時の翅の質感が少し違う個体が混じっていた。竹の葉に止まったので近づいて見ると後翅の紋が3つ。やっとウラナミジャノメに会えた。
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ウラナミジャノメ 静止 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
この後すぐ藪の奥の方に飛び去ってしまったので、他の個体を探して周囲をうろうろするが、やっぱりヒメウラナミジャノメばかり。一回りして最初にウラナミジャノメを見た場所に戻ってくると少し飛び方が違う個体が出てきた。気のせいかもしれないが、飛んでいる時に翅が厚ぼったく感じるのだ。
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ウラナミジャノメ 静止 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
見失わないように追い回していると直射日光の当たる場所に止まってくれた。
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ウラナミジャノメ 静止 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
地味な蝶だが、直射日光が当たると縁毛が輝いて中々綺麗だ。裏面はある程度撮れたので後は開翅と思うのだが、ヒメウラナミジャノメのようにはパカパカ開いてくれない。静止した瞬間に翅を開くことがあるのだが、一瞬なので合焦が間に合わないし、割と敏感で近づこうとすると逃げられることも多い。こいつ開かんのか~、と思った頃翅を開いてくれた。
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ウラナミジャノメ 開翅(吸蜜) CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
急にサービスが良くなったと思ったら、吸蜜中だった。
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ウラナミジャノメ 開翅(吸蜜) CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
大分余裕が出てきたので飛翔写真にもチャレンジした。ただ、暗い場所を飛ぶことが多いので、ISO800にしても絞りが開放になってしまい難しい。それでも家に帰ってPCで見てみるとトリミングとレタッチで何とか見れるものがあった。
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ウラナミジャノメ 飛翔 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
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ウラナミジャノメ 飛翔 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
まずは、最初のターゲットは撮影できた。次はクロコムラサキを探しに行くとしよう。 <続く>

今回、撮影できたウラナミジャノメは家に帰ってから全画像を見直したところすべて同一個体だった。まだ発生初期かもしれないから、やっぱり先週はフライングだったということにしておこう。
最後になってしまいましたが、ダンダラさんポイント情報ありがとうございました。

by toshi-sanT | 2008-09-14 00:39 |


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