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2009年 02月 01日

オフシーズン企画 2008年の小遠征 北アルプスの夏休み①

昨年の夏は気合を入れて高山蝶を撮影するため、北アルプスの稜線まで登った。槍~穂高の稜線は雲がかかって、時折うっすらとガスがかかる天候だったが、その分撮影機会は多かったように思う。そこで、7月、8月分の記事で載せきれなかった画像を中心に紹介したい。

〔ミヤマモンキチョウ♀〕
メスは羽化直後のような個体も見られ、また登山道内のミヤマダイコンソウで長時間吸蜜してくれる個体もいた。
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ミヤマモンキチョウ♀ 吸蜜 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
7月に掲載した画像の方が背景のボケが綺麗だけれど、前翅の白の透過感はこっちの方がいいかもしれない。
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ミヤマモンキチョウ♀ 吸蜜 CANON EOS Kiss DX SIGMA 17-70mm Macro
登山道脇というか登山道そのものだから、広角で撮影すると登山者が写る場合もある。雲の中の槍~穂の稜線の代わりにこんなのもいいだろう。

7月に掲載した際、翅形のやけに尖った個体がいた。
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ミヤマモンキチョウ♀ 吸蜜 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro (再掲)
シーズンオフになって画像をじっくりチェックして見たら、こんな画像が見つかった。
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ミヤマモンキチョウ♀ 吸蜜 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro (全て同一個体)
この日はかなり風が強かったから、羽化直後でまだ少し柔らかい翅が風にあおられて先端が少し折れ曲がって尖ったように見えたようだ。

〔ミヤマモンキチョウ♂〕
オスはメスに比べて少し翅が痛みピンクの縁取りが薄くなった個体が多かったので納得のいく写真は少なかった。
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ミヤマモンキチョウ♂ 吸蜜 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
吸蜜植物は何だろうと思って調べてみると、ミヤマママコナのようだ。この花は若葉まで赤紫だから、草がかぶっていなければ結構良い絵になりそうだ。
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ミヤマモンキチョウ 飛翔 CANON EOS Kiss DX SIGMA 17-70mm Macro
これもちょっと草がかぶってしまったが、ミヤマダイコンソウに吸蜜に止まる瞬間、鮮やかなピンクの縁取りが写っていて少しうれしい。さしずめ、人力逆パスト単射(笑)といったところだろうか。

やっぱり夏の北アルプスの山上は苦労して登るだけの甲斐はある。
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by toshi-sanT | 2009-02-01 15:14 | | Comments(14)
Commented by maeda at 2009-02-01 20:57 x
まだ生きている蝶を見たことがない種です。
いつかは会いに行かねばなりません。
縁毛の赤が強烈ですね。
Commented by cactuss at 2009-02-01 21:02
1枚目、朝日を浴びた状態でしょうか?きれいですね。
ピンクの縁取りが浅間山系のものよりも強く出ている様な気がしますが、気のせいでしょうか。
Commented by thecla at 2009-02-01 22:10 x
maedaさん、コメントありがとうございます。
大雪の高山蝶もいいですが、北アの高山蝶もいいですよ。登るのはちょっとしんどいですけど、一度は訪れる価値ありです。
Commented by thecla at 2009-02-01 22:20 x
cactussさん、コメントありがとうございます。
撮影時間は10時頃だったので斜め少し前方から太陽が当っていたのではないかと思います。
ピンクの縁毛は、すぐ色褪せてしまうので、たぶんこの個体はこの日羽化した個体なのではないかと思います。
Commented by kenken at 2009-02-02 07:31 x
ピンクの縁取りが奇麗ですね。青空と登山者とのマッチもえぇもんです。
なかなかこの標高まで登る気がしないのが現状ですが・・・
「人力逆パスト単射」なかなか笑えます。見事にアブ?も捉えているところが生々しいです。
Commented by ダンダラ at 2009-02-02 13:07 x
2枚目は賀状に使われたものと同じ時に撮影したものですね。
人間が入ると面白くなりますが、この場合は空間の広がりが失われてしまった気がして、賀状用のものが好きです。
Commented by banyan10 at 2009-02-02 16:04
年賀状は家族が間違えて持っていて、先週ようやく手元に来ました。(笑)確かに、人もいる位置で効果的な場合と、そうでない場合がありますね。
theclaさんもせっかくなので10円奮発して写真用の年賀ハガキ使ってみてはいかがでしょうか。
Commented by thecla at 2009-02-02 23:18 x
kenkenさん、コメントありがとうございます。
ミヤマモンキはこのピンクの縁取りが綺麗に出ると本当にうれしいもんです。
山から降りたときはしばらくもういいかと思うのですが、今時分はまた登りたくて仕方が無くなっています。登っている最中は、しどい~と思うくせにね。
今年も飛翔は人力でいきます(爆)
Commented by thecla at 2009-02-02 23:24 x
ダンダラさん、ご明察です。
賀状の方の画像が、2枚くらい後のカットになります。この1カット前の絵が登山者がもう少し左を歩いていて面白かったのですが、肝心の蝶がピン甘になってしまいました(^^;
Commented by thecla at 2009-02-02 23:25 x
banyanさん、コメントありがとうございます。
昨年は色々バタバタしているうちに年末になってしまい、写真用のを買いそびれてしまいました。
皆さんの年賀状を拝見していて、次こそは写真用をちゃんと買おうと思いました(^^;
Commented by ainomidori443zeph at 2009-02-02 23:53
アルプスモンキはアサマモンキより綺麗に見えますね。こうなると、どうしても一度はお目に掛かりたくなってきますね。
Commented by thecla at 2009-02-03 23:06 x
愛野緑さん、コメントありがとうございます。
アルプスモンキの方がアサマモンキよりだらだら発生するようですから多少時期をはずしても綺麗な個体の撮影確率は高いかもしれません。
また、広角は断然アルプスモンキの方が映えますね。
是非、一度お試しを、早朝5時から登れば日帰りも可能ですよ、私は2度とやる気はありませんが(笑)
Commented by chochoensis at 2009-02-04 17:34 x
theclaさん、こいう素晴らしい写真を拝見すると、もう一度観察に行って見たくなります・・・それにしても翅の先端が鋭角なのはビックリですね!
Commented by thecla at 2009-02-04 23:17 x
chochoensisさん、ありがとうございます。
羽化直後で翅が柔らかく、高山の強い風のせいでこんな感じに写ったのだと思いますけど、こんなのも写真ならではの楽しみ方なのかもしれないと思ったりしています。
北アのは環境というか蝶のいる風景も非日常な要素が強いので、今年も、やっぱりもう一回行ってみようかなんて思っています。
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