この週末の天気は曇りか雨で気温もあまり上がらない予報。こんなことなら先週日曜日も遠出しておけば良かったと思いながら、近所の多摩丘陵を歩きながら普通種をじっくり撮影することにした。
〔ヒメウラナミジャノメ〕
どこにでもいる蝶でしかも地味なため、案外ちゃんとした写真を撮っていない。いざ、撮ろうとすると草が邪魔で案外撮影しにくい。しかも、♂♀の区別も頭に入っていないことに気がついた。確か、翅が丸みを帯びていて腹部が太いと♀だっけ。そうするとこれは♂かな。
ヒメウラナミジャノメ 開翅 CANON EOS Kiss DX SIGMA 17-70mm Macro
〔コチャバネセセリ〕
コチャバネセセリ 吸蜜 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
〔クロヒカゲ〕
曇り空のせいか、結構開翅するクロヒカゲがいた。ただ、撮影出来た個体は翅の表が痛んでいるものが多く残念。
クロヒカゲ♂ 開翅 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
クロヒカゲ♀ 静止 CANON EOS Kiss DX SIGMA 17-70mm Macro(ストロボ発光)
クロヒカゲ♀ 開翅 CANON EOS Kiss DX SIGMA 17-70mm Macro(ストロボ発光)
開翅&翅全体にピンが来た画像、撮ろうとすると普通種でも中々開翅平面と垂直にならず難しいことが改めて実感された。
〔トラフシジミ〕
ふと足元のハルジオンを見るとオレンジ色のシジミが止まっていた。まだアカシジミには早いよなと思って近付くとトラフシジミだった。どうも生き残りの♀のようで、1時間以上、ひたすら吸蜜していた。ちょっと色褪せて春型と夏型の中間のような色合いなので、広角での画像を中心に撮影。
トラフシジミ 吸蜜 CANON EOS Kiss DX SIGMA 17-70mm Macro
トラフシジミ 吸蜜 CANON EOS Kiss DX SIGMA 17-70mm Macro
トラフシジミ 吸蜜 RICHO Caplio GX8
この個体は開翅も披露してくれた。大分痛んだ個体だけれど、地味な蝶ばかりだったので一部残った鱗粉の輝きがうれしい。
トラフシジミ 開翅 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
この個体が飛び去った後は、風もかなり強くなったので、撮影を切り上げることにした。