カテゴリ:蝶( 570 )


2005年 08月 02日

7月下旬の上高地-その他の蝶

クモマベニヒカゲを観察した翌日、息子と共に今度は梓川沿いを散策する。
散策路沿いに所々樹林が切れた陽だまりにヒヨドリバナなどが咲いている空間があり、様々な蝶が吸蜜に訪れたり、路上に静止する姿が見られる。
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コヒオドシ静止


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ツマジロウラジャノメ開翅

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ツマジロウラジャノメ吸蜜


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カラスシジミ吸蜜

これらの蝶を撮影し一服していると、上空からひときわゆったりと舞う蝶が現れ、目の前の地面に静止する。
太い白帯から一目でオオイチモンジのメスとわかるが、一瞬見惚れてしまいカメラを構えるのを忘れてしまう。
われに返り、あわててカメラを構えるが、「また来年いらっしゃい」とでも言うように彼女は飛び立ち、はるか上空に消え去ってしまった。
しばらく同じ場所で待ち続けたが、再び出会うことはなく、明神岳をはじめとした周囲の山々稜線にかかる雲が徐々に下がってきたため、後ろ髪を引かれる思いはあるもののあきらめて戻る。
山荘に預けた荷物を受け取り、バスターミナルに着いた瞬間、土砂降りの雨に変わった。
オオイチが撮影できなかったのを悲しむべきか、子連れで雨に降られなかったことを喜ぶべきか、複雑な思いを抱えながら土砂降りの上高地を後にした。
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by toshi-sanT | 2005-08-02 23:22 | | Comments(10)
2005年 08月 01日

7月下旬の上高地-クモマベニヒカゲ

夏休みの家族旅行を兼ねて上高地へ出かけた。
気合を入れて早朝出発のはずだったが、色々と手違いがあり(君達もうたまごっちを忘れないでね)、到着がずいぶんと遅くなってしまい河童橋周辺を散策して終わってしまった。
翌日、女房と娘はケーキのグルメツアーに出かけ、私と息子は穂高への登山道を行けるところまで登ることとする。
樹林帯を抜けると視界が開け、振り返ると河童橋周辺の建物の屋根がはるか下に見える。
さらに沢沿いの高度を上げると、一頭のクモマベニヒカゲが現れクガイソウの花に止まる。
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クガイソウが咲き乱れる一角があり、次々と吸蜜に訪れる。
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ズームの広角サイドで周りの環境を入れて写して見るとこんな感じ。高山蝶という雰囲気が出ているだろうか。
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よく見ると、白い縁取りのないベニヒカゲも混じっているが、敏感で近寄らせてくれず、証拠写真程度のものしか撮れなかった。
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何とかヒュッテまで登り、私はビール、息子はラーメンで乾杯。
ヒュッテの上部には、良さそうな草付が見え、あそこまで登れれば・・・・と思ったが、無理をせず引き返すことにする。
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by toshi-sanT | 2005-08-01 22:13 | | Comments(7)
2005年 07月 23日

長野県岡谷市

八ヶ岳山麓のミヤマシロチョウを観察するつもりで出かけたが、小雨の中子連れで1時間以上歩く気がせず、ブログ仲間から情報をいただいたヒメヒカゲに目標を変更した。
ポイントの草地に着くなり、一頭のヒメヒカゲがお出迎え。兎にも角にも初撮影。
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しばらく追いかけ回していると、じみ~な翅表も撮影できた。
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これは幸先がいいと他の個体を探すことにして、少し移動するが、全く見つからない。
30分ほど少し痛んだコヒョウモンモドキを追いかけたりしながら、探すが結局最初の個体だけで他には見つけることが出来なかった。
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ちらっと採集者を見かけたので、彼に採集されてしまったのか、もともと個体数が減っているのかはわからないが、少し心配になった。
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〔ヒメヒカゲ舞う草原〕
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by toshi-sanT | 2005-07-23 20:30 | | Comments(7)
2005年 07月 18日

長野県東御市 ミヤマモンキチョウ再訪

先週も訪れたのだが、いまひとつ消化不良に終わったので、今度は家族を連れて再訪した。
女房と娘は山に登らず高原を散策したいというので、息子だけを連れて山に登る。
ポイントに着いたのは10:30頃。先週とは異なり、何頭も舞うのが見え、メスも混じっている。個体数は結構多そうだ。
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そこそこ吸蜜に時間をかけてくれるので新鮮な個体を選んで撮影した。
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静止、吸蜜は撮れたので、交尾、産卵を狙ってみるが、チャンスが訪れない。
そのうち娘から飽きたので早く戻って来いとの電話が入ったので、あきらめて反対側の斜面でミヤマシロを狙いながら戻ることにする。
下山途中で、新鮮なメスが吸蜜しているところにオスが飛び込んできた。
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すわ、と狙ったのだが、どちらも吸蜜に夢中で発展しない。羽化直後なのか、食欲の方が勝っているようだ。
ミヤマシロは、一頭大空を舞うのを目撃したが、それだけ。ミヤマシロの多いポイントは全てミヤマモンキが占拠している感じでやはり一週間ほど早かったようだ。
本日一番多く目撃したのがミヤマモンキ。羽化直後の個体も多く、最盛期はこんなに多いのかと改めて思った。今まで苦労したのは、単に時期が悪かっただけだったようだ。

それで、息子の方の写真はどうかというと・・・・・・メスの飛翔写真を決められてしまった。(やばっ)
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他にコヒョウモンモドキも撮影しようと思ったのだが、子供たちも疲れたようなので、高原の宿に向かうことにする。
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by toshi-sanT | 2005-07-18 18:48 | | Comments(10)
2005年 07月 09日

長野県東御市

7月に入ったとたん、どうしても高山蝶に会いたくなった。
日帰り&子連れという条件を考え、比較的手軽に会えるミヤマモンキチョウにした。
気合を入れて早起きするつもりだったが、体が言うことをきかず、ポイントに着いたのは11時を回ってしまった。
飛び回っていると中々シャッターチャンスがないな、などと考えながら、2年前に♀を撮影した場所を中心に見て回るが、全く姿が見えない。
咲いている花も少なく、ひょっとしてフライングか?と不安になったが、目の前を黄色い影が横切り、クロマメノキの花に止まった。
羽化したてのピンクが鮮やかな個体だったが、角度が悪く、ろくな写真にはならなかった。
その後姿は見かけるが止まってくれない。ようやく、1頭が近くに止まり吸蜜を始めた。
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先ほどの個体ほど新鮮ではないが、とりあえず、♂を撮影することが出来た。
その後は、風が強まり、寒くなってきたのであきらめて下山することにした。
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下山途中でクジャクチョウを撮影した後、草原にヒメシジミが舞うのを見かけた。
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でも、これアサマみたいに見えるのだが・・・・・。
今日は、あと一歩踏み込みが足りない写真が多く、ミヤマモンキも結局、2回しかシャッターチャンスがなかったが、良しとしよう。
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by toshi-sanT | 2005-07-09 20:37 | | Comments(12)
2005年 06月 26日

山梨県

子供たちは女房とお出かけ。
天気も良いし、早起きも出来たので、ゴールデンウィーク前半に山梨で見つけた草原にアサマシジミを探しに出かける。
といってもアサマシジミは見たことすらないので、なんとなくいそうだなと思っただけで自信はない。
目的の草原に9時頃に着くと、アヤメと一緒にナンテンハギ(ネットで調べて覚えていった)が、これはと思ったら、大き目のブルーのシジミが・・・あっさり見付かった。
翅は中々開いてくれなかったが、しばらく待っていると、開いてくれた。
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塩山では先週すでにボロだったようだが、ここは標高が高いためか、鮮度は良いようだ。
その後、パラパラとオス、メスとも飛び始めるが、一向に開翅してくれない。
仕方がないので後方から半開き状態を狙ってみた。
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これはこれで、チラリとしたブルーが良いかもしれない。
次は交尾シーンをと思って探すが、見つからない。
あまりの暑さに「もういいや」と思って車に戻る途中、1頭のオスが求愛行動を取っているように見えた。残念ながらそのオスは振られたようだが、よく見るとメスの後ろに先客が。
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暑さでバテたが、アサマシジミの楽園での気持ちの良い半日であった。
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by toshi-sanT | 2005-06-26 17:15 | | Comments(10)
2005年 06月 11日

横浜市都筑区

ついに梅雨入り。残念ながら、仕事と天候の関係で遠征は断念。
雨粒はまだ落ちてこないようなので、遅い朝食後、車に補助輪付自転車とキックボードを積み近所の公園へ出かける。
住宅街の中、せせらぎ沿いに遊歩道があり、植栽木も多いがコナラなど雑木も残っている。自転車、キックボードの子供たちの後ろをついていきながら小1時間ほど自然観察。
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木陰で茶色いチョウがちらちらしているのが見え近づくとムラサキシジミだった。
ちょっと目を離したすきにいなくなってしまったが、いることはわかったので開翅シーンはまた今度狙おう。
先週日曜日の午後、同じこの公園でアカシジミ、ミズイロオナガを見かけた(ろくな写真は撮れず)が、今日は時間帯の関係か見つけることが出来なかったが、注意深く見て回れば他にも色々観察できそうだ。


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ベニシジミ。
シジミチョウサイズだと、1:4の28-200mズームマクロでは物足らない。
90mくらいの1:1マクロが欲しいところだが・・・。


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モンキチョウの産卵。
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by toshi-sanT | 2005-06-11 16:11 | | Comments(2)
2005年 06月 05日

親子で撮影記(1)-富士川のギフチョウ 4月上旬

ブログを始めたのは良いものの全くフィールドに出られない状態が続いている。
ちょっと古いが、ブログを始める前の撮影記を。
ネットで調べると静岡県某所のギフチョウが保護のおかげもあって比較的簡単に見ることが出来る場所があるらしい。
細かいポイントはわからないが、行ってみれば何とかなるだろうと思い、小学3年になる息子を連れて出かけてみることにする。
車を止めて歩き出すが、尾根に出る道がなくどうも様子が変だ。ちょうどそのとき息子が、「おとうさん大変だ、カメラを忘れた」と言い出したのでカメラを取りに車に戻る。
車に戻ると、ちょうどギフチョウ保護の会の腕章を付けた方がいて話を聞いてみると、やっぱり間違えていた。息子よ、カメラを忘れてくれてありがとう。
丁度これからパトロールでポイントまで行くので案内していただけるというので、お言葉に甘えることにした。
ポイントは、下刈りされた明るい林で足元にはランヨウアオイが見られる。
しばらく待っていると、ギフチョウが飛び始めた。気温が高いためか、時間が早い割には敏感で撮影には苦労する。
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林が開けスミレが多く咲いている場所を見つけ、早めの昼食をとりながら待つ。
時折、吸蜜に訪れるが、ひとつの花で吸蜜時間は短く以外に難しい。
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それでも何とか吸蜜シーンを撮影できたので満足して日帰り温泉に寄り帰ることにする。
日帰り温泉に向かう途中、シドケ、アザミの芽を少し摘み本日の夕食に加えた。
<息子の作品>
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by toshi-sanT | 2005-06-05 23:13 | | Comments(4)
2005年 05月 22日

白馬のカタクリとギフチョウ-2005年5月上旬(2)

前日、ギフチョウの訪花シーンが撮れたため、高浪の池からヒスイ峡へドライブ。
ヒスイ峡では、もしかしたらクモツキでもと思ったが、そんなに甘い話はなく、帰り道の小さな沢沿いでコゴミを物色して終了。
翌日は、もう帰らなければならない日。最後に息子と共に初日のカタクリポイントを再訪。
ギフチョウが飛び始めるのを待っていると同じ様に子連れでカメラを持った方が現れた。
よく見ると、昨年石砂山、ここ白馬でお会いした方だった。偶然の再会に驚き、あいさつを交わすと、昨日ここでイエローバンドも見かけたそうだ。
雑談しながら、しばらく待っているとギフチョウが数頭飛び始めた。そのうち1頭が近くのカタクリの花上に静止したのでそっと近づき写真を撮る。
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シャッターを押すとき何か変だなと思ったが、引き続きカタクリで吸蜜を始めたのでそちらを狙う。
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一段落して液晶画面を確認してみると、黄色い縁取りが、イエローバンドだった。
開きかけのカタクリの花びらが邪魔と言えば邪魔だが、これはこれで味があるかなと思い満足することにする。
この後、飛翔写真を狙うがこちらはさっぱり。この間、ひたすら林内の水の流れにかかった枯葉をほじくり返していた息子も作業が終わったようだ。
一緒になった方も目的のイエローバンドが撮影できたようで、連絡先を交換して2家族ともこの林から離れた。
帰路の中央道は、談合坂から大渋滞。生来短気のため、渋滞を嫌い大月ICで下り、秋山村、牧馬峠、宮が瀬経由、厚木ICから東名で帰宅した。
無茶なルート選択が功を奏したか、思ったより早く着き、白馬近辺で失敬したタラノメ、コシアブラ、ハリギリ、コゴミの山菜てんぷらが我が家の夕食を飾った。
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by toshi-sanT | 2005-05-22 01:32 | | Comments(7)
2005年 05月 21日

白馬のカタクリとギフチョウ-2005年5月上旬(1)

5月の連休に家族を連れて白馬に出かけた。
朝5時過ぎには家を出たのだが、すでに中央高速はIC付近から大渋滞、国立府中、八王子を通り過ぎ結局相模湖ICから乗るはめになってしまった。
しかし、そのおかげで渋滞地帯を回避できたようで、何とか10時過ぎには白馬村の雑木林に到着した。
林の中に入ってみると、一面カタクリの絨毯だった。
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しばらくすると、1頭のギフチョウが現れカタクリに止まった。あわてて近づきシャッターを押す。
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その後は、飛び回るだけで止まってくれず、そのうちどこかに飛び去ってしまった。
しばらく待ってみるが、次の個体は現れない。そのうち子供たちが呼びに来たため、タイムアップ。
昼食を食べた後、神城の貞麟寺へ向かう。d0054625_2095049.jpg
境内にあるエドヒガンの枝変り種、樹齢300年を超えるシダレザクラを見るのが目的だ。
昨年来た時は残念ながら葉桜だったが、今回は丁度見頃だった。
境内、駐車場、裏山のあちこちにカタクリの群落もあり、キクザキイチゲ、ハルリンドウ、ショウジョウバカマなどの花々も咲き、春の花々の観察には良いところだ。
午後をここでまったりと過ごし、今夜の宿へと向かった。
連休初日は、念願のギフチョウのカタクリでの吸蜜シーンも撮れ、まずまずであった。
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by toshi-sanT | 2005-05-21 21:17 | | Comments(2)