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カテゴリ:高山植物( 6 )


2007年 02月 18日

大雪の高山植物(2)

今日は、朝から雨、3時頃から日が差したが、どうも疲労がたまっている感じがしたので一日ごろごろして過ごしてしまった。こんな日は、鍋と酒で過ぎし夏に思いをはせるのも悪くない。
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コマクサ
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コマクサ
雪解けが遅かったせいか、まだ花をつけていない株も多かった代わりに、咲いている株の花は新鮮だった。
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ミヤマキンバイ
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エゾコザクラ
このエゾコザクラの画像はレタッチで赤を強調した。オリジナル画像は、ピンクが青になってしまっていた。GX8は青が強調される傾向があるが、特にサクラソウは色が変になる気がする。
高山のサクラソウは好きな花なのだが、銀塩をデジタル化するとすっきりした色にならないし、機会があれば全部撮りなおしたいと思っている。
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エゾコザクラ レタッチ前 これではスミレだ。

チョウの画像がしばらくなくて寂しいので、ダイセツタカネヒカゲの蔵出しを。
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岩の上で横倒しになったのでその裏側から撮ってみた。めったにないアングルだと思うのだが、別に模様が違うわけでもなく、特段変わったこともない(^^;
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by toshi-sanT | 2007-02-18 21:12 | 高山植物 | Comments(14)
2006年 01月 28日

つれづれの記(7) イワイチョウの咲く天幕場

学生時代の夏、黒岳~白雲~忠別を経てトムラウシ山を目指した。化雲岳の巻き道にザックをデポし、空荷でトムラウシを往復した後、ひさご沼のほとりで幕営した。
当時のひさご沼は、水場、トイレなど何も無く、沼か近くの雪渓が水場だった。今は避難小屋が設置されているらしいが、当時は小屋など無かったように思う。
沼の周囲にはイワイチョウが咲き乱れ、イチョウ型の肉厚の葉と白い花が午後の日差しの中で輝いていたことだけがやけに印象に残っている。
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1985年7月 イワイチョウとひさご沼
翌日は、天人峡温泉に下山するだけなので、友人と酒を酌み交わしながら、日が暮れるまで沼と雪渓を眺めながら静かな一夜を過ごした。
翌日、化雲岳に登り返す途中で振り返ると雄大なトムラウシの山容が縦走の最後を祝ってくれているようだった。
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1985年7月 エゾカンゾウとトムラウシ山

※越冬中のウラギンシジミ、今日見てみたら・・・・いなくなっていた。
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by toshi-sanT | 2006-01-28 22:47 | 高山植物 | Comments(2)
2005年 09月 04日

昔の写真から(4) ホウオウシャジンとタカネビランジ

今日は、いくつか家の用事を片付ける合間に、先日CDに焼いた昔の写真を整理した。
今年は、2000mクラスの山には行ったが、あまり高い山に行かなかったことに気がついた。
子供が一緒に行くようになったので、フィールドに出る頻度は圧倒的に多くなったのだが、まだ日本アルプスクラスは難しい。
そこで昔撮った鳳凰三山の花で高山に行った気分に浸ることにする。
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岩壁に生えるホウオウシャジン

地蔵岳の岩場の隙間から垂れ下がるように咲いていた。写真が古いので少し色が褪せてきているが、岩場の隙間に生えるホウオウシャジンらしい特徴が出ていると思っている。
平らな岩の上に生えているものも見つけたが、岩から垂れ下がる方が似合っていると思う。
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岩の上に生えるホウオウシャジン

また、南御室小屋から薬師岳、観音岳にかけての稜線にはタカネビランジが多く見られた。
特に薬師岳への登りでは、大きな株が至るところで見られ、花崗岩の白砂にピンクの花が映えていた。
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タカネビランジ

両種ともいまだ健在らしいが、昔に比べると少なくなっているという話も聞く。今の状況を確かめたいと思ってはいるのだが、中々行く機会が得られないでいる。
夜叉神から登る途中、山火事跡と呼ばれ、北岳をバックにヤナギラン、クガイソウが咲き乱れベニヒカゲが舞う場所があったのだが、もう木が伸びてしまったのだろうか。
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by toshi-sanT | 2005-09-04 22:25 | 高山植物 | Comments(6)
2005年 08月 07日

山梨県牧丘町

下界のあまりの暑さにどこか高原に出かけたいと思い、家族を連れて以前から気になっていた山梨県の乙女高原に出かける。
スキー場として切り開かれた斜面が、スキー場閉鎖後もボランティアの手で草刈が継続され、高茎草原として維持されているらしい。
今年は花の写真をあまり撮っていなかったので、亜高山性の花をじっくり観察することにした。
ロープが張られた遊歩道が整備されており、コースによって20分程度から1時間程度で一回りできるようだ。
スキー場としては物足らないな、でも昭和30年代にはこんなものでも十分だったのかな、などと思いながら子供たちを連れてなるべくアップダウンの無いコースを一回りする。
それでも結構花々が観察できた。
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マツムシソウ

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ノアザミ

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コオニユリ

一周して車に戻ろうとすると、ヤマハギにトラフシジミの夏型が止まった。良く見てみると産卵しているようだった。
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by toshi-sanT | 2005-08-07 22:57 | 高山植物 | Comments(6)
2005年 07月 16日

昔の写真から(3) コマクサ

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 北燕、常念、木曽駒、八ヶ岳、大雪、いくつかの山でこの花の群落に出会った。
炎天下、やっとの思いで風吹き渡る稜線に辿り着き、砂礫地に点々と広がるピンクの花を見つけた時の喜びは格別だ。
 可憐な風貌に似合わず、砂礫が移動し他の植物が生息できないようなところでも根を張る力しぶとさも持っている。だから、盗掘などの人為的圧力がなければ、いつまでも可憐な花を見せ続けてくれるはずだ。
 ただ、写真を撮るとなると以外に難しい。日中の直射日光の下ではどうしても平板になり、色合いを再現するのが難しいように思う。また、新鮮な花の時期が短いのか夏山シーズンには色あせてしまっているものも多い。
 そんなわけで、霧も薄れた夕方、ウェット感をだそうと思って比較的若い株を、地面に這うような角度から狙ってみた。20年前の大雪山、天候にめげて停滞を決めた黒岳での思い出だ。

 今日は、連休初日だが、疲れていたのでな~んにもせず、ゴロゴロして過ごす。明日は、天候が微妙だが出かけよう。どこに行こうかな。
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by toshi-sanT | 2005-07-16 20:33 | 高山植物 | Comments(10)
2005年 05月 28日

昔の写真から-ハヤチネウスユキソウ

d0054625_22303772.jpg東北地方早池峰山特産種。
白い綿毛がついた花びらのようなものは葉の一部。
欧州アルプスのエーデルワイスに最も似た花と言われるが、本場のものより茎の太さなどむしろ東北の力強さ、粘り強さを感じる。

1999年7月初旬の日曜日、早池峰山を訪れた。
梅雨の晴れ間を狙ったのだが、河原の坊に着くなり大粒の雨が、何故か早池峰はいつも雨の中だ。
日曜日の午後だけあって、多数の登山者とすれ違う。多くの登山靴で磨かれた蛇紋岩は、濡れるとすべりやすいので慎重に登る。
山頂の避難小屋で待機していると風が強いが、霧は薄くなってきた。
カメラのみ手に持ち、山頂から少し下った岩陰で何とか撮影出来たが、まだ咲きかけだった。

その後、山頂の避難小屋で一人夜を明かし、霧雨の中平津戸登山道を下山したが、結局、日曜日の夜から誰とも出会わず一昔前の早池峰山を思わせる山行だった。
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by toshi-sanT | 2005-05-28 22:35 | 高山植物 | Comments(4)