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2005年 09月 23日

9月下旬 神奈川県湘南地区

 娘に絵日記の宿題が出ているので題材探しにでかける。交通情報を確認すると連休初日とあって中央道は大渋滞、東名も事故渋滞のようだ。仕方が無いので第三京浜経由で湘南方面に出かける。
 まずは、海に程近い山の上に車で登り、展望台から湘南の海を見下ろすことにする。ここには、無料の望遠鏡があり、子供たちの良い遊び道具になった。展望台から少し歩いたところにヒガンバナの群落があるらしい。娘は歩きたくないとゴネたため、息子だけ連れて見に行く。
 群落は、ロープを張って保護してありそれなりの規模だが、期待していたほどではない。ただ、一株だけ白花のヒガンバナがあった。
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 また、鳥にやられたのか、後翅がほとんど欠落したカラスアゲハが飛び回っていた。
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 展望台に戻るとツマグロヒョウモンの雄が吸蜜に訪れていた。雌は何度か撮影したのだが、雄はまだ撮影できていなかったのでちょっとうれしい。
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 その後、HP仲間から情報をいただいたミカン畑とヒガンバナ群落を見に行く。大きなヒガンバナにベニシジミが吸蜜に来ているのを見つけた。花の大きさとのコントラストがおもしろいと思った。
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 モンキアゲハなどブラック系のアゲハもヒガンバナにやってきていたが、こちらのほうは残念ながら、あまり良い写真にはならなかったが、思ったより暑くなったので引き上げることにする。
 帰る途中、刈入れ間近の水田脇に、一段と背の高い紫色のススキのようなものを見付けた。近づいてみると赤米のようだ。田んぼのごく一角だけなので、お供え用だろうか。
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by toshi-sanT | 2005-09-23 22:51 | | Comments(6)
2005年 09月 18日

9月中旬 鎌倉のアカボシゴマダラ

 複数の方から情報をいただき、鎌倉のアカボシゴマダラを探しにでかける。
 本来、日本では奄美諸島にしか分布しない種だが、誰かが中国産を放したところ鎌倉周辺に居ついたらしい。放蝶行為、ましてや外国産を放つ行為自体には問題があるのだが、居ついてしまったものはしかたがない。
 薄暗い林の中を登っていくと、ムクゲの花での吸蜜が観察された場所に出る。しばらく待っているとふわふわと何処からともなくアカボシゴマダラが現れ、ムクゲの花の周りを飛ぶ。飛び方は、本当にアサギマダラのようだ。中々止まらず撮影チャンスがないが、何回目かに近くのクスノキの葉にに止まる。
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 クスの葉が邪魔だが、翅を広げると後翅の赤紋が青空に映える。
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 黄色い口吻を伸ばし、ずっと何かを吸っている。露だろうか。
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 飛翔速度がゆっくりとしているので、飛翔写真を狙ってみるが、ふわふわと風にあおられるように飛ぶためか、飛ぶ方向の予想がしずらく難しかった。
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 ある方の手法を真似てみたが、住宅地のすぐ脇を飛んでいることがわかると思う。
 予想以上に暑くなったのと、ネットを持った採集者が多くなってきたので、公園の外周を一回りして帰ることにする。途中、林の中でカラスアゲハが飛ぶのを観察できた程度でひたすら暑かった。
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by toshi-sanT | 2005-09-18 22:49 | | Comments(10)
2005年 09月 17日

9月中旬 長野県東御市 高山蝶の幼虫観察(2)

 ミヤマモンキの幼虫観察の後、HP仲間から情報をいただいたミヤマシロチョウの食樹のある場所へ向かう。
 ミヤマシロチョウはメギ科のメギ、ヒロハノヘビノボラズといった鋭いとげを持つ木を食樹としている。この日は台風15号から変わった低気圧の影響か風が非常に強く、とげ付の食樹が風にあおられて激しく揺れ凶器と化しており、「ヒトサワレズ」といった状態だ。
 それでも遠目から観察しても複数の巣とおぼしきものが見つかる。手を伸ばしやすい枝先の巣を片手で押さえながら撮影する。
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 冬までにはもっと大きな巣を作り集団で越冬するのだが、この季節はまだ巣といえるほど大きなものではない。
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上から覗き込むと、葉の根元を糸でかがり、幼虫たちが体を寄せており、周囲の葉には食痕が見られる。
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 ミヤマシロチョウの幼虫は毛虫タイプかつ集団を作るため、あまりアップの写真には向かないのでこの程度の大きさにしておく。
 枝の根元の方にも同じような食痕および巣が見られるが、ちょと近づけない。
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 ざっと見渡したところかなり巣が確認でき、厳しい冬を超え夏には多くの可憐な姿を見せてくれそうだ。
 また、口直しに親の方の姿を。
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ミヤマシロチョウ訪花(2003年7月撮影)
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ミヤマシロチョウ静止(2003年7月撮影)

最後になりましたが、貴重な情報を提供いただいたBANYANさんありがとうございました。
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by toshi-sanT | 2005-09-17 01:38 | | Comments(9)
2005年 09月 14日

9月中旬 長野県東御市 高山蝶の幼虫観察(1)

 久しぶりに一人の休日。どこに行こうかと思ったが、猛烈な残暑の予報。ちょっと遠いが夏にミヤマモンキチョウを観察した山に出かけることにする。もう蝶も花も季節は終わり、紅葉には早い季節だが、山を歩くだけでも残暑の下界よりましだろう。
 駐車場に車を停め歩き出す。夏にキャンプをしたキャンプ場も花はほとんど終わり、ベニヒカゲの姿もさすがに見えない。
 さらに登っていくとミヤマモンキチョウの食樹クロマメノキが眼に入る。登山道脇のこんなところで見つかれば苦労は無いと思いながら念のため葉を見ると、あっさりと幼虫が見つかった。スプーンカット状の食痕がある葉の柄の近くに2頭の幼虫が静止していた。
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 摂食時以外には頭を下にしていることが多いと聞いていたが、その通りだった。
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 一度見つけることが出来ると眼が慣れるのか、歩きながら見てみると他にも見つけることが出来た。
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 葉の先の部分からスプーンですくったように葉脈を残しながら食べるようだ。
 ミヤマシロチョウの幼虫探しをした後、帰り際にもう一度最初に見つけた場所に戻るが、葉の上に幼虫の姿がない。おかしいなと思ってよく見てみると、枝のところに移動していた。
 しばらく観察していると、元の葉に戻り、摂食を始めたようだ。
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 5分ほどするとまた移動を始めたのでほんの1口か2口齧った程度かもしれない。
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 葉の半分ほど食べると別の葉に移動するらしいので、新しい葉で摂食を始めるのかもと思ったのだが、枝の上でまた動かなくなってしまったので、あきらめて下山した。
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今年7月中旬に撮影したメス(芋虫ばかりなので口直しに)
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by toshi-sanT | 2005-09-14 21:59 | | Comments(12)
2005年 09月 12日

9月11日 東京都町田市

 川崎・横浜北部、町田にかけて所々に緑地公園として、昔の多摩丘陵の面影を残した緑地が点在している。グラウンド、フィールドアスレチックなどの施設と共に、雑木林、谷戸なども残されている。
 少しだけ早起きしてその中の2つばかり回ってみる。駐車場に車を停め歩いてみると、グラウンド、フィールドアスレチックなどの施設と共に、雑木林、谷戸なども残されている。適期に来れば、平地性ゼフィルス、オオムラサキなども観察できそうな林も残っている。
 子供がフィールドアスレチックで遊んでいる合間に周囲を観察すると、ナミアゲハに混ざってツマグロヒョウモンが吸蜜に訪れていたのを見つけた。
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 雄は見た目も飛び方もいかにもヒョウモンなのだが、雌の方は、カバマダラのような姿の上に飛び方まで、マダラチョウのような飛び方をする。青空を背景にするといかにも南方系のチョウという感じだ。
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 次にもうひとつの緑地公園に寄ってみる。こちらの公園も雑木林が部分的に残されているようだが、暑くなってきたので、駐車場周辺の散策にとどめる。
 道路わきのマメ科植物の周囲を複数のキチョウが飛んでいる。よく見ると産卵行動をしているようだ。
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 また、交尾個体も見つけることが出来た。よく見ると、羽化直後の雌を目ざとく見つけ、交尾したようで、雌がさなぎにつかまったままだ。
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 シロチョウ科では、羽化直後の雌に対して交尾を行うという話を聞いたことはあったが、自分の目で観察するのは初めてだ。残念ながら交尾に至る過程は観察できなかったが、雄と雌の大きさが倍くらい違うし、結構おもしろい写真になったのではないかと思う。
 今回、駆け足で2つの緑地公園を回ってみたが、雑木林がよく残されている。季節を変えて訪れてみると色々発見がありそうだ。

付記 週末ADSLモデムが故障してしまった。今日、モデムを交換して事無きを得たのだが、ネットにつながらないことがこんなにストレスだとは思わなかった。ネットを使っているのではなく、ひょっとして使われているのか・・・・・・・・。
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by toshi-sanT | 2005-09-12 22:37 | | Comments(8)
2005年 09月 04日

昔の写真から(4) ホウオウシャジンとタカネビランジ

今日は、いくつか家の用事を片付ける合間に、先日CDに焼いた昔の写真を整理した。
今年は、2000mクラスの山には行ったが、あまり高い山に行かなかったことに気がついた。
子供が一緒に行くようになったので、フィールドに出る頻度は圧倒的に多くなったのだが、まだ日本アルプスクラスは難しい。
そこで昔撮った鳳凰三山の花で高山に行った気分に浸ることにする。
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岩壁に生えるホウオウシャジン

地蔵岳の岩場の隙間から垂れ下がるように咲いていた。写真が古いので少し色が褪せてきているが、岩場の隙間に生えるホウオウシャジンらしい特徴が出ていると思っている。
平らな岩の上に生えているものも見つけたが、岩から垂れ下がる方が似合っていると思う。
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岩の上に生えるホウオウシャジン

また、南御室小屋から薬師岳、観音岳にかけての稜線にはタカネビランジが多く見られた。
特に薬師岳への登りでは、大きな株が至るところで見られ、花崗岩の白砂にピンクの花が映えていた。
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タカネビランジ

両種ともいまだ健在らしいが、昔に比べると少なくなっているという話も聞く。今の状況を確かめたいと思ってはいるのだが、中々行く機会が得られないでいる。
夜叉神から登る途中、山火事跡と呼ばれ、北岳をバックにヤナギラン、クガイソウが咲き乱れベニヒカゲが舞う場所があったのだが、もう木が伸びてしまったのだろうか。
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by toshi-sanT | 2005-09-04 22:25 | 高山植物 | Comments(6)
2005年 09月 03日

9月上旬 横浜市青葉区

朝ちょっとだけ早起きして子供を連れて近所へ自然観察に出かける。
住宅地の脇なのだが、谷戸に沿って広がる田んぼ、用水池などが残り、昔の多摩丘陵の面影をちょっとだけ残しているところだ。
春先から初夏には、セリ、ノビルなどを目当てに時々訪れていたが、暑い季節は初めて。
車を停めると早速、ウラギンシジミ雄がお出迎え、車の周囲を飛ぶ。
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ウラギンシジミ 
田んぼの周囲を歩くとヒカゲチョウ、ヒメジャノメ、ウラナミジャノメなどが静止している姿を見つけることが出来た。
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ヒカゲチョウ 吸水
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ヒメジャノメ

田んぼの稲は大分頭を垂れていた。
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一時間ほど周囲を散策したが、暑さに耐え切れなくなったので退散した。
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by toshi-sanT | 2005-09-03 21:43 | Comments(10)