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2005年 11月 28日

2004年 スイスの花と蝶(6) バッハアルプゼー

フィルストから山上の湖バッハアルプゼーの往復コースは、展望も良くグリンデルワルト周辺で1、2を争う人気コースとなっている。
グリンデルワルトのメインストリートの先にあるテレキャビン乗り場からフィルストに向かう。テレキャビンの下には冬はスキーコースになる斜面が広がる。冬にはさぞかし雄大な斜面となり、思いっきりかっ飛ばしたらさぞかし気分が良いだろうな、でもコースが長いので最後まで体力が持つかな、などと考えていると終点のフィルストに着いた。
フィルスト駅の標高が2,167m、バッハアルプゼーの標高が2,265m、2,200m前後のなだらかなハイキングコースが続く。フィルスト駅の上部もリフト1本分ほどゲレンデになっているが。その斜面に一面にミヤマキンポウゲが咲き乱れている。
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ミヤマキンポウゲ(背景はアイガー)

所々水分を含んだ土が露出しているところがあり、日本のヒメシジミのような大型のシジミチョウが吸水に来ていた。
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少し大きめのブルーのシジミチョウ、小さいのはコウジレイシジミ
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翅裏はこんな感じ、日本で類似の模様は見たことが無い
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2種類のシジミチョウの集団吸水

また、先日見かけたシロオビヒメヒカゲに似たCoenonympha gardettaが吸蜜に来ていた。ちょっと遠いがきれいな翅の色の蝶だ。残念ながら表翅は撮影できなかったがどんな模様なのだろうか。表は以外に地味だったりして。
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足元にはリンドウの仲間Gentiana vernaが咲いていた。これも「エンチアン」の仲間で、青いリンドウはとりあえず「エンチアン」と言っておけば良いようだ。ただ、似た種類が多いので同定には自信がない。
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振り返るとシュレックホルン(4,078m)が見えた。
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露出が手前の山道にあってしまったが、まあいいか。

<ベビーカー>
このハイキングコースは車1台が通れるくらいの道幅がある、冬場にはスキー場から湖までスノーハイキングの人気コースでもあるようだ。
びっくりしたのは、このハイキングコースをベビーカーを押しながら歩く外人さん(あっ、彼らから見れば我々が外人さんか)がいたこと。
もっとも、ベビーカーは日本のようなちゃちなものではなく、ゴムタイヤ、スプリングのサスペンション付きのオフロード用ベビーカー、本当にびっくりした。写真撮っておけば良かった。
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by toshi-sanT | 2005-11-28 23:19 | スイス | Comments(12)
2005年 11月 27日

2005年11月下旬 川崎市高津区

朝起きると今日も気分の良い晴天だが、昼までに絶対に帰ってこなくてはならない。そこで、家から近いシラカシ林のある公園に出かける。ここは、駐車場が土日は有料なのと人が多いので今まで敬遠していた。
公園内のツワブキの花が目立つ陽だまりに、ムラサキシジミが日光浴をしていた。

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ムラサキシジミ雌
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ムラサキシジミ雄
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ツワブキの花に吸蜜に訪れている個体も撮影できた。

ムラサキシジミが舞っている空間のそばの植え込みで、一回り大きな黒っぽい蝶を見つけた。近付いてみると、ムラサキツバメが朝露を吸っているようだ。
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ムラサキツバメ
シャッター音で脅かしてしまったのか、少し奥に移動したが、翅を開いてくれた。
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ムラサキツバメ雄 開翅
光の角度が悪いため少し移動しようとした瞬間に飛び去られてしまった。
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森林公園というだけあって思った以上に自然が残されており、近くにありながら、今まで見落としていたことを反省。
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by toshi-sanT | 2005-11-27 15:50 | | Comments(12)
2005年 11月 26日

2005年11月下旬 房総の山歩き

今日は、ディズニーランドへ出かける予定だったが、娘が「おたふくかぜ」になってしまった。幸い、熱も大したことがないが、外出禁止らしい。そのため、息子を連れての外出指令。
どこに行こうかと考えたが、地図をにらみながら、見当を付け、水色の輝き求めて、房総の原生林に出かけることにした。
車を停めて歩き出すと、深い緑の照葉樹に紅葉した落葉樹が混じる林が見える。
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ツツジも赤く紅葉しているが、良く見ると咲いている花もある。
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たった2つだけ残った柿が青空に映える。
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成虫で越冬するムラサキシジミがツバキの花にもぐりこんで吸蜜をしているようだ。
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道端のタラノキも黄葉し、濃い紫の小さな実をたくさんつけていた。
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あれっ、わざわざ、何しに来たんだっけ。水色の輝き? まあ、こんな日があってもいいだろう。いつもだと困るが。
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by toshi-sanT | 2005-11-26 20:56 | Comments(4)
2005年 11月 23日

2005年11月下旬 横浜市都筑区 

 天気が良いので、紫系のシジミチョウでも撮りに出かけようと思ったが、昼過ぎまで用事があり、3時頃に近くの公園に出かける。この時間だと、小川沿いの散策路はもう日が翳り気味になっている。散策路沿いの草も草刈が入ったため、何か物寂しい。
 それでも、良く見てみると花や葉につかまり静止している蝶の姿が見つかる。ただこの季節は日が当たらないと飛ばないようで、じっと動かない。
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ヤマトシジミ
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ベニシジミ
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カモがいた
そろそろ、キラキラ光るものも撮影してみたいが、週末の天気はどうだろう。
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by toshi-sanT | 2005-11-23 22:36 | | Comments(3)
2005年 11月 23日

2004年 スイス シャレーの生活

 グリンデルワルトでの滞在は貸し別荘を使った。1週間単位で借りれるため、一ヶ所に滞在するには便利だ。料金も3LDKで10数万円、ホテルに1泊か2泊する料金で十分だった。
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この1偕部分を借りた。
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庭のテーブルからは、谷を挟んでアイガーが正面に見える。
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へたなホテルより、見晴らしが良い
アイガーを正面に見て右手側は羊の放牧地になっていて、開放感がある。
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 のんびりと時間が流れる土地では、あくせくしないに限る。3時頃からアイガーを眺めながらビールを飲む。日差しは強いが、パラソルを立てると湿気が無いため、すごしやすい。
 北アルプスの稜線の山小屋のテラスで峰々を眺めながらのビールに匹敵するが、風景を独り占めしているという点ではそれ以上かもしれない。
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 9時頃まで明るいため、夕食後はスイスワインを飲む。生産量が少なく全部スイス国内で消費されてしまうそうだが、結構いける。肉屋で買ってきた生ハム、サラミ、チーズもうまいが、やはり最高の肴はアイガーだ。

<食事>
自炊のため、日本から米、すしの素、味噌、醤油などを持ち込んだ。夕食は自炊とレストランとほぼ半々だった。駅周辺にはいくつかスーパー、レストランもあり、買い物、食事には困らなかった。
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by toshi-sanT | 2005-11-23 21:09 | スイス | Comments(9)
2005年 11月 20日

2004年 スイスの花と蝶(5) グローセシャイデック

グローセシャイデックから尾根沿いにしばらく行くと車道とハイキングコースの分岐がある。ここは車道より少し上に付けられたハイキングコースを進む。道の両側にはお花畑が広がり、終始アイガーを左手に見ながら進む気分の良い道が続く。
こ前日のアイガーグレッシャーでは見かけなかかった蝶を2種類ほど見ることが出来た。
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シロオビヒメヒカゲに似た蝶 Coenonympha gardettaか?
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小型ヒョウモン

また、アイガーグレッシャーで見かけた小型のシジミチョウがここでも見られた。雄は結構きれいなブルーだった。
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小型のシジミチョウ
裏面はこんな感じ
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<グローセシャイデックで見かけた花>
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アルペンローゼ 背景はアイガー
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アルペンローゼ 少しアップにしてみた
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Gentiana kokiana Gentianaの名前のつく青い花を総称して「エンチアン」という愛称で呼ぶ。グリンデルワルト村のバスのボディにも大きなエンチアンが描かれている。

<アルプス三大名花>
エーデルワイス・アルペンローゼ・エンチアンをアルプス三大名花と呼ぶらしい。
では、エーデルワイスはと言うと・・・・
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エーデルワイス(栽培)
残念ながら、今回の旅では残念ながら、野生のエーデルワイスを見ることはかなわなかった。元々、野生のエーデルワイスが観察できるようなコースには行けなかったのだが。
ただ、くやしいので、村のレストランに植えられていたエーデルワイスを撮影した。でも食事している人がいてすこし恥ずかしかった。日本だったらできないだろうな。

ハイキングコースの終点は、スキー用ゴンドラの途中駅シュレックフェルト。ほとんどの人がもうひとつ上のフィルストへ行くため、とても静かだ。小さなレストランがあり、アイガーを眺めながら地ビールで乾いたのどをうるおす。
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by toshi-sanT | 2005-11-20 20:52 | スイス | Comments(13)
2005年 11月 19日

2004年 スイスの花と蝶(4) グローセシャイデック

スイス滞在2日目、朝食をとった後、バスでグローセシャイデックへ向かう。グリンデルワルト氷河を過ぎると九十九折れの坂道を警笛を鳴らしながら登っていくとグローセシャイデックの峠に着く。
峠からはナイフの刃のようなアイガーの山容が望め、反対側にはマイリンゲンへ向かうバス道路が見える。
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アイガー(3970m) この方向から見るアイガーが一番鋭角的かもしれない
グローセシャイデックの峠からシュバルツホルン(2928m)の斜面をトラバースするように平坦なハイキングコースがシュレックフェルトのゴンドラ駅まで延びている。ゴンドラ駅までコースタイムで1時間40分の高山植物が多い気持ちの良い散歩道だ。
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ゴンドラ駅までのハイキングコース 牛も放牧されている
ピンクの絨毯のように見える花は、Silene dioicaという花で、ピンクのマンテマという感じだ。
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Silene dioica
日本のマンテマのような花も多く見られる
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Silene vulugaris

ハイキングコースを少し進むと、目の前の路上にタカネヒカゲに良く似た蝶が止まった。
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日本のタカネヒカゲと同じく、結構敏感で近付けなかったが、少し追いかけると草の中に止まり動かなくなったので、逆光気味だが十分近付いて撮影することが出来た。
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タカネヒカゲの仲間

<スイスの牛の放牧>
夏場は2,000m以上の高度まで牛が放牧されている。お花畑に見えるところはほとんど放牧地と思って良く、うっかり腰をおろすと牛の落し物が目の前に鎮座することになる。
もっとも、乾燥しているからか、匂いはほとんど感じない。最初は、ゲッと思ったのだが、すぐに慣れてしまい、家族全員すぐ脇に転がっていても平気でランチを摂ったりするようになった。
また、標高の低いところから、冬に備えて牧草として刈ってしまうようだ。そのため、時期が遅い場合は注意が必要かもしれない。グリンデルワルトの村周辺の牧草地は帰る頃には大分刈られてしまっていた。
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by toshi-sanT | 2005-11-19 00:26 | スイス | Comments(12)
2005年 11月 17日

2004年 スイスの花と蝶(3) クライネシャイデック周辺

クライネシャイデック周辺で見かけた花と蝶
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リュウキンカ
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コヒオドシ訪花 この角度だとコヒオドシに見える
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高山性の蛾かな 日本の山でも同じようなものを見た気がする 花はイブキトラノオの仲間
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高山植物の咲く原からクライネシャイデック方面を望む、黄色い花はAnthyllis alpestris 旅行中いたるところでよく見かけた。

クライネシャイデックへは、子供の足でゆっくり」歩いて2時間弱で着いた。レストランで昼食を摂った後、スーツケースを受け取りにグリンデルワルトの駅へ戻った。

<フライレールバゲージ>
スイスエアを使うと成田空港でチェックインした後、ダイレクトに主要駅まで荷物を運搬してくれるサービスがある。荷物の到着が1日遅れになるので、一箇所に滞在しないと使いにくいかもしれないが、スーツケースを抱えて動かなて良いので子連れの我々には便利だった。
帰りも同様、フライト前日に駅に持ち込むと、成田空港で受け取るだけで良かった。
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by toshi-sanT | 2005-11-17 23:13 | スイス | Comments(4)
2005年 11月 14日

秋 点描

週末のスーパーの駐車場、ふと見ると、秋晴れの空に少し色づきだしたキンカンが。
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花壇のヤマトシジミ、午後の柔らかな光の中、裏翅の模様が片側透けて見えた。秋の太陽の角度がなせる業か。
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別に、だから何だってことはないのですが・・・・秋です。
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by toshi-sanT | 2005-11-14 23:03 | Comments(8)
2005年 11月 13日

2004年スイスの花と蝶(2)

 アイガーグレッシャーからクライネシャイデックのハイキングコースの上部は、風が強いためか、日本の森林限界以上の稜線近辺でよく目にする、砂礫交じりの背が低い草地に近い印象だ。生えている花もチョウノスケソウの仲間など地面にへばりつくように咲いているものが多い。
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Dryas octopetala チョウノスケソウの仲間
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Ranunclus alpestris ほとんど茎がつかず、匍匐するように咲いていた。
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マーガレットの野生種(アルプスマーガレット?)風が強い場所ではこんな風に背が低い
ここで、素早く飛ぶ小さな黒いシジミチョウを見つけた。
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ここでは裏面を撮影できなかったが、ルリシジミのようでごく小さなごまをちらしたような斑紋だった。

山腹を回りこむようになったあたりから、ミヤマキンポウゲなど黄色の花が増え、少し背の高いお花畑になった。日本のシナノキンバイくらいの大きさの黄色い花が見られたのもそのあたりだった。シナノキンバイとの違いは、花が開かずミニキャベツのような形になっていること。別名「グローブフラワー」とも呼ぶらしい。
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Trollius europaeus グローブフラワー
また、アサヒヒョウモンかホソバヒョウモンに似た小型のヒョウモンチョウの姿も見られた。
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小型のヒョウモンチョウ(吸蜜) 吸蜜している花は日本のキジムシロに似ている
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小型ヒョウモン(ちょっとピンボケ) 多分↑と同じ種類だと思うのだが
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ハイキングコースは途中で線路を渡り返す。アイガー北壁の中を抜け、ユングフラウヨッホへ向かう登山電車が良く見える。
あれっ、まだクライネシャイデックに着かない。
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by toshi-sanT | 2005-11-13 16:16 | スイス | Comments(9)