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2006年 06月 25日

2006年6月下旬 神奈川県→山梨県

金曜日、4時起きしてW杯を見たりしたものだから(一瞬、夢見ちゃいましたね~)、日曜日になっても少し疲れが残り、朝起きるのがつらい。
それでも、7時過ぎには家を出て、神奈川県某所にキマルリの探索へ向かう。
発生木周辺の下草、花を見て回るが、見つからなかった。発生木の目の前の民家の方の話では少し遅れ気味らしい、個体数は少ないが毎年見ることは出来るらしい。
空も暗くなり風も出てきたので、夕方また寄ることにして、昨年見つけたアサマシジミポイントを覗いてみることにして山梨方面へ向かう。
ポイントに着く直前から、雨粒が落ちてきた。幸い雨粒が落ちる程度の小降りのため撮影自体は何とかなりそう。道路わきにはモミジイチゴがたわわに実っている(一部お持ち帰り~)。ポイントに着くと、花の感じが昨年より一週間早い感じでヒョウモンチョウの姿もない。・・・・気温も低く、やばいかもしれない。
仕方が無いのでアヤメに止まっていたキアゲハを広角接写することにした。すると丁度うまい具合に翅を開いてくれた。
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キアゲハ RICHO GX8
それでもあきらめきれずに、草原をうろうろしていると、羽化したばかりと思われるアサマシジミがよたよたと目の前に飛んできて静止した。慌てて傘を片手にカメラを取り出す。
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アサマシジミ♂ 静止 CANON Eoss Kiss D SIGMA 70-300mm
じっとしているので、GX8での広角接写にもチャレンジした。
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アサマシジミ♂ 静止 RICHO GX8
多分今日はこの個体しか見つからないだろうから、翅を開くのをじっくり待つことにする。待つこと20分、翅を開いた。
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アサマシジミ♂ 開翅 CANON Eoss Kiss D 70-300mm
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アサマシジミ♂ 開翅 RICHO GX8
1頭だけだったが、今年もまたアサマシジミに会うことが出来た。この後雨足が強くなってきたので撤収することにした。
次にミヤマシジミを探そうと移動するが、ポイント周辺に着くと雨粒が落ちだす。仕方が無いので温泉に行くと、雨が止む。まるで「雨男」にでもなった気分だ。
その後、さくらんぼ園によって完熟佐藤錦を購入したりしているうちに時間が遅くなった。中央道は渋滞の上、また雨粒が落ちてきたため、夕方のキマルリはあきらめて帰ることにした。
まあ、そのうちチャンスもあるだろう。
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by toshi-sanT | 2006-06-25 21:44 | | Comments(22)
2006年 06月 24日

2006年6月下旬 神奈川県川崎市

今日は久しぶりに天気の良い休日、朝起きて、カメラを置いて小学校へ向かう。そう、授業参観日だったのだ。
夕方、ちょっと時間が出来たので、家から一番近い、ハンノキのある湿地へ行ってみた。
ひょとしてミドリシジミがいたらいいなと思ったのだが、いたのはルリタテハだけだった。
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ルリタテハ 静止
ISO800にし、300mmで撮影。それでもちょっと暗いしノイズも目立つがまあ良しとしよう。
他には、アジサイの花にカノコガが来ていた。こちらはGX8で。
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今日はこれだけ。明日も雨は降らないようだし、どこかに行こう。
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by toshi-sanT | 2006-06-24 21:54 | | Comments(4)
2006年 06月 18日

父の日は・・・・雨

父の日は、一人で遠征を家族に許してもらうはずだったのだが、色々あって私の両親と食事会になってしまった。
夕方、近くのハンノキを探索しようと思ったが、雨足が強く断念。ということで今日は何の画像も撮影しなかった。
そこで、昨日撮影した鳥の画像を。鳥に関しては無知なので、種類がわからない。どなたか教えてください。
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鳥1
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鳥2
撮影場所はどちらも横浜市都筑区。

いよいよこれからW杯クロアチア戦。気合を見せてくれ日本代表!
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by toshi-sanT | 2006-06-18 21:33 | Comments(10)
2006年 06月 17日

2006年6月中旬 町田市、横浜市都筑区

天気予報を見ると今日は梅雨の中休み、昼過ぎからは晴れ間もでそうだ。ただ残念なことに娘の覚えたたての自転車遊びに付き合うことになっている。
この間補助輪を取ったばかりなので、車に自転車を積み町田市の公園まで出かける。駐車場で自転車を降ろし、自転車で回る娘について公園を一周した。ついでに少し撮影を試みたが、テングチョウを見ただけだった。
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テングチョウ
1時間ほどで娘も自転車遊びには満足したようなので、栗林に移動してちょっとだけ撮影に付き合ってもらうことにする。
クリの花を見て回ると、雑木林の縁にあるクリの花にウラナミアカシジミが吸蜜に訪れていた。クリの木自体は結構高いため、中々撮影できる距離に来ないがそれでも300mmが威力を発揮してくれた。平地性ゼフィルスではウラナミアカが今年の初撮影になった。
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ウラナミアカシジミ 吸蜜
ふと気がつくと、ちょっと遠いが撮影しやすい葉の上に静止している個体がいた。
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ウラナミアカシジミ 静止
ヒョウモンチョウの仲間も来ていたが、メスグロヒョウモンの雄のようだ。
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メスグロヒョウモン♂ 吸蜜

午前中娘に付き合ったため、午後は息子の自転車に付き合うことにして、昨年アカシジミを見た川沿いの遊歩道へ。ただこちらはクリの花が終わっていた。よく考えたら、昨年より一週間遅かった。それでもクリの葉裏で静止しているミズイロオナガシジミを見つけることが出来た。
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ミズイロオナガシジミ 静止
しかし、今日は蒸し暑かった、夏はもうすぐ。
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by toshi-sanT | 2006-06-17 23:01 | | Comments(15)
2006年 06月 10日

2006年6月上旬 長野県北部

週末の天気予報は、梅雨入りしたというのに信州方面は晴れ。早起きして出かけるが、思ったより雲が多い。昨年はがした親指の爪は大分生えてきたのだが、かえって深爪をしたようになってしまって長距離を歩くのが不安なので、前回大雪に負けたお手軽ポイントに向かう。
雪は大分解けており、いい感じだが、日が差さない。現れるのは、スジグロと越冬明けのキベリタテハと採集者。ここは非合法のはずなのだが、網を持ったまま堂々と登山道を行ったりきたり。
昼ごろまで待つが、一向に日が差さず、スジグロすら飛ばなくなってしまったので、車の近くまで戻り、撤収するかどうか考えることにした。皮肉なことに車まで戻ると日が差してきた。
日差しに誘われて出てきたのは、クモツキでもクマツキでもなく、ただのサルだった。
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戻ろうかと思ったが、これまた駐車場から網を持ったまま堂々と上に向かう人が一名、駐車場で網を持ったままうろうろする人が2名ほど。どうやらここは採集者の聖地のようだ。
こんな居心地の悪いところはごめんなので、あきらめてヒメギフの幼虫でも観察して帰ることにする。
春にヒメギフの産卵を撮影した場所につくと、まだウスバシロチョウが見られた。
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ウスバシロチョウ吸蜜
くもの巣に3頭がまとめて引っかかっていた。
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帰るときに見たら2頭になっていたので1頭は脱出できたようだった。
その後、春に産卵を撮影した場所に向かった。下草が伸びていて印象が大きく異なるが、ほどなく食痕のあるウスバサイシンが見つかった。葉を裏返すと、ヒメギフの幼虫が見つかった。
写真を撮ろうとしたら葉から落ちてしまったので、やらせ写真だが表側に乗せて撮影した。
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ヒメギフチョウの幼虫
車に戻り、ウスバシロチョウと遊んでいると、ヒメシジミがいた。
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開翅も撮影できた。
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サムライ・ブルー!
こういう日は、さっさと帰ってW杯でも見よう。
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by toshi-sanT | 2006-06-10 23:24 | | Comments(24)
2006年 06月 03日

2006年6月上旬 長野県東信地方

「蝶と里山の浪漫紀行」のMさんから誘っていただいた「オオルリシジミ親子観察会」に出かけた。
観察会場は広大な工場の敷地内、そこにクララを植栽するなど保護活動が行われている。
観察会は参加者が100名以上、昆虫写真家の海野氏も参加するなど盛大なものだった。またブログ仲間の
あやばべる/撮影日誌のFさん、蝶と山・てくてく写日記のBさんも来ていた。
今日は、天気も良いのでロングレンジで使えて撮影倍率も高いSIGMAの70-300mmをデジイチに装着し、フライング気味だが観察会の前に発生地を見て回る。
最初に出迎えてくれたのは、比較的きれいな♂だった。
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オオルリシジミ♂ 静止 CANON Eoss Kiss D SIGMA 70-300mm
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オオルリシジミ♂ 吸蜜 CANON Eoss Kiss D SIGMA 70-300mm
ひょっとして♂の時期かと思ったら、メスの姿もあちこちで見られ、特徴のある翅の表を見せてくれた。
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オオルリシジミ♀ 開翅 CANON Eoss Kiss D SIGMA 70-300mm
オスに比べ、メスの方が黒紋のアクセントがあって綺麗だ。中には、比較的黒紋の発達した個体もいた。
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オオルリシジミ♀ 吸蜜 CANON Eoss Kiss D SIGMA 70-300mm
観察会では、10名くらいがひとつの班になってオオルリシジミを守る会の会員の方の説明を聞きながら案内していただく。
10時頃からは、あちこちで交尾個体、クララでの産卵などが観察できた。
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オオルリシジミ交尾 RICOH Caplio GX8
このような溜池周辺が本来の発生地のひとつ。しかし、この個体は少し黒紋が流れているような気がするが・・・。
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オオルリシジミ産卵 RICOH Caplio GX8
晴れた週末の一日、オオルリシジミ(本州産亜種)の様々な生態を観察できたのはとてもうれしい。
「親子観察会」ということなので、息子の作品を。
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オオルリシジミ静止 RICOH Caplio R4
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オオルリシジミ交尾 RICOH Caplio R4

オオルリシジミは、信州では、田畑の畦、土手、河川の堤防沿い、溜池が生息地であり、昔は広く分布していた。
しかし、①圃場整備等の土地開発(生息環境の破壊)、②農薬散布(農薬に極端に弱いため、空中散布により大きな被害を受ける)、③食草クララの減少(毛根がほとんど無いため、養分を吸い上げるのに時間がかかり、一度草刈に合うと群落の回復に時間がかかる)、④限られた地域への採集者の集中などの理由により、1990年代後半にはほとんど野生絶滅になってしまった。
その後「オオルリシジミを守る会」が平成13年に発足し、クララの群落調査、増殖、環境整備、当地産の累代飼育個体の放蝶、などの保全活動を行っている。
その甲斐あって、放蝶個体由来の自然環境下での発生も徐々に見られるようになっており、いずれは、飼育個体の放蝶はやめ自然発生個体ばかりにしたいそうだ。
地元の農家の方々も、クララの群落の周辺は誤って刈らないように機械ではなく、手作業で行うなどの手間のかかる作業をされていると聞く。
ここ信州では、オオルリシジミは農村の蝶だ、地域の方の努力で「自然発生個体」が乱舞する光景が回復することを心から願う。

最後になりましたが、貴重な情報をいただきましたMさん、ありがとうございました。またMさんのお姉さまには、観察会申し込みの手続きをしていただいた上、お土産まで頂戴し誠にありがとうございました。
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by toshi-sanT | 2006-06-03 22:15 | | Comments(33)