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2006年 09月 30日

2006年9月下旬 神奈川県川崎市宮前区

娘が風邪をひっていしまったため、今日は遠出をやめて、息子を連れて午前中だけ近所の公園へ出かける。
ナガサキアゲハの雌でもヒガンバナに来ていないかと期待したが、今日は姿がない。その代わり、ムラサキツバメの雌が来ていた。
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ムラサキツバメ雌 静止 CANON EOSS Kiss D SIGMA APO 70-300mm
一瞬開翅したのだが、撮影チャンスは無かった。
萩の回りをキチョウ(そう言えば、今はキタキチョウというらしい)が飛び回っているが、その中で2頭が仲良く何かにつかまっている。良く見ると色づきだした蛹につかまっている。そこにもう1頭が飛び込んできて3頭の雄がからみ合う形になった。
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キタキチョウ 求愛(蛹) CANON EOSS Kiss D SIGMA APO 70-300mm 
1頭は3頭目の雄を追っていき、1頭残った雄は、別の個体が近付くと翅を広げて威嚇するようなポーズを取ったりしておもしろい。
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キタキチョウ 求愛(蛹) CANON EOSS Kiss D SIGMA APO 70-300mm
シロチョウ科は、羽化直後の雌に交尾をするため、羽化が近い蛹に求愛をするというが、自分の眼で観察できたのは初めてだ。
昨年同様、蛹殻につかまった交尾シーンが撮れないかと思い、少し時間を置いて戻ってみたが、羽化はしておらず、雄も1頭もいなくなっていたので、蛹を撮影。
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キタキチョウ 蛹 RICHO Caplio GX8
帰り際、公園の出口に向かう道端に意外なものが静止していた。何とアカボシゴマダラだった。
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アカボシゴマダラ 静止 CANON EOSS Kiss D SIGMA APO 70-300mm
神奈川県内で各所に分布を広げているのは知っていたが、まさか多摩丘陵の東端まで侵攻してきているとは思わなかった。
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アカボシゴマダラ 静止 RICHO Caplio GX8
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アカボシゴマダラ 静止 RICHO Caplio GX8
綺麗な蝶なのだが、ツマグロヒョウモン、ナガサキアゲハ、ムラサキツバメなど元々日本に生息していて分布を北上させたのならともかく、元々日本にいない(奄美のものとは別亜種)ものが放蝶で増えたのだから複雑だ。
ここ多摩丘陵では、数が少ないもののオオムラサキがいる場所もあるので影響がなければ良いのだが。
本来、日本に生息していない外来種が生態系に与える影響は極めて大きい。生き物達に罪はないが、むやみに外来生物を離すのは止めてもらいたいものだ。

<追記 10月1日>
今日、ちょっとのぞいてみたが、まだ蛹は羽化していなかった。その代わり、蛹の回りに昨日より多い4頭のオスが集まっていた。
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by toshi-sanT | 2006-09-30 23:40 | | Comments(25)
2006年 09月 29日

2006年9月下旬 長野県東御市 秋のミヤマ兄弟

久しぶりに休暇が取れた。どこに行こうか迷ったが、山歩きがしたかったので今年の夏行けなかった浅間連山に出かけることにした。
関東平野はどんよりと曇り、雨粒が落ちることもあったが、信州に入ると青空も見えてきた。どうやら気持ちよい秋の山歩きが出来そうだ。
ツツジ類はもう赤く色づいており、この分だとクロマメノキの葉も一部なら赤く色づいているかもしれない。そう今年も「田淵行雄」の真似事をしてみようというわけだ。
昨年ミヤマモンキチョウの幼虫を見つけたクロマメノキでは今年も幼虫を見つけることが出来た。しかも頭を上にして摂食行動中のようだ。
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ミヤマモンキチョウ 幼虫 摂食行動 RICHO Caplio GX8
幼虫が食べたばかりのところはまだ緑色が残っている。残念ながら紅葉した葉の上でというわけにはいかなかったが、赤く色づいた葉も一緒に写っているから良しとしよう。
もう少し標高を上げれば紅葉した葉も多いに違いないと思い、標高を上げる。しかし、紅葉しているのは、風の通り道のようなところの株ばかり、また、そんな株には母蝶も卵を産み付けないのか、全く幼虫の姿は見当たらない。ようやく2匹目の幼虫を見つけたが、半分しか赤くなっていない。
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ミヤマモンキチョウ 幼虫 静止 RICHO Caplio GX8
後ろにクロマメノキの実も写ったので、これはこれでいいかもしれない。
その後も幼虫を探してみるが、さっぱり見つからない。探しながら頂上に着いてしまったので昼食にした。今日の昼食はSAで買ってきた高崎駅の鳥弁当。高崎駅といえばだるま弁当が有名だが、私はこっちの方が好きだ。
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次にミヤマシロチョウの幼虫巣を探した。これも昨年と同じ場所で見つけることが出来たが、まだ越冬巣といえるほど大きな巣になっていない。昨年より10日以上遅いのだが、幼虫も小さく巣の大きさも昨年と同じくらいだ。
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ミヤマシロチョウ 幼虫巣 RICHO Caplio GX8
ヒロハノヘビノボラズの棘だらけの枝を良く見ると3齢くらいの大きさの幼虫を1匹だけ見つけた。
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ミヤマシロチョウ 幼虫 RICHO Caplio GX8
随分大きさに差があるが、夏の天候があまり良くなかったため、産卵時期に結構ばらつきがあったのだろうか。

最後に、最初に幼虫を見つけた場所に戻ると、摂食行動は終わり、そのまま頭を下にして休止していた。
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昨年に比べ、数が少ないのが(単に見つけられないだけか?)気になるが、来年の夏も多くの姿を見せてくれることを期待したい。

今回は芋虫・毛虫ばかりなので、口直し。
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ミヤマモンキチョウ 2003年8月 現東御市 PENTAX MX 100mmマクロ
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ミヤマシロチョウ 2006年7月 八ヶ岳 CANON EOSS Kiss D SIGMA APO 70-300mm

口直しその2.今日の秋山はこんな感じ。
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やっぱり山歩きはいいなあ。
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by toshi-sanT | 2006-09-29 23:55 | | Comments(18)
2006年 09月 24日

2006年9月下旬 都心の蝶

今日は用事があって都心に出かけた。用事をこなす前にちょっとだけコンデジで都心の蝶を撮影してみた。
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イチモンジセセリ RICHO Caplio R4
手前の石は、これでも江戸城外郭の石垣だ。
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アゲハチョウ RICHO Caplio R4
右上の隅にちらっと写っているのは究極の人工物とも言える首都高。
江戸城の遺構と高速道路、工夫によっては都心も捨てたものではないかもしれない。
※コンデジの色調設定を「濃い」に変更した試し撮りだったが、中々派手目な発色で良い気がする。
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by toshi-sanT | 2006-09-24 23:18 | | Comments(14)
2006年 09月 23日

2006年9月下旬 川崎市宮前区

起きたら思ったより天気が良く日が差しているため、近所の公園へ行ってみる。
昨年ムラサキシジミを多く見かけた場所に行くと1頭だけだったが、ムラサキシジミが顔を見せてくれた。
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ムラサキシジミ CANON EOSS Kiss D SIGMA APO 70-300mm
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ムラサキシジミ 開翅 CANON EOSS Kiss D SIGMA APO 70-300mm
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ムラサキシジミ 開翅 CANON EOSS Kiss D SIGMA APO 70-300mm
しばらく翅を開いて日光浴をした後は、地面に降りて吸水を始めた。逆光になるが、青空を入れたくかったのでストロボ発光&露出アンダー補正で撮ってみた。
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ムラサキシジミ 吸水 RICHO Caplio GX8
このムラサキシジミの日光浴ポイントには、ヒガンバナも咲いていて、ナガサキアゲハ雄が吸蜜にやってきた。
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ナガサキアゲハ 吸蜜 CANON EOSS Kiss D SIGMA APO 70-300mm
雌でなかったのが残念だが、我が家のすぐ近くでナガサキアゲハを見ることが出来てちょっとうれしい。
帰りには、樹液が出ている木を覗いてみた。蝶は何も来ていなかったが、コクワガタがおもしろいポーズをとっていたのでカメラを向けてみた。
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コクワガタ RICHO Caplio GX8

まだ個体数は多くないが、これからムラサキシジミはまだまだ楽しめそうだ。
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by toshi-sanT | 2006-09-23 20:39 | | Comments(13)
2006年 09月 17日

2006年9月中旬 自宅近くのムラサキツバメ

息子が本を何冊か借りたいというので、家近くの図書館へ行く。ついでに近所で一番大きな新刊書店に寄ると、駐車場の貧弱なマテバシイに大きなシジミチョウの影が。ひょっとしてと思い近付くとムラサキツバメの♀がマテバシイの回りを飛び回っていた。
ウェストバックに息子のR4を入れてあったので、慌てて取り出す。どうも産卵場所を探しているようだが、気に入った新芽がないのかちょっと止まってはすぐ飛び立つので、使い慣れぬカメラでは中々撮影チャンスが得られない。
それでも、ようやく気に入った新芽が見つかったのか、腹部を曲げて産卵姿勢を取った。
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ムラサキツバメ 産卵 RICHO Caplio R4
残念ながら肝心の腹部が手前の葉で隠れてしまっていた。何もこんな小さな葉がピンポイントで邪魔しなくてもよかろうに。
その後、成葉の裏側でも腹部を押し付け産卵のような行動をしたが、卵は産まなかったようだ。
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ムラサキツバメ 産卵行動 RICHO Caplio R4
一連の行動が終わった後、撮影しやすい場所でしばらく静止してくれた。ちょっと高い位置だが、何とか液晶で確認しながら撮影できる。
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ムラサキツバメ 静止 RICHO Caplio R4
しばらくすると翅も開いてくれた。
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ムラサキツバメ 開翅 RICHO Caplio R4
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ムラサキツバメ 開翅 RICHO Caplio R4
広角サイドで撮るとこんな感じの場所。住宅街のど真ん中。
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午後、ちょっとだけ家の回りを探してみたら、複数の場所で幼虫を見つけることが出来た。
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ムラサキツバメ 幼虫 RICHO Caplio GX8
自宅の周囲でこんなにムラサキツバメがいるとは思わなかった。これからが楽しみだ。
ただ、大きなカメラを持ち歩いていると不審者扱いされそうなので、息子のコンデジを持ち歩こうと思う。
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by toshi-sanT | 2006-09-17 20:51 | | Comments(33)
2006年 09月 16日

2006年9月中旬 神奈川県三浦半島

三浦半島に家族でバーベキューをしに出かけることにした。この時期は、海のシーズンも終わっているので渋滞に巻き込まれることも無く快適に行ける。
ミヤコグサの自生地を見つけたので、ひょっとしたらと思いシルビアシジミを探してみる。
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ミヤコグサ RICHO Caplio GX8
しかし、姿を見せるのは全てヤマトシジミ、それでも、そこそこ青味がかり綺麗な個体もいた。このようなヤマトシジミを見ると秋を感じる。
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ヤマトシジミ CANON EOSS Kiss D SIGMA APO 70-300mm
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ヤマトシジミ CANON EOSS Kiss D SIGMA APO 70-300mm
結局、ヤマトシジミばかりでシルビアシジミの姿はなかったが、この秋のうちにもう一回くらい行ってみるとしよう。
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by toshi-sanT | 2006-09-16 23:30 | | Comments(10)
2006年 09月 10日

2006年9月上旬 三浦市 油壺

今日は、娘のリクエストで油壺のマリンパークへ出かけた。
油壺の小半島一帯は、北条早雲に攻められた三浦氏の最後の拠点「新井城」の址。当時は、半島付け根を掘割で切り離してしまうと、島のようになり、難攻不落の城だったようだ。さすがの北条早雲も攻め倦み、落城まで6年も要したらしい(新井城落城の翌年、早雲没)。
その落城の際に、城兵の血に染まり油を流したかのようになったことが油壺の名前の由来だという。そんな物騒な話もあるが、かつての城域のど真ん中にマリンパークがある。

朝早めに行ったので、マリンパークに着いた時には、まだ営業が始まっていなかった。営業がはじまるまでの間、たまには歴史散歩も良いかと思い、少し周囲を散策してみる。三浦氏時代の遺構らしいものは何も見つからなかったが、アカタテハが花に来ていたのでとりあえずカメラを向ける。
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アカタテハ
マリンパークの営業が始まり、中に入ると、植え込みにモンキアゲハが来ていた。
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モンキアゲハ
一瞬しか撮影チャンスが無かったため証拠写真にしかならなかったが、これで今日はペンギンとかイルカでいいや。
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イワトビペンギン
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イルカジャンプ

「ドルフィン・ホラー・ショー」と称するショーをやっていたので見てみると、単に調教師がモンスターの格好で出てくるだけなのだが、結構おもしろかった。
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ドルフィン・ホラー・ショー イルカジャンプ
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ドルフィン・ホラー・ショー イルカダンス
その後、暑かったので散策は止めにし、三崎のマグロを食べて早々に帰ることにした。
最後にPAで撮影したウラギンシジミ。
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by toshi-sanT | 2006-09-10 21:48 | | Comments(12)
2006年 09月 09日

2006年9月上旬 川崎市多摩区

午後から、多摩丘陵の公園をちょっとだけ散歩。特段の目的はないが、フィールドを歩いて体を動かすのが一番だ。
植え込みの花の周りをオオスカシバがめまぐるしく飛び回っている。
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オオスカシバ CANON EOSS Kiss D SIGMA APO 70-300mm
どこにでもいる蛾なのだが、良く見るとウグイス色の胴体が結構綺麗だ。
夏と秋の端境期なのかチョウの姿も少ないが、それでも少し姿を見るとことが出来た。
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ウラギンシジミ まだ夏型 CANON EOSS Kiss D SIGMA APO 70-300mm
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イチモンジセセリ 産卵 CANON EOSS Kiss D SIGMA APO 70-300mm
アブラゼミも少し元気がないのか、木の低い位置に止まる。あまり敏感でないので広角で接近してみた。
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アブラゼミ RICHO Caplio GX8

帰ることにして最初の植え込みに戻るとツマグロヒョウモンの雄が吸蜜に来ていた。この時期派手な色合いを見ると何だかうれしい。
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ツマグロヒョウモン CANON EOSS Kiss D SIGMA APO 70-300mm
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ツマグロヒョウモン RICHO Caplio GX8

まあ、この時期こんなもんだ。秋の蝶にはまだ少し早いようだ。
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by toshi-sanT | 2006-09-09 22:31 | | Comments(14)
2006年 09月 03日

2006年9月上旬 富士山麓のお花畑

今日は娘の希望で山中湖の近くにある「花の都公園」へ行くことにした。
途中、富士山と山中湖のビューポイントで休憩。蝶の姿はイチモンジセセリくらいしか見られないが、それでも富士山を背景にして広角で撮影することが出来た。
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イチモンジセセリ RICHO Caplio GX8
背景がゴチャゴチャしたので少しトリミングしたが、今日の目的は富士山を背景にした蝶の写真だったので、これで心置きなく公園へいける。
公園は、30万㎡の敷地に季節の花が咲き乱れる。今の季節はコスモスを中心としたお花畑だが、ひまわりも少しあったのでこれも富士山を入れてみた。
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ひまわり RICHO Caplio GX8
今日は、娘をモデルにした即席のポートレート写真家に徹することにする。

子供達がフローラルドーム内のパソコンで絵葉書を作って遊んでいる間、植え込みを覗いてみると、カラスアゲハが来ていた。
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カラスアゲハ CANON Eoss Kiss D SIGMA APO 70-300mm
しばらくするとモンキチョウより一回り大きな蝶が飛んでいるのを見つけた。
最初はスジボソヤマキチョウかと思ったのだが、良く見るとどうもヤマキチョウのようだ。
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ヤマキチョウ CANON Eoss Kiss D SIGMA APO 70-300mm
観光客も多い場所で、園芸品種に来るとは思わなかったので、何だかとても得した気分だ。

この後、御坂峠の天下茶屋に行き、いもだんごと山椒入りのみそおでんを食べた。
天下茶屋の軒下にはスズメバチの巣があった。三階建ての軒下なのであまり恐怖感はないが、立派な巣だった。
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スズメバチの巣

御坂峠下のきのこ屋でショウゲンジを買ったが、高速の渋滞に巻き込まれ、きのこご飯にする時間が無くなってしまったため、これは明日のお楽しみ。
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by toshi-sanT | 2006-09-03 22:48 | | Comments(24)