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2007年 12月 30日

2007年12月下旬 撮り納め

昨日の雨も上がって日が差しているので今年の撮り納めに出かけた。まずは、来年のロケハンも兼ねてハンノキのある湿地に出かけてみる。
ここは、今年撮影したミドリシジミのポイントより少し遠いが同じ川崎市内だし、撮影しやすい環境なら来年はこっちに行ってみようと思っていた。行ってみるとハンノキはそこそこあるし、日当たりもむしろこっちの方が良いくらいだ。
手近なハンノキの枝を手繰り寄せてみると、あっさりミドリシジミの卵も見つかった。
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ミドリシジミ 越冬卵 RICHO Caplio GX8
これは結構期待できるかもしれない、来年のシーズンが楽しみだ。コナラのヒコばえを見てみると、今度はオオミドリシジミの卵が見つかった。
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オオミドリシジミ 越冬卵 RICHO Caplio GX8
画像を良く見ると、穴が開いているようにも見えるので寄生かもしれないが、薄暗くてゴミなのか穴なのか良く分からなかった。少し、小さなものが見づらくなってきたかもしれない。ちょっとヤバイかも。
大分暖かくなってきたので、ムラサキツバメの越冬探しに行くが、一ヶ所目では見つけられない。ムラサキシジミすらおらず、撮り納めで成虫がいないのも寂しいので、いつもの公園に転進。こちらでは期待どおりまあまあ綺麗なムラサキシジミが出迎えてくれた。
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ムラサキシジミ CANON EOS Kiss DX TAMRON 90mm Macro
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ムラサキシジミ RICHO Caplio GX8
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ムラサキシジミ RICHO Caplio GX8
今年の撮り納めはムラサキシジミの広角だった。ムラサキツバメは飛んでいるとは見たが撮影は出来なかった。もう一ヶ所行こうと思ったが、雨が降りそうな雲が出て寒くなってきたので帰った。

<年末年始用の酒>
今年の年末年始用に入手したとっておきの「しずく酒・古酒」、本当は正月用だったのだが、我慢できずに飲んでしまった。さすがに杜氏さんの自慢だけのことはあって美味しかった。
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大丈夫、まだもう一本あるし、「とらまず」もある。今年の年末年始は酒だけは豊富だ。
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by toshi-sanT | 2007-12-30 20:33 | | Comments(4)
2007年 12月 29日

スイスの花と蝶2007(3)ツムゼー(Zumsee)の村③ その他の蝶

ここではチャマダラセセリの仲間もいたが、後翅を写すことが出来なかったので、Pyrgus carlinaeかなあと思うのだが、全然自信がない。チャマの仲間は本当に写真だけだと難しい。
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チャマダラセセリの仲間 RICHO Caplio GX8
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チャマダラセセリの仲間 RICHO Caplio GX8
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ヒョウモンチョウの仲間 Argynnis niobe CANON EOS KIss DX TAMRON 90mm Macro
ツェルマット周辺ではコヒョウモンモドキの仲間もあちこちで見ることが出来た。Mellicta variaではないかと思うのだが、これもあまり自信が無い。
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コヒョウモンモドキの仲間 Mellicta varia RICHO Caplio GX8
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コヒョウモンモドキの仲間 Mellicta varia (ストロボ発光) RICHO Caplio GX8
この個体は羽化直後のようだったので指を差し出してみると手乗りになった。
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コヒョウモンモドキの仲間 Mellicta varia 手乗り RICHO Caplio GX8
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コヒョウモンモドキの仲間 Mellicta varia 手乗り (ストロボ発光) RICHO Caplio GX8
この日は、ツェルマット周辺を散策しただけだったが意外に多くの蝶に出会えた。
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by toshi-sanT | 2007-12-29 22:10 | スイス | Comments(16)
2007年 12月 24日

2007年の蝶 自選 Best 10

年末になって急に寒くなったのと色々用事があってこのところ撮影には出ていません。昨年に続いて年末企画として、自選Best10今年を振り返ってみたいと思います。なお、順番は撮影順です。なお、スイス編はまだ半分しか掲載していないため、国内限定です。

①ミヤマセセリ
3月、4月の多摩丘陵の雑木林を代表する蝶。住宅地近くの緑地公園でも姿を見ることが出来る。フィールドアスレチックの遊具を背景に撮影してみたが、この蝶のたくましさが少しは表現できただろうか。
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②ギフチョウ
今年も何度か富士川へ行き、数少ないカタクリでの吸蜜を撮影することが出来た。その際、カタクリで吸蜜しているオスに誤求愛なのかもう1頭のオスがアタックをかけるところが撮影できた。
カタクリが少ない富士川の環境なので珍しい絵ではないかと思っている。
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③ヒメギフチョウ 満開のカタクリで吸蜜
今年の目標のひとつは、満開のカタクリを背景にしてのギフ、ヒメギフの広角画像だった。ちょっと手前にカタクリが少ないのが残念だが、満開カタクリの絨毯が背景に少しだけ写っている。
来年、もう一度SIGMA 17-70mm Macroでトライしてみたいものだ。
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④ヒメギフチョウ 産卵
八ヶ岳にヒメギフの撮影に出かけたが、個体数が少なくどうなることかと思っていたら、出会った唯一の個体が産卵場所を探して飛び回っていたので、慎重に追尾して撮影できた。
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⑤クロツバメシジミ
北アルプスにクモツキの撮影に出かけたが、時期が早かったのと気温が上がらず早々に撤収。帰り際に信州の達人お二方に連れて行っていただいた。
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⑥クモマツマキチョウ
今年2回目の挑戦でやっと北アルプスのクモマツマキチョウに出会えたが、意外とシャッターチャンスが少なく満足のいく出来ではなかった。でも初撮影はうれしいものだ。
とはいえ、来年は、出来れば複数回チャレンジする覚悟で満足いく画像を撮影してみたい。
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⑦ハヤシミドリシジミ
夏に兵庫のウスイロヒョウモンモドキのマーキング調査のお手伝いに出かけた。その際、ハヤシミドリシジミのポイントに案内していただいた。GX8での撮影だが、デジイチサイズの横長にトリミングしてみた。
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⑧ウスイロヒョウモンモドキ
マーキング調査終了後、白花ノアザミで吸蜜しているマーキング個体を見つけた。ここではノアザミには来ず、白い花ばかりに来るようだが、白いノアザミにはやってくるようだ。おまけにマーキングの付け方が変なので自分が付けたもののようだ(^^;
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⑨ミヤマシロチョウ 産卵
今年は、夏場信州は雨が多く、天候不順だった。そのせいかお盆の時期になってもミヤマシロチョウが観察できた。食樹のヒロハヘビノボラズの周りを落ち着き無く飛び回る個体を注意深く観察しているとやがて産卵を始めた。
来年もミヤマシロチョウの調査には出来る範囲で協力してみたい。
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⑩シルビアシジミ 産卵
昔の地名を頼りに山梨の堤防を歩いていたら、撮影に最適な場所を見つけることが出来た。特に産卵は草に埋もれたミヤコグサだと極めて撮影しにくいのだが、ここは良い具合に高い位置で撮影できる。
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⑪ルーミスシジミ
今年は、90mmマクロでの接近撮影を目的で出かけた。いつも撮影に行っている千葉のルーミスシジミだが、年々周囲の草木が伸びて撮影条件は悪くなっているようだ。
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あれっ、11個になっちゃったが、まあいいか。

さて、来年だが、今のところ特段の目標は定めていないが、久しぶりに北アルプスの稜線に登ってみようと思っている。もちろんもうテントを担ぎ上げる自信はないので小屋泊まりになるだろう。
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by toshi-sanT | 2007-12-24 17:33 | | Comments(20)
2007年 12月 22日

スイスの花と蝶2007(3) ツムゼー(Zumsee)の村②

ツムゼーの村のレストランで昼食を摂った後、ツェルマットへ向かった。メインコースに合流すると、家族総出で牧草を刈っていた。
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スイスの夏は、標高の低いところから順次牧草を刈っていくのだが、そろそろツェルマットの村周辺もその時期になったようだ。
ゴンドラ乗り場が近付いてきた頃、アポロが大空を滑空しているのに出会った。
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アポロウスバアゲハ 飛翔 CANON EOS Kiss D SIGMA 17-70mm Macro
残念ながら、周囲の牧草地は全部草刈が終わっていて花が無い。そこで、追いかけながら飛んでいるところを撮影する。
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アポロウスバアゲハ 飛翔(トリミング) CANON EOS Kiss D SIGMA 17-70mm Macro
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アポロウスバアゲハ 飛翔(トリミング) CANON EOS Kiss D SIGMA 17-70mm Macro
ツェルマットの村に戻った後、まだ時間があるのでマーモットのぬいぐるみなどを買いに行く子供達と別れ、前日アポロを見たポイントに行ってみることにした。
ポイントに着くとアポロは時折飛んでくるのだが、中々止まらない。時間は3時だが、スイスの夏は日本時間より2時間くらい早い感じなので、午後1時くらいの感じだから、日本のパルも一番止まらない時間かもしれない。
仕方がないので他の蝶を撮影しながらチャンスが来るのを待つ。
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コリドンルリシジミ Lysandra coridon 吸蜜(花はミヤコグサの仲間 Lotus comiculantus) CANON EOS Kiss DX TAMRON 90mm Macro
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大きさが違うのだが、一瞬エゾシロチョウが飛んでくるとハッとしてしまう。もちろん、エゾシロチョウも北海道まで行かないと撮影できないし綺麗な蝶だから喜んで撮影する。
エゾシロチョウ 吸蜜(花はマツムシソウの仲間 Knautia dipsacifolia) CANON EOS Kiss DX TAMRON 90mm Macro
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エゾシロチョウ 吸蜜 RICHO Caplio GX8
しばらく他の蝶と遊んでいると待望のアポロが花に止まる。
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アポロウスバアゲハ 吸蜜 CANON EOS Kiss DX TAMRON 90mm Macro
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アポロウスバアゲハ 吸蜜 CANON EOS Kiss DX TAMRON 90mm Macro
右後翅がちょっと欠けているのが残念だが、欠け具合から前日に撮影した個体と同じと思われ、それはそれでちょっと嬉しい。

<続く>
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by toshi-sanT | 2007-12-22 21:14 | スイス | Comments(8)
2007年 12月 16日

スイスの花と蝶2007(3) ツムゼー(Zumsee)の村①

2日続いてロングコースを歩いたので、3日目は子供達のリクエストでマーモットを捜しながら短いコースを歩くことにした。ゴンドラでフーリ(Furi)へ上がると、ツェルマットの村まで向かう複数のコースがある。
どのコースを選ぶかはフーリで決めることにして、ゴンドラから下を眺めていると複数のマーモットが動いているのが見えた。フーリで地図を確認するとツムゼー(Zumsee)の集落へ下る途中にちょうどマーモット達を見た場所があるので、そちらへ向かうことにした。
ゴンドラから見た場所へ来たので慎重に周囲を探すと、刈ったばかりの牧草地をマーモットが歩いていた。
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マーモット CANON EOS Kiss DX SIGMA APO 70-30mm
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マーモット CANON EOS Kiss DX SIGMA APO 70-30mm
早速、今日の目的のマーモットを間近に見ることが出来て子供達は大喜びだった。そこから少し下るとツムゼーの村に着く。
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ツムゼーの村 CANON EOS Kiss D SIGMA 17-70mm Macro
箱庭のような集落で、小さなレストラン一軒あるだけだが、雰囲気がとても良い。ビールとパスタで早めの昼食にした。パスタはペーストではなく生のトマトを使っていてなかなか美味しかった。
集落の周りには、アザミの花が咲いていて、蝶も時々やってくる。
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カラフトセセリ Thymelicus lineola 吸蜜 RICHO Caplio GX8
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フチグロベニシジミ Lycaena vigaureae 吸蜜 RICHO Caplio GX8
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エレビア 吸蜜 RICHO Caplio GX8
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エレビア 静止 CANON EOS Kiss DX TAMRON 90mm Macro
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エレビア 吸蜜(尾端に水滴が見える) CANON EOS Kiss DX TAMRON 90mm Macro
最後のエレアビアは、E. alberganus アーモンドベニヒカゲではないかと思うのだが、前の2つは、E. melampusかもしれない。
※maedaさんからご指摘をいただきました。3つともアーモンドベニヒカゲで良いようです。
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ジャノメチョウの仲間 Laisommatta maera 開翅 CANON EOS Kiss DX TAMRON 90mm Macro
食事も美味いし、色々な蝶もいてツェルマット周辺の山麓ハイキングも中々楽しい。
<続く>
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by toshi-sanT | 2007-12-16 21:25 | スイス | Comments(8)
2007年 12月 15日

2007年12月中旬 神奈川県ムラサキツバメ集団越冬その2

先月撮影したムラサキツバメの集団越冬の様子を再び見に行った。最初に2つの集団が見られたアオキを見てみると14頭ほどの集団ひとつと単独個体になっていた。また場所も少し移動しているようだ。
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ムラサキツバメ集団越冬 RICHO Caplio GX8
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ムラサキツバメ単独 CANON EOS Kiss D SIGMA APO 70-300mm
手を伸ばして集団の方をアップで撮影してみると、マーキング個体が2個体混じっていた。
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ムラサキツバメ集団越冬 RICHO Caplio GX8 ストロボ発光
次に3つの大きな集団が見られた木に行ってみるが、ひとつも見当たらない、あの大集団はどこに行ってしまったのだろう。
周囲を探してみると、ちょっと離れた木に5頭ほどの小集団を見つけたので、もしかすると複数の小集団に分かれたのかもしれない。
気温が上がってくるとムラサキシジミとキタキチョウが飛び始めたのでモデルになってもらいながら、ムラサキツバメが飛び始めるのを待った。
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ムラサキシジミ♀ 開翅 CANON EOS Kiss DX TAMRON 90mm Macro
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ムラサキシジミ♀ 開翅 CANON EOS Kiss DX TAMRON 90mm Macro
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ムラサキシジミ♀ 開翅 RICHO Caplio GX8 
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キタキチョウ 静止 RICHO Caplio GX8 
昼近くになってやっとムラサキツバメも活動を始めた。
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ムラサキツバメ♀ 開翅 CANON EOS Kiss D SIGMA APO 70-300mm
他にも雄を2個体見かけたが、少し傷んだ個体で、色も綺麗に出なかった。
ふと見るとムラサキツバメだけでなく、こんなのまで陽気に誘われてあらわれた。
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今日は午後から用事があったので、適当なところで切り上げて帰ることにした。
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by toshi-sanT | 2007-12-15 22:47 | | Comments(13)
2007年 12月 09日

スイスの花と蝶2007(2) パルの谷⑤ その他の蝶

〔ベニシジミの仲間〕
ミヤマウスバアゲハとほぼ同じ場所にいた光沢のあるオレンジの輝きがはっとするほど綺麗だ。
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ベニシジミの仲間 Lycaena hippothoe CANON EOS Kiss DX TAMRON 90mm Macro
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ベニシジミの仲間 開翅 Lycaena hippothoe CANON EOS Kiss DX TAMRON 90mm Macro
この蝶は最初フチグロベニシジミだとばかり思っていたのだが、図鑑で良く調べてみると、翅裏の紋様から2,500mまで分布する L.h. eurydameのように思える。

〔チャマダラセセリの仲間〕
チャマダラセセリの仲間はスイスには数多く分布している。斑紋も良く似ていて図鑑を見ても中々どれがどれやら判らないというのが正直なところ。
この蝶もミヤマウスバアゲハのいたお花畑周辺にいた。小さいし素早いので飛ぶとすぐ見失ってしまい、目の前の花に止まってはじめて気付く。
スイスアルプスの高地に生息する高山性のチャマダラセセリの仲間 Pyrgus warrensisではないかと思う。
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チャマダラセセリの仲間 吸蜜Pyrgus warrensis CANON EOS Kiss DX TAMRON 90mm Macro
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※maedaさんから後翅がポイントとのコメントを頂きましたので、後翅が写った画像を追加しました。
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チャマダラセセリの仲間 Pyrgus warrensis CANON EOS Kiss DX TAMRON 90mm Macro
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チャマダラセセリの仲間 Pyrgus warrensis CANON EOS Kiss DX TAMRON 90mm Macro
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チャマダラセセリの仲間 Pyrgus warrensis RICHO Caplio GX8
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チャマダラセセリの仲間 Pyrgus warrensis RICHO Caplio GX8

〔コヒョウモンモドキの仲間〕
コヒョウモンモドキの仲間も多く識別に苦労するが、これは後翅が黒化し、全体に黒っぽい印象を受ける。
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コヒョウモンモドキの仲間 Melitaea diamina 吸蜜 CANON EOS Kiss DX TAMRON 90mm Macro
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by toshi-sanT | 2007-12-09 21:22 | スイス | Comments(18)
2007年 12月 08日

2007年12月上旬 東御市のミヤマシロチョウ越冬調査

「日本チョウ類保全協会」事務局の中村さんとミヤマシロチョウの越冬巣の調査に行ってきた。
東御市のSさんに案内いただき、
「蝶の玉手箱」のcactussさん、浅間山麓国際自然学校のSさん、長野県自然保護課のYさん、東御市役所の方など総勢7名で調査に向かった。
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調査前の集合写真
前日の天気予報は曇りで気温も低かったので、もう使わなくなったスキーウェアを持っていったのだが、ピーカンの好天で登っていると暑いくらいだった。そのため途中でTシャツ一枚になったが、やっぱり寒かった(笑)
調査内容は、昨年の八ヶ岳の場合と同様で食樹調査と越冬巣調査の両方を行うのだが、今回は越冬巣の食樹内での位置も記録した。そのため越冬明けにどの程度減少しているか等の追跡調査も出来る。
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ミヤマシロチョウの越冬巣(ヒロハノヘビノボラズ) RICHO Caplio GX8
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ミヤマシロチョウの越冬巣(メギ) RICHO Caplio GX8
八ヶ岳との比較で言うと、食樹は小さなものが多いが、越冬巣の数はそれなりに見られた。ただ、全部調査できたわけではないが、思ったより少なく当初予想の半分くらいだった。
また、午後別の地点を少し調査したが、そちらは食樹も少なく、越冬巣の数も少なかった。こちらは、4年前には多くの個体を見た場所なのだが、今夏行った時に環境が少し暗くなり花も少なくなっていたので気になっていた。
比較的環境が安定していると言われる東御市のミヤマシロチョウだが、年による個体数の変動もあるとは言え、そんなに楽観できる状況にはないのではないかと思った。

第一地点の調査終了後昼食にしたのだが、その際中村さんが、クガイソウを見てコヒョウモンモドキの巣を探そうと言うやいなや、一発で目の前のクガイソウで越冬巣を見つけてしまった。すごいもんだ。
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コヒョウモンモドキ越冬巣(クガイソウ) RICHO Caplio GX8

午後2時を回ると急速に冷え込み、冬らしい風景になる。
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ただ、しばらく山歩きをしていなかったので、ちょっとバテてしまった(^^; 来週は八ヶ岳でのミヤマシロチョウ調査が予定されているのだが、用事もあるしそちらは勘弁させてもらうことにしよう。

最後に4年前にたくさん見た第2地点で撮影したミヤマシロチョウの画像を載せておこう。実は息子用のコンデジを借りて撮った、デジカメでの蝶撮影第一号がこれなのだ。
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ミヤマシロチョウ 静止 CANON IXY DIGITAL 2003年7月
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by toshi-sanT | 2007-12-08 23:25 | | Comments(16)
2007年 12月 02日

2007年12月上旬 新宿御苑の展示会とムラサキシジミと紅葉

土曜日は新宿御苑で開催されている「日本チョウ類保全協会」の展示会へ行ってきた。
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会員の方々の蝶の写真も展示されていて、非常に力作揃いなのでとても参考になった。もちろん私の作品も展示していただきました。
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協力いただいた皆様ありがとうございます。
4:30にはインフォンメーションセンターが終了になるので、見学に来ておられた「蝶の写真館」のダンダラさん、、「翔写真館」のAさん、保全協会監事のSさんたちと集合写真を撮った後、沖縄料理での宴会へ。
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とても楽しい時間を過ごすことが出来た。皆様ありがとうございました。

結局2次会まで行ってしまったので日曜日は遠出せず、近所の公園に午前中だけ出かける。
起きたときは抜けるような快晴だったのだが、公園に着くとうっすらと雲がかかり、気温もあまり上がらない。これだとムラサキシジミが飛び出すのにはもう少し時間がかかりそうなので、散歩がてら他の場所に行って見ると、ごく近いところにカワセミがいた。
ところが、こんな日に限って長玉装着のKiss Dを家においてきてしまっている。一番の長距離砲が90mm Macroという有様だが、距離だけは近いので、固定ピンで方手を目一杯伸ばして撮影する。こんなとき軽量のKiss DXは楽だ。

<TAMRON 90mm Macroでカワセミを撮る>
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ちょっとトリミングしてこんな感じが精一杯、やっぱり長玉はどんな時でも持っておくべきと痛感した。

<紅葉とムラサキシジミ>
今日の目的は、紅葉をバックにムラサキシジミを撮ること。まずは、ロケハン。ここに止まってくれれば最高なのだが。
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昨年に比べ今年の紅葉の方が綺麗なのだが、うっすらと雲がかかる状態が続いて中々ムラサキシジミは出てこない。それでも、ロケハンした場所に一回だけ出てきた。
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ムラサキシジミ♀ 開翅 RICHO Caplio GX8
思ったより低い位置に止まったのがちょっと残念。
別の場所で♂も撮ったが、こちらもちょと位置が低く残念だった。
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ムラサキシジミ♂ 開翅 RICHO Caplio GX8

午後は、来週のミヤマシロ調査に備え、スタッドレスタイヤに付け替えた。
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by toshi-sanT | 2007-12-02 19:23 | Comments(18)
2007年 12月 01日

スイスの花と蝶2007(2) パルの谷④ ミヤマウスバアゲハ(P. phoebus)色々

<マクロ>
ここで出会ったミヤマウスバアゲハは、良く見ると後翅の赤紋が発達(片側に3つ)した美麗な個体だった。ただ中々赤紋全部を画面に入れるのが難しい。
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ミヤマウスバアゲハ P. phoebus 静止 CANON EOS Kiss DX TAMRON 90mm Macro
アザミの花での吸蜜時に撮影できたのものが一番赤紋がはっきりと写ったものだった。
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ミヤマウスバアゲハ P. phoebus 吸蜜 CANON EOS Kiss DX TAMRON 90mm Macro
恒例の表と裏の両方が見える画像にもトライしたが、ベタッと張り付くように止まるのでこれが限界だった。
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ミヤマウスバアゲハ P. phoebus 吸蜜 CANON EOS Kiss DX TAMRON 90mm Macro

<広角>
この個体は、羽化直後なのかあまり遠くまで飛ばないため、広角撮影でも良いモデルとなってくれた。アポロに比べて標高が高い場所が生息地だから、ちょうど北アルプスあたりの稜線直下のお花畑のような雰囲気になる。
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ミヤマウスバアゲハ P. phoebus 吸蜜 CANON EOS Kiss D SIGMA 17-70mm Macro
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ミヤマウスバアゲハ P. phoebus 吸蜜 CANON EOS Kiss D SIGMA 17-70mm Macro
こうして改めて見てみると、アザミに限らず紫系の色の花が好みのようだ。
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ミヤマウスバアゲハ P. phoebus 吸蜜 RICHO Caplio GX8
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ミヤマウスバアゲハ P. phoebus 吸蜜 RICHO Caplio GX8
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ミヤマウスバアゲハ P. phoebus RICHO Caplio GX8
山側だけでなく、谷側の環境も入れて撮影してみたかったが、草丈が高い場所に入り込んでしまったため、狙い通りのイメージにはならなかった。ただ少し不思議な雰囲気になったので、まあこれはこれで良いことにしよう。

子供達には先に下ってもらっていたのだが、ちょっと撮影に時間を取られてしまったので、慌てて追いかけ谷の入り口あたりで追いつく。
帰りがけの駄賃に下の牧草地でアポロを撮影しようと思ったら、ちょうどそのあたりで雨がぱらついてきた。これではどうしようもないので、雨具を取り出し急いでシャレーへと戻る。こうなれば、今日撮影した画像をフォトビューワーに落とし、一杯やりながら余韻に浸るに限る。
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by toshi-sanT | 2007-12-01 11:27 | スイス | Comments(13)