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2008年 07月 31日

2008年7月下旬 北アルプスの高山蝶③ タカネキマダラセセリ 

昼前までにミヤマモンキもタカネヒカゲも十分撮影できたので、コマクサの花の近くで昼食のおにぎりを食べながら、この後どうするか考えた。
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コマクサ CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro

・槍・穂高方面の雲は取れる可能性は低いので、今日はこれ以上粘っても狙った写真は撮れないかもしれない。
・コマクサでの吸蜜を広角で狙うのも一手だが、昔と違いロープで規制してあるので難しい。
・3連休の中日なので山小屋は滅茶苦茶混んでいそうだ。混んだ山小屋は嫌いなので出来れば泊まりたくない。
・本州にいる高山蝶9種のうち、タカネキマダラセセリだけ今まで撮影機会が無いので今年のうちに是非撮影しておきたい。
・夜中の1時に起きて車を走らせた割には今日の体調は良い。

ということで当初の予定通り、タカネキマダラセセリを探しながら今日中に下山、翌日上高地へまわることにした。

狙った最初のポイントでタカネキマダラセセリを探すが、全く姿が無い。しかも、日が翳ってしまい朝と同じ状況になってしまった。しかも山の上で撮影のために短距離ダッシュに、立ったりしゃがんだりを繰り返していたため、思ったより足に疲労が来ていた。
翌日上高地にまわることにしているし、そっちで撮影すればいいやと思い、あきらめて下山することに決めた。
それでも未練たらしく、谷川の草を見ながら歩いていると、カーブを曲がった瞬間、そいつはテリを張っていた。
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タカネキマダラセセリ CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
谷に転げ落ちないように気をつけながらもう一歩近づこうとしたら、草を揺らしてしまい飛び立たれてしまった。わずか数カットだけれど撮影に成功したことには間違いない。まだ下山中なので祝杯をあげるわけにはいかないが、祝杯代わりに煙草を一服していると、いつの間にか同じ場所にタカネキマダラセセリが舞い戻っていた。
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タカネキマダラセセリ CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
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タカネキマダラセセリ RICHO Caplio GX8

足に疲労が来ていたので、転倒しないよう慎重に下ったため、結局登りと同じ4時間かかって登山口まで下りた。
日帰り温泉で一風呂浴び汗を流した後、安いビジネスホテルに入り近くのうなぎ屋でうなぎをつつきながら、大ジョッキ2杯で祝杯をあげたら、一気に酔いが回り8時には寝てしまった。

<続く>
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by toshi-sanT | 2008-07-31 23:30 | | Comments(14)
2008年 07月 30日

2008年7月26日~27日 ミヤマシロチョウ マーキング調査

まだ北アルプスの高山蝶シリーズが終わっていないのですが、時期を失しそうなので先週末参加したミヤマシロチョウのマーキング調査の記事を載せることにします。

先週末、「日本チョウ類保全協会」主催のミヤマシロチョウのマーキング調査に参加した。
金曜の夜仕事が終わった後車を走らせ深夜東御市に到着、保全協会事務局の中村氏と合流しビールを飲みながら少し打ち合わせ、翌日からの調査に備えた。
初日の調査は保全協会会員と行政関係の方合計15名ほどの参加者で実施。私はcactussさん、長野県庁のYさんとともに調査区へ向かった。この調査区は数年前訪れたときは多くの個体が見られたが、昨秋の越冬巣調査で確認された越冬巣はきわめて少なかった。
そのため、おそらく生息密度は薄く、個体数も少ないことが予想された。ただ、今回のマーキング調査では、個体数の推定もあるが、「移動距離」も重要な調査ファクターであり、メインの発生地から離れた場所でのマーキングにも意味があるはずと張り切って調査に臨む。
しかし、やっぱり個体数は少なく、午前、午後の2時間で5個体にマークしただけに終わった。ただ、5個体はいずれもメスで、うち3個体が目の前で産卵を始めたので撮影という点では恵まれたかもしれない。
翌日は、ダンダラさんをはじめとした新たな参加者4名、前日より継続参加が私を含め4名、計8名で調査を行った。前日に比べ調査参加者が少ないため、私は前日の調査地を一人で調査、2個体を新たにマークしただけで、再捕獲個体はゼロだった。
サンプルが少ないので何ともいえないが、ミヤマシロチョウはメスも比較的移動性が高いのかもしれない。

<ミヤマシロチョウ>
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産卵(尾端に産卵直後の卵が見える) CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
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産卵 CANON EOS Kiss DX SIGMA 17-70mm Macro
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産卵 RICHO Caplio GX8
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産卵 CANON EOS Kiss DX SIGMA 17-70mm Macro
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吸蜜(マーキング個体) CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro

<調査の合間に撮影した蝶たち>
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ミヤマモンキチョウ 吸蜜 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
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ミヤマモンキチョウ 求愛飛翔 CANON EOS Kiss DX SIGMA 17-70mm Macro
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トラフシジミ夏型 吸蜜 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro

<調査終了後撮影した蝶たち>
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ホシチャバネセセリ 静止 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
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ホシチャバネセセリ 静止 RICHO Caplio GX8
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コヒョウモンモドキ 静止(ストロボ発光) CANON EOS Kiss DX SIGMA 17-70mm Macro
昨年参加したウスイロヒョウモンモドキに比べ、ミヤマシロチョウのマーキング調査は調査地までの距離は長いし、調査地の傾斜もきついので楽ではない。
ただ、grassmonblueさん、cactussさん、ダンダラさんなど撮影仲間と一緒に調査できたし、蝶狂人さん、たにつちさんともお会いできて個人的には楽しい調査となった。ミヤマシロチョウの保全に役立つのであれば、今後とも出来る範囲で協力したいと思う。

<お願い>
この山では、ミヤマシロチョウだけでなく高山植物も多く見られます。来年から植生保護のため一部にロープを張ることになると聞いています。植生保護のロープの張ってある場所では、蝶愛好家の方々も撮影の際には節度ある行動をお願いいたします。

もちろん、管理人自身も気をつけて行動したいと思っております。
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by toshi-sanT | 2008-07-30 23:59 | | Comments(12)
2008年 07月 27日

2008年7月下旬 北アルプスの高山蝶② タカネヒカゲ

今回、久しぶりに北アルプスの稜線まで登ったのは、この蝶タカネヒカゲに会うことが最大の目的だった。ミヤマモンキチョウは、もっと楽な場所も多いのだけれど、タカネヒカゲだけは、ちゃんと山登りしないといけない。
だから、ミヤマモンキをちょっと撮影した後は、タカネヒカゲを中心に狙う予定だった。前に来たときは敏感で中々近寄らせてくれなかったので最初は300mmで撮影したが、今日は曇がかかることが多いせいか、90mm Macroでも十分近付かせてくれた。
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タカネヒカゲ 静止 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
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タカネヒカゲ 静止 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
かなり新鮮な個体もいたのだが、草が邪魔になる場所に止まることが多く、また元々が地味な蝶なのでどうしても同じような画像ばかりになってしまう。
そこで、ついつい派手なミヤマモンキに目が行ってしまう。ちょうど産卵を繰り返していたミヤマモンキのメスがいたので追いかけていると、登山道脇でよたよた歩いているタカネヒカゲが目に入った。よく見ると歩きながら翅がパカパカ開いている。これは一瞬でも翅の表が撮れるかもしれないとシャッターを押していると、ついに「キタ~」。
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タカネヒカゲ 開翅 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
一瞬だけれどかなり開いているところが撮影できた。その後、この個体は枯れ枝につかまってしばらく動かなくなった。ちょっと待っていると、今度はV字開翅。
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タカネヒカゲ 半開翅 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
タカネヒカゲで翅の表と裏を同時に表現できると思っていなかったのでとてもうれしい。しかも、この個体、うれしいことにその後も何回か翅を開いてくれた。
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タカネヒカゲ 開翅 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
どうもこの個体は、タカネヒカゲにしては珍しくちょっとしまりが無いタイプらしく、横倒しになるときにもちょっとだけ翅を開いていることが多い。
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タカネヒカゲ 静止 RICHO Calio GX8
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タカネヒカゲ 静止 RICHO Calio GX8

実はここは、幅が広くなった登山道のど真ん中にちょっとだけあるブッシュ。多くの登山者がすぐ脇を通り抜けていく。そこで「キタ~」とか「開け~」とか叫んでいる(もちろん、心の中で、決して声に出してはいないはず・・・だが)のだから、さぞ変なおじさんだったことだろう。

ということで、前回予告した「ちょっとすごいもの」は、タカネヒカゲの開翅三昧でした。

<続く>

(※)この週末は、ミヤマシロチョウのマーキング調査のお手伝いをしてきました。写真の整理がまだ出来ていませんが、出来次第そのときの状況をレポートする予定です。
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by toshi-sanT | 2008-07-27 23:17 | | Comments(32)
2008年 07月 23日

2008年7月下旬 北アルプスの高山蝶①ミヤマモンキチョウ

今年の夏休みは、北アルプスへ出かけた。子供達は学校やら塾の夏期講習があるので、久しぶりに北アルプスの稜線まで出てみることにした。

色々考えた末、上高地に行った後、以前登ったことのある常念へ回ることにして、天気予報をチェックすると日曜日が晴れ、月曜日は曇りの予報。上高地は曇りでも良いが、北アルプスの稜線で天候が悪化するとつらい。

そこで、ちょっと体力的にきついが、順番を逆にしていきなり常念に登ることにした。夜中1時に起きて車を走らせ、早朝5時に登山開始。前に来たときはテント持参で荷物が重かったため稜線まで8時間かかったが、今回は軽装のため足取りも軽く沢沿いの登山道を登っていく。
途中の登山道沿いの良さそうな草付ではタカネキマダラセセリがいるかもしれないと思いながら注意して歩くが、フウロ類の花もほとんど咲いておらず見つからない。あるポイントで少し粘ってみるが、太陽も陰ってしまっているので先に稜線に上がることにした。最後の登りがちょっときつくて、時間がかかったが、稜線に着いたのは9時少し過ぎ、テント持参時の半分の時間で着いた。

早速、ミヤマモンキチョウとタカネヒカゲが飛んでいるのが見える。天候は天気予報とは異なりうす曇りだが、日が差す時間もそこそこあるという状態。一方、穂高・槍連峰は、主稜線が雲に隠れてしまっている。槍ヶ岳をバックにした広角画像を密かに狙っていたのだが、これでは難しそうだ。

前回来たときはどピーカンで両種とも100mm Macroでは中々近寄らせてくれなかったので、今回はKiss DXに70-300mmを装備してきた。ところが、天候が曇り気味なのが幸いして登山道のすぐ脇で静止、吸蜜をしてくれるので90mm Macroでも十分に対応できた。
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ミヤマモンキチョウ♀ 吸蜜 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
中には随分と前翅の先が尖った、まるでヤマキチョウのような翅型のメスもいた。
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ミヤマモンキチョウ♀ 吸蜜 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro

メスは綺麗な個体が多い一方、オスはピンクの外縁が薄くなってしまった個体が多い。それでもまだ綺麗な個体も見られた。
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ミヤマモンキチョウ♂ 吸蜜 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
前に来た2001年は、7月末だったので擦れた個体が多かったが、一週早めた今回は時期的には良かったようだ。

ここでは、ミヤマダイコンソウで吸蜜する個体が多い。ミヤマダイコンソウは一株当たりの花の数が多いので、複数の花で吸蜜してくれるため、撮影しやすかった。前回はほとんど花期が終わりかけで一株当たりの花が少なかったことも撮影に苦労した原因かもしれない。

また、クロマメノキに執着するメスがいたので近づいてみると産卵をしていた。産卵時間が極めて短いので中々上手く撮れないが、何とか産卵らしいポーズが撮れた。
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ミヤマモンキチョウ 産卵 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
また、産卵を繰り返しているメスを追跡していると1頭のオスが絡んできた。
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ミヤマモンキチョウ 求愛・交尾拒否 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
ちょっとピンが甘く、シャッタースピードが遅いので止まりきっていないがオス・メスとも翅の表が写っているのでちょっとうれしい。

今回は吸蜜時間も長く、広角での撮影チャンスも多かった。
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ミヤマモンキチョウ 吸蜜 CANON EOS Kiss DX SIGMA 17-70mm Macro
左手奥に槍の穂先が見えるはずだったのだが・・・・、残念ながら雲の中。
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ミヤマモンキチョウ 吸蜜 CANON EOS Kiss DX SIGMA 17-70mm Macro
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ミヤマモンキチョウ 吸蜜 CANON EOS Kiss DX SIGMA 17-70mm Macro
大天井、常念岳方面は稜線が見えている。
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ミヤマモンキチョウ 飛翔 CANON EOS Kiss DX SIGMA 17-70mm Macro
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ミヤマモンキチョウ 飛翔 CANON EOS Kiss DX SIGMA 17-70mm Macro
飛んでいる先は槍のはずだったのだけど・・・・・。

残念ながら、槍をバックにした広角画像は撮影できなかったけれど、その分ピーカンより様々な撮影チャンスが多かったので十分堪能できた。

※次回は、タカネヒカゲの予定ですが、ちょっとすごいものが撮れてしまいました。
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by toshi-sanT | 2008-07-23 18:23 | | Comments(22)
2008年 07月 19日

2008年7月上旬 コヒョウモンモドキの交尾行動

先日紹介したコヒョウモンモドキは、求愛から交尾に至るまでの一連の行動が撮影できた。

羽化直後と思われるメスに斜め後ろに平行して止まり、横から腹部を曲げ交尾を迫る。
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メスは交尾を受け入れず葉の上に逃げてしまい失敗。
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再度チャレンジするオス。
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またもうまくいかず、もつれ合った拍子にずり落ちてしまった。
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さらに上に逃げるも行き場の無くなったメスにしつこく迫るオス。
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回り込んで逃げるメスになおも腹部を曲げて迫る。
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ついに結合に成功。
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一難さってまた一難、別のオスが乱入。
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乱入したオスは横から腹部を強引に差し込もうとする。
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散々苦労したこのオス君ですが、乱入者の排除にも成功しがっちり交尾が成立。
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中々楽しい見世物だった。

※明日から夏休みでちょっと遠征に出ます。梅雨も明けたようなので今年は山の上まで上ってみようと思います。
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by toshi-sanT | 2008-07-19 16:44 | | Comments(10)
2008年 07月 12日

2008年6月下旬 みちのく撮影行④ チョウセンアカシジミ 開翅!開翅!

この週末は土日とも絶好の撮影日和なのだが、どちらも用事があって出かけられないので、先月のみちのく撮影行の残りを掲載します。

ヒメシジミのポイントを後にして少しゼフ探しをしたもののあまり成果が無かったので、まだ撮影できていないチョウセンアカシジミの開翅に絞り、初日とは異なるポイントで待つことにした。
このポイントは個体数のわりに密度が高く、一つの視野に多くの個体を収めることが出来る。天候は時折日が差すうす曇り、気温も昨日ほどではないが、風が少し強い。
ひたすら待っていると、ちらりとオレンジ色が視野に入った、慎重に近づきカメラを構える。しかし、シャッターを押す寸前に強い風が吹き、翅をピタリと閉じてしまった。せっかくのチャンスを逃しがっかりしたが、でも一瞬は開きかけたのだからとこの個体を中心にマークしていると、再度じわじわと翅を広げ始めてくれた。
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チョウセンアカシジミ 開翅 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
濃いオレンジの斑紋とこげ茶色の地色のコントラストがはっとするほど美しい。
一度撮影できると昨日の苦労がうそのように複数の個体が翅を開いてくれた。
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チョウセンアカシジミ 開翅 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
斜め前から表と裏両面を写すのが一番このチョウらしい姿になるような気がする。
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チョウセンアカシジミ 開翅 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
中には全開に近い開き方をする個体もいた。この個体は典型的な山形地域のようでオレンジの広がりが小さい。
チョウセンアカシジミより一回り小ぶりで黒っぽいチョウが飛んできたので近づいてみるとウラキンシジミだった。
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ウラキンシジミ 静止 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
ふと気がつくと時間は昼過ぎ、開翅に加えてウラキンまで撮影できたからそろそろ切り上げて米沢牛でも食べて帰ろうと思ったのだが、どうしても初日にのポイントが気になったのでちょっと寄ってみた。
すると発生木から少し離れた草地で、明るいオレンジ色が目に入った。一瞬、スイスで見たベニシジミ?と思ってしまったが、オレンジ紋が広い個体が開翅していたのだった。
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チョウセンアカシジミ 開翅 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
このポイントは先ほどのポイントよりも明るいオレンジが広がった個体が多いようだった。この地域固有の裏翅の地色が薄い個体も、
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チョウセンアカシジミ 開翅 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
翅を開くと、後翅まで明るいオレンジが広がる。
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チョウセンアカシジミ 開翅 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
ちょっと痛んだ個体だが、広角でも撮影できた。
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チョウセンアカシジミ 開翅 RICHO Caplio GX8
米沢牛を食べる時間は無くなってしまったが、それ以上にチョウセンアカシジミの開翅で満腹になって帰宅した。
<終わり>
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by toshi-sanT | 2008-07-12 15:06 | | Comments(24)
2008年 07月 05日

2008年 7月上旬 信州五目撮り

今年は、kmkurobeさんから白馬でのゼフ五目撮りのお誘いを受けていた。本当は来週あたりの方が良さそうなのだが、来週は用事があって出かけられないので行ってみることにした。
朝白馬に着きKmkurobeさんに電話すると、早速いつも撮影されているポイントに案内していただくことになる。カシワ、ミズナラの混交林で様々なゼフが飛び出してくる、・・・・・はずだった。
飛び出しはするのだが、すでに気温がかなり高くなっているせいか、皆梢の上に飛び上がってしまい、降りてくるのはミズイロオナガばかり。他のゼフポイントやクロシジミのポイントへも案内していただいたが、クロシジミは発生していたものの少し標高の高いポイントではゼフはまだ未発生のようだった。
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アサマシジミ CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
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クロシジミ 開翅 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
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クロシジミ CANON EOS Kiss DX SIGMA 17-70mm Macro

今日は、他に、chochoensisさんmtana2さんヘムレンさん、もいらっしゃるということなので合流後ジョウザンのテリ張りポイントへ行ってみる。
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ジョウザンミドリシジミ CANON EOS Kiss D SIGMA APO 70-300mm Macro
こっちも出てくるのだが、一向に翅を開く気配がない。そろそろメスアカが出てくる時間なのでメスアカのテリ張りポイントへ移動。脚立も持ってきているのでこれでバッチリと思ったが肝心のメスアカが出てこない。お仕事のkmkurobeさん、トンボ撮影に行くchochoensisさん達と別れて少し粘ってみるが、結局ここで撮影できたのはウラゴマダラシジミだけだった。
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ウラゴマダラシジミ CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
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ウラゴマダラシジミ 産卵行動 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
暑かったので卵はちょっと探してやめてしまい確認できなかったが、PCで良く見ると枝に巻きついた他の植物のつるに産卵しようとしているようにも見える。もっとちゃんと確認しておけば良かったかもしれない。

午後からは、ゼフをあきらめてKmkurobeさんに教えていただいたコヒョウモンモドキとキマダラモドキのポイントへ回ることにした。コヒョウモンモドキのポイントでは、羽化直後のメスに対して、同じくまだ翅の柔らかいオスによる、求愛から交尾に至る過程を観察することが出来た。
※後日写真を見直したところ、単に羽化不全気味の個体で翅が曲がって見えただけのようでした。
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コヒョウモンモドキ 求愛 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
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コヒョウモンモドキ 交尾 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
そして交尾個体に絡む別のオス。
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キマダラモドキのポイントでは不用意に近づいて飛び立たせたりして、ちょっと苦労したが何とか撮影することが出来た。写真の出来としては大したことは無いが、初撮影なので素直にうれしい。
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キマダラモドキ CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
やぶ蚊も増えてきたので撤収することにしたが、帰り際にスジボソヤマキチョウが草の葉の裏に止まるのを見た。時間が遅いからこのまま翌日までのねぐらになるのだろうか。
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スジボソヤマキチョウ CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro

最後になりましたが、kmkurobeさん、ありがとうございました。

※コヒョウモンモドキの交尾は成立するまでに少し時間がかかりました。その間の連続写真は後日掲載する予定です。
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by toshi-sanT | 2008-07-05 23:59 | | Comments(22)
2008年 07月 04日

2008年6月下旬 みちのく撮影行③ ヒメシジミ

2日目は会津へ転戦することも考えていたのだが、福島以南は雨の予報なので、昨日撮影できなかったチョウセンアカの開翅狙いでじっくり構えることにした。
開翅狙いにはまだ時間があるので、その前にNさんからうかがったヒメシジミのポイントへ寄ってみることにした。ここ山形では黒帯が狭くミヤマシジミのように翅全面がブルーになるヒメシジミがいる場所があるというのだ。
車を走らせてすぐ良さそうな草地があった。Nさんから教えていただいたポイントではないが気になったので車から降りてみると、ヒメシジミがたくさん飛んでいた。
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ヒメシジミ♂ 開翅 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
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ヒメシジミ♂ 開翅 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
若干個体差があるようだが、黒帯が極めて細いし翅脈も少し黒いような気がする。ミヤマシジミというよりは、昨年スイスで見たコリドンルリシジミを少し小型にしたような印象で中部地方のヒメシジミとは大分異なる感じだ。
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ヒメシジミ♀ 開翅 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
ここの♀は全般に赤紋の発達が悪いが、少しだけ青鱗がのった個体がいた。
ふと気がつくと、あちこちで求愛や交尾個体が目につくようになってきた。
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ヒメシジミ 求愛 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
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ヒメシジミ 交尾 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
交尾中のメスは良く見ると後翅の黒紋が少し流れているようだ。

1頭のメスに複数のオスがからんで飛んだと思った瞬間に1組のペアが成立、葉に止まったメスにオスが横から腹部を差し入れあっという間に交尾が成立していた。
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ヒメシジミ 交尾成立 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
なんという早業かと関心していたら、あぶれた別の個体が即座に乱入してきた。
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ヒメシジミ 交尾個体に乱入 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
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ヒメシジミ 交尾個体に乱入 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
こりゃ素早く交尾を成立させないとあぶれるわなと思っていると、どうやら交尾中のオスは乱入者の排除に成功したようだ。
まるで勝ち誇ったように翅を広げるのがおもしろくてストロボを発光させてみたら、おもしろい色合いになった。
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ヒメシジミ 交尾 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro

<続く>
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by toshi-sanT | 2008-07-04 00:08 | | Comments(4)