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2008年 08月 31日

2008年 8月下旬 雨の週末は・・・・

この週末、日曜日は用事があり出かけられるのは土曜日だけだったが前日から土砂降りの雨。仕方が無いので、本棚から一冊の本を取り出し、のんびりと読んだ。
読んだ本は、『謎の蝶を追って』永井まこと著。
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この本は、日本の蝶の図鑑類に登載されたものの、その後記録がなかったりして、正体不明や疑問視される「謎の蝶」追求の記録だった。

もちろんミステリー仕立てでも何でも無いが、その登載されていた図鑑、その著者、時代背景などまで述べられていて、中々おもしろかった。
「謎の蝶」は主として南西諸島や当時日本領だった台湾の蝶が多く、ヘリホシシジミ、コモンクロセセリ、クロホシシジミ、ウラキマダラ、エゾウスバシロテフ、キヤムラシジミ、ルリツマタテハ、ヲキナワシジミタテハ、ウスモンヒカゲ、ポナペヲナガシジミ、ウチダシジミの11種。
私は、南方の蝶については元々知識があまり無いのでこのうち2・3しか和名としては聞いたことが無かった。ただ、雨の週末、南の島と歴史に思いをはせつつこんな本を読んで見るのも悪くなかった。

土曜日の2時過ぎ、雨も止んで少し日が差したので、読書を中断し、近所の公園へ出かけてみた。するとアカボシゴマダラが食樹以外の樹(シラカシ?)で産卵行動しているところを見かけた。(エノキの幼木はすぐ脇にあった)
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アカボシゴマダラ 産卵行動 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
う~ん、なんだかなあ。
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by toshi-sanT | 2008-08-31 22:22 | Comments(10)
2008年 08月 24日

2008年8月下旬 小雨の中のゴマシジミ探索

今年は、山梨のゴマシジミを少し探索してみることにしていたのだが、暑い中歩き回るのがしんどいのでついついサボっていた。「日本チョウ類保全協会」の中村さんがゴマシジミとその寄主アリの調査に山梨に出かけるというので途中から合流することにして、その前に何箇所か過去記録のあるポイントを回ってみることにした。
土曜日朝起きてyahooの天気予報をチェックすると一日弱雨の予報。今年は縁が無かったとあきらめて二度寝しようと思ったが、「雨雲の動き」を見るとずっと降っているのではなく止んでいる時間の方が長そうだ。せっかく早起きしたのだからとりあえず行ってみることにして家を出た。

ところが、現地に着くころには雨粒が落ちてきた。A地点に着くと雨の量は大したことないが、草地はびっしょり濡れている。それでも傘を差してポイントの様子を見てみるが、どうもあまり環境的には良くないように思える。
植林は伸びているし、草地も私の背丈くらいに伸びたススキがびっしり生え、道端に数株のワレモコウがある程度。うっかり雨具の上を忘れてしまったので草地の中に突撃する気にもならず、あきらめてB地点へ移動。
B地点もワレモコウは極めて少ない。雨はあがったのでしばらく粘ってみるが姿は無い。もう一種ひょっとして期待していたシジミも勿論見当たらず、一気にやる気が無くなった。
そこでちょっと早いが中村さん達と合流することになっていたC地点方面へ移動することにした。

C地点に着く直前からまたもや雨が降りだし、ポイント周辺では本降りになってしまった。携帯サイトの雨レーダーをチェックすると一時間程度で雨雲が去る可能性が高いので、昼食を先にとることにして蕎麦屋へ向かう。TVでオリンピックの野球を見ながら蕎麦を食べ時間をつぶす。
米国に3ランHRを打ち返されたところで中村さんから電話が入り、ちょうど雨も止んだのでC地点に戻る。中村さん、Mさんと合流し、ゴマシジミの寄主アリの調査をしながらポイント周辺を広範囲に探索する。
<探索中に見かけた蝶ほか>
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ヒメシロチョウ 静止 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
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ジャノメチョウ 交尾 CANON EOS Kiss DX SIGMA 17-70mm Macro
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寄主アリ・・・・名前は何でしたっけ中村さん(シワクシケアリだそうです)
※ゴマシジミの幼虫はこのアリの巣へと運び込まれ、アリの幼虫を食べる
この時期にしては肌寒いくらい気温が低く歩き回るには快適だったが、ゴマシジミの姿は見られない。せっかくだからひとつくらい見たいと思っている時、ゴマシジミらしき蝶が飛んでヒメジオンに止まった。ここのゴマシジミは小ぶりだし随分青いんだと思いながら慎重に近づくと、なんとウラナミシジミだった。
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ウラナミシジミ 静止 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
こんな時期にウラナミシジミがいるとは全く想定していなかったのとウラナミシジミらしからぬ飛び方だったのですっかり騙された。

気温も下がってきたし、雲行きも怪しくなってきたのでそろそろ撤収しようかと思っていた頃、やっとゴマシジミが見つかった。何枚か撮影した後、この個体は水田の方に飛んで行った。慌てて後を追うと、なんと稲の穂に摑まって静止している。ちょっと珍しいシーンではないかと思い、色々なパターンで撮影してみる。
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ゴマシジミ 稲の穂で静止 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
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ゴマシジミ 稲の穂で静止 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
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ゴマシジミ 稲の穂で静止 CANON EOS Kiss DX SIGMA 17-90mm Macro (62mm)
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ゴマシジミ 稲の穂で静止 CANON EOS Kiss DX SIGMA 17-90mm Macro (28mm)
気温が低いのと時間も遅いのであまり長い距離を飛ばないので撮影自体は楽だった。また、撤収直前、駄目もとで指を伸ばしたら、手乗りになった。
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ゴマシジミ RICHO Caplio GX8
最近、光量が十分でないときのGX8のノイズが気になってきた。この日も暗かったのでGX8で撮影したものはみなノイズが目立ち今ひとつだった。

今回、草刈で刈られたワレモコウから幼虫が入っている穂が見つかった。このままでは死んでしまうだけなので中村さんが持ち帰ることにしたが、ゴマシジミの飼育には共生アリが必要だ。
そこで、場所を変えてゴマシジミの寄主アリの一種のコロニー作りのための巣の採取を行った。しかし、巣の広がりが広く深い上にもう暗くなったためヘッドランプ下での作業となるので、これがまた簡単ではない。
今回も私自身はいつもと同様、付いていっただけだが、ゴマシジミの保全に関してはホスト植物だけでなく、寄主アリも必須なわけで大変だということだけは良くわかった。

蝶愛好家の皆さん、そろそろ採るだけでなく「保全」にも目を向けてみませんか。いなくなって一番悲しいのは他の誰でもなく愛好家のはずなのですから。

※蝶類の保全に関心のある方は、こちらをご覧ください⇒ 
「日本チョウ類保全協会」
 どなたでもご参加いただけます。 
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by toshi-sanT | 2008-08-24 13:45 | | Comments(18)
2008年 08月 16日

2008年8月中旬 夏休みの信州

今年の夏休みは子供達の塾の夏期講習等があり長期間出かけられないため、お盆休みの前半に1泊2日で信州の高原に出かけることにした。
中央道の渋滞を避けて相模湖から乗ることにしたので、北八ヶ岳に寄ってから東御市の高原へ向かう。ロープウェイで北八ヶ岳の山上へ。端境期なのか、高山植物の花は少ないが、山腹の縞枯れは良く見える。
帰りはロープウェイを使わず、歩いて下まで降りることにした。少し下るとベニヒカゲがいた。
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ベニヒカゲ(北八ヶ岳) CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
またキベリタテハも姿を見せてくれたが、ちょっと高い場所に止まったため、長玉で撮るのが精一杯だった。
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キベリタテハ(北八ヶ岳) CANON EOS Kiss D SIGMA APO 70-300mm Macro
またこの下山路にはアサギマダラも多く、目を楽しませてくれた。
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アサギマダラ(北八ヶ岳) CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro

この後東御市の高原に向かい宿にチェックインするとまだ3時過ぎ。そこでミヤマシロの調査の時にホシチャバネセセリを撮影した草原へ一人で行ってみる。
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ホシチャバネセセリ(嬬恋村) CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
ホシチャバネは、さすがにぼろぼろの個体がいただけだったが、アカセセリがいないか探してみる。
お、いたいたと思っいファインダーを覗き込んだら、アンテナが縞々だった、残念。
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コキマダラセセリ(嬬恋村) CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
しばらく真夏の草原を歩き回るが、他には、オオチャバネセセリとヘリグロチャバネセセリを見つけただけだった。
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オオチャバネセセリ(嬬恋村) CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
あきらめて宿に戻ろうとした時、やっとアカセセリを見つけた。
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アカセセリ(嬬恋村) CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
写真の出来自体は大したこと無いが、いるはずだと思って探した場所で見つけることが出来たのはうれしいものだ。

翌日は朝食後、チェックアウトの前にベニヒカゲのポイントへ行ってみる。ここもアカセセリがいる可能性があるのでその楽しみもある。
ポイントに着くと、横浜のEさんとYさんに会った。Eさんとは6月のクモツキ以来、Yさんとは4月のギフチョウ以来、久しぶりにお会いした。しばらく3人で雑談した後、草むらは夜露でびっしょり濡れているので、カセセリ探しはやめて、3人でベニヒカゲを探す。
まだ発生初期だが、それでも数頭のベニヒカゲがいて思い思いに撮影する
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ベニヒカゲ(嬬恋村) CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
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ベニヒカゲ 飛翔(嬬恋村) CANON EOS DX SIGMA 17-70mm Macro
ベニヒカゲの飛翔を撮っていたら足元にアカセセリがいた。
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アカセセリ(嬬恋村) CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro

この後、Eさん、Yさんと別れ家族を迎えに宿に戻った。軽井沢のアウトレットモールに寄って帰ろうと思ったのだが、大混雑に恐れをなして、寄らずに帰る。アウトレットモールは、お盆休みの時期に行くものではないようだ。
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by toshi-sanT | 2008-08-16 18:57 | | Comments(18)
2008年 08月 13日

2008年8月上旬 南アルプス前衛山地

山地性タテハを狙った後、山梨でゴマシジミ探しでもしようと思って南アルプスの前衛山に出かけた。長いことこの山には行っていないが、昔は、山地性タテハが多く、コヒオドシも混じっていたと記憶している。
ところが山の上に着いてみると、キアゲハが数頭飛び回っているだけだし、そもそも花が少ない。おまけにすでに積乱雲が発達していて甲斐駒方面は雲の中、最悪甲斐駒を遠景にクジャクチョウでも撮影しようと思っていたが、すっかり当てが外れてしまった。
仕方が無いので山頂から下った草原で探してみるとクジャクチョウが1頭だけいた。
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クジャクチョウ 静止 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
他には、ヘリグロチャバネセセリが見られたくらいだった。
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ヘリグロチャバネセセリ 吸蜜 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
次に少し場所を変えて花の多い湿原に移動しようと思って車に戻ると、左の前輪がパンクしてつぶれていた。こんな山ではどうしようも無いのでとりあえずガソリンスタンドまで下って修理することにしたが、幸い予定していた湿原は下山ルート沿いにあるので寄ってみた。
ところが、こちらも湿原内に花が全くといってよいほど咲いておらず、タテハ類の姿も無い。ただ、ここではゴイシシジミの産卵とギンボシヒョウモンの求愛飛翔が撮影できた。
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ゴイシシジミ 産卵 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
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ギンボシヒョウモン 求愛飛翔 CANON EOS Kiss DX SIGMA 17-70mm Macro
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ギンボシヒョウモン 求愛飛翔 CANON EOS Kiss DX SIGMA 17-70mm Macro
車に戻ると地面で吸水しているキベリタテハを見つけ近づくと、飛んで我が愛車の上に止まった。我が愛車は1BOXなので車の上部に止まられると90mm Macroではちょっとつらい。
それこそ長玉か脚立の出番なのだが、どちらも車の中で後部ハッチを開けるとたぶん逃げられてしまう。そこで目一杯背伸びしながら90mm Macroで撮影したのだが、これはこれで面白い絵になったかもしれない。
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キベリタテハ 開翅 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
結局、タイヤはパンクした後長い距離を走ったため側面が磨耗して修理不能。スペアタイヤに履き替えたが、これが大昔のタイヤのような幅の細い代物で、ゴマシジミ探索はあきらめておそるおそる帰るしかなかった。
散々な結果だったが、翌々日から短期の家族旅行に出ることになっており、旅行中にパンクしなかっただけ良かったと思うことにしておこう。
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by toshi-sanT | 2008-08-13 23:38 | | Comments(20)
2008年 08月 08日

2008年8月上旬 八ヶ岳の高山蝶② ベニヒカゲ

このポイントでは、クモマベニヒカゲとベニヒカゲが混飛しているので、今度はベニヒカゲを追いかけてみることにした。
飛翔写真を撮ろうと1頭のベニヒカゲを追いかけていると、急に垂直落下するように草の中に飛び込んだ。なんだろうと思って近づいて見ると、メスがいて交尾を迫っていた。
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ベニヒカゲ 求愛 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
この後あっという間に交尾が成立したのだが、ちょうど草がかぶってその瞬間は撮影できなかった。
草の中なので草が邪魔になって撮影しにくいので何枚か撮影した後、周囲の草を慎重に寝かせていると、交尾中の個体も少しずつ摑まっている草の上部に上がり絶好の被写体になってくれた。
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ベニヒカゲ 交尾 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
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ベニヒカゲ 交尾 RICHO Caplio GX8
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ベニヒカゲ 交尾 RICHO Caplio GX8 (ストロボ発光)
交尾時間は約30分だった。

クモマベニヒカゲと同様、ベニヒカゲにも名峰との組み合わせのモデルになってもらった。
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ベニヒカゲと横岳 RICHO Caplio GX8
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ベニヒカゲと赤岳(右側) RICHO Caplio GX8

これで本州高山蝶の年間制覇達成なのだが、コヒオドシが証拠写真しか撮れていないのは今ひとつ不満だ。そこでこの後コヒオドシを探してみたが、こんな時に限って飛んでいる姿は見るものの結局撮影できなかった。

やっぱりここまで来たら、コヒオドシの綺麗な写真を撮りたい。 ということで明日もまた山に出かけることになる。今度は南アにしようかな。
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by toshi-sanT | 2008-08-08 22:36 | | Comments(20)
2008年 08月 05日

2008年8月上旬 八ヶ岳の高山蝶① クモマベニヒカゲ

今年の年初に「久しぶりに北アルプスに登ってタカネヒカゲなどの高山蝶を撮影する」という目標を立てた。さらに、『1年のうちに本州に生息する高山蝶9種全部を観察・撮影しよう』という大それたことも考えていた。
タカネヒカゲを除いて難易度が高いのはクモマツマキチョウと生息地が限定されているタカネキマダラセセリだろう。今年はクモツキはメスだけだったけれど撮影できた。ネキもタカネヒカゲの副産物で撮影できた。となるといよいよ馬鹿げた目標も現実味を帯びてきた。
残る高山蝶の中で発生時期が限定されるのはクモマベニヒカゲになるので早めに押さえておかなくてはならない。
また、コヒオドシも上高地で観察・撮影したもののブログに載せられるような写真は撮れていないので、出来ればこれも撮り直したい。

ということで、この週末も山に出かけた。場所は確実にクモマベニヒカゲを撮影するために八ヶ岳にした。
クモマベニヒカゲのポイント目指して林道と山道を登る。今年は暑さのためなのか、道沿いの花が随分と少ないように感じる。そのせいか、途中特段に撮影意欲をそそられるものもなく、ひたすら高度を上げる。途中の登山道にもクモマベニヒカゲが飛んでくるが花が少ないためか中々止まらない。そこでまずは目的地まで行くことにして先を急ぐ。
ポイントに着くと思ったより花が少ないが、期待通りベニヒカゲとクモマベニヒカゲが入り混じって飛んでいる。その中から、まずはクモマベニヒカゲだけを選んで撮影した。
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クモマベニヒカゲ 開翅 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
よく考えたら、クモマベニヒカゲに会うのは3年ぶりだ。オレンジの紋と白い縁取りがやっぱり綺麗な蝶だなと思う。
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クモマベニヒカゲ 吸蜜 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
次に飛翔を狙うことにして1頭のクモマベニヒカゲを追いかけているとシラビソの枝の間に潜り込んだ。近づいて見るとシラビソの枝に止まった個体に求愛していた。
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クモマベニヒカゲ 求愛行動 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
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クモマベニヒカゲ 求愛行動 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
オスは翅を広げアピールするような行動をするのだが、もう一方は交尾拒否をするわけでもなく無反応で短時間でオスは飛び去ってしまった。
あまりにも淡白なのでひょっとして羽化直後のオスに対する誤求愛かもしれないと思った。良く確かめようと近づいたら枝を揺らしてしまい斜面下方へ大きく飛ばれてしまって十分確認できなかった。

また、だいぶ余裕が出来たので、今年凝っている高山蝶の背景に名山を入れる絵も撮ってみた。
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クモマベニヒカゲ 吸蜜 RICHO Caplio Gx8
背景の山は横岳大同心の岩場。またこの稜線を歩いてみたい気もするが、今日は見上げるだけにしておく。

さあ、クモマベニヒカゲは撮影できたので次はベニヒカゲを追いかけることにしよう。

<続く>
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by toshi-sanT | 2008-08-05 23:28 | | Comments(14)
2008年 08月 03日

2008年7月下旬 北アルプスの高山蝶④ オオイチモンジ

常念を往復した翌日、上高地へ入った。最初は上高地を先にする予定だったのだが、天気予報では前日の方が良かったので順番を変えたのだった。
ところが、バスターミナルに着く頃には、青空が広がり、昨日は雲に隠れていた穂高の稜線もくっきり見えるほどの好天気になっていた。
常念でタカネキマダラセセリを撮影できていたし、何より昨日無理をしたので筋肉痛がひどい。また山靴の紐が少し緩んでいたせいか、足の親指に豆を作ってしまっていて高い場所まで登るのはやめて梓川沿いでオオイチモンジと遊ぶことにした。
いつものポイントの手前の橋で足元を見ると、早くもオオイチモンジが翅を広げて吸汁していた。
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オオイチモンジ♂ 吸汁(ストロボ発光) CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
左前翅が少し破損しているのが惜しいが、そろそろメスも出てくるはずだから、こんなもんだろう。ここで、ふと沢を上がってタカネキマダラセセリとヤリガタケシジミを探してみようかという誘惑に駆られたが、ここまで来るにもコースタイム以上の時間がかかっている状態では難しいので、あきらめた。
いつものポイントに着くと、思ったほどオオイチモンジはおらず、3頭ほどいるだけのようだ。それも日差しが強いせいか、直射日光の当たらない場所で吸水していた。
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オオイチモンジ♂ 開翅(ストロボ発光) CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
後翅の青い縁取りはストロボを発光させたほうが綺麗に出るようだ。3頭程度がやってくる程度なので集団吸水は望むべくはないが、2頭並んでの吸水シーンは撮影できた。
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オオイチモンジ♂ 吸水 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
ここでは、いつもコヒオドシ、エルタテハ、ツマジロウラジャノメなど他の蝶も多くて楽しいのだが今回は、シータテハくらいしか目にしなかった。
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オオイチモンジ♂、シータテハ 吸水 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
GX8で広角接写にトライしたら、偶然別の個体が飛翔しているところも写って結構おもしろい絵になった。
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オオイチモンジ♂ 吸水 RICHO Caplio GX8
ここでは、他に飛翔写真を撮影し、次にメスを探して食樹の多いポイントへ移動することにした。移動中、ちょっと気になる場所があったので覗いてみるとそこにも3頭ほどのオオイチモンジがいた。そこで、自然光でどこまで後翅の青い縁取りの色を出せるかチャレンジしてみたら、結構いい感じで撮れた。
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オオイチモンジ 開翅 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
食樹ポイントでは、メスの姿は見られなかったが、時折回ってくるオス相手に飛翔写真にトライしたり、明神、穂高方面を眺めながら過ごした。
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<オオイチモンジの飛翔> CANON EOS Kiss DX SIGMA 17-70mm Macro
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河童橋まで五目撮りをしながら帰ろうと思ったが、道沿いに花がほとんどなく、羽化不全のコヒオドシがいただけだった。ただその代わり、まだ綺麗なウスバシロチョウがアザミの花に来ていて、ちょっと不思議な感じがした。
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ウスバシロチョウ 吸蜜 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro

この日は白馬に宿をとり、夜はkmkurobeさんと蝶談義、写真などを肴に一杯やった。その翌日も色々撮影する予定だったのだが・・・・、このときの話はオフシーズンのお笑いねたにしようと思う。
<この項おわり>
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by toshi-sanT | 2008-08-03 14:09 | | Comments(20)