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2009年 02月 21日

オフシーズン企画 2008年の小遠征 北アルプスの夏休み②

〔タカネヒカゲ♀の開翅〕
今回一番うれしかったのは、タカネヒカゲの開翅を撮影できたこと。ただ、静止してじんわり翅を開くのではなく、動き回りながら翅を開閉するので、今見返してみると、これぞ「ザ・開翅」という絵が無いのが少し残念だ。
ただ、その分、撮影枚数だけはあるので、その中から何枚か出してみよう。
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タカネヒカゲ♀ 開翅 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
足元から飛んだというより跳ねた感じで草に止まったタカネヒカゲが、完全に翅を閉じずにパタパタやっていた。慌ててカメラを取り出して撮影したものがこれ。
この後も、歩き回ったり、跳ねるように飛んでは翅を時折パタパタし続けた。
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タカネヒカゲ♀ 開翅 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
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タカネヒカゲ♀ 静止 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
岩角に横倒し気味に静止した際にも翅が少し開き気味のままだった。
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タカネヒカゲ♀ 開翅 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
4枚の表が見えて全開に一番近いのがこれ。
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タカネヒカゲ♀ 開翅 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
片側だけだけれど、前翅と後翅がはっきり写ったのがこれかな。
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by toshi-sanT | 2009-02-21 18:55 | | Comments(14)
2009年 02月 15日

2009年2月中旬 2月のルーミスシジミ

息子の受験も無事終わったので、久しぶりに息子を連れて房総に出かけることにする。土曜日が異常に暖かかったのでルーミスシジミの2頭と3頭の越冬集団がどうなったのか気になったのだ。
今日も晴れて気温が上がる予報だったから、越冬場所に日が当り始める前にポイントに着くように出かけた。まずは、林縁を見て回るが、前回見つけた単独個体は行方不明、足元を見ると複数株のアセビが花を付けている。アセビってこんなに早く花をつけたっけ?と思いながらも今日気温が上がれば吸蜜に来る個体も見ることが出来るかもしれないと妙な期待だけが盛り上がる。

結局林縁では何も見つからなかったので、いよいよ林の中に突入する。papilaboさん、clossianaさんが3頭集団を発見した葉では、1頭のルーミスがまだ8時半だというのにもぞもぞ動いていた。他の2頭は見つからなかったので、飛び立ってしまったようだ。
この様子だと、2頭集団の方も飛び散っているかもしれないと思いながら、ポイントに着くと、こっちは1頭増えて3頭になっていた。
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ルーミスシジミ 集団越冬(3頭) CANON EOS Kiss DX SIGMA 17-70mm Macro
3頭が体を寄せ合って密着させているのがちょっとユーモラスだ。
このポイントに日が当るのはもう少し先の時間だから、日が当り始めたアセビポイントへ戻ることにした。今日の天気予報は晴れのはずなのだが、結構雲が多い。それでもそこそこ日が差すが、アセビポイントにはルーミスは現れてくれなかった。
そろそろ林の中も日が当り出したのでポイントへ戻ると、1頭いなくなっていて2頭になっていた。今日は気温が高いから、日が当らなくても飛ぶのかもと思っていたら、1頭がバタバタと動いたと思ったら2頭飛び立ってしまった。
しかもまだ下の方には日が当らないので、少し高い場所に飛び上がってしまった。それでも1頭は長玉で撮影できる距離で開翅してくれた。
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ルーミスシジミ 開翅 CANON EOS Kiss D SIGMA APO 70-300mm Macro
あまり大した写真にはならなかったが、2月のルーミスの開翅は初めてなのでそれなりにはうれしい。
この直後、さらに上に飛んでしまったし、雲も急に厚くなってしばらく日が差しそうもない状況になってしまったので、混む前に今日の目的のひとつの回転寿司に転進することにした。

おいしい寿司を息子と食べた後、またポイントに戻ると、元の葉に2個体が戻っていた。
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ルーミスシジミ 集団越冬(2頭) CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
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ルーミスシジミ 集団越冬(2頭) CANON EOS kiss DX SIGMA 17-70mm Macro
この後、日が当ると少し動き出し正対するような形になったが、翅は開かなかった。
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ルーミスシジミ 集団越冬(2頭) CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
この後、また雲が厚くなってしまったので、少し早いが帰ることにした。

今日は、2頭が戻ってくるところが観察できなかったのだが、一度飛んだ後に同じ葉に戻ってきていたのを見るのは2度目なので、「越冬に適した場所」に関してこだわりがあるのかもしれないと思った。

〔息子撮影分〕
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ルーミスシジミ 集団越冬(3頭) RICHO Caplio R4 (ストロボ発光)
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ルーミスシジミ 集団越冬(3頭) RICHO Caplio R4 (ストロボ発光)
3頭集団はこっちの方が出来が良いかも。
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by toshi-sanT | 2009-02-15 21:06 | | Comments(16)
2009年 02月 11日

2009年2月中旬 冬の多摩丘陵散歩

無事息子の中学受験も終わったので、久しぶりに息子を連れて出かける約束をして早起きしたのだが、天気予報をチェックすると曇りしかも気温もあまり上がらない。そこで遠出は週末に延期して、一人で多摩丘陵を少しだけ散歩した。

雲ってチョウは飛ばないだろうから、ゼフの越冬卵でも探すことにして、ある谷戸の寄ってみる。オオミドリシジミは、谷戸の貧弱なコナラのひこばえに産卵していることが多い。それも私の経験では北向きの谷戸か、北に向いた谷戸の側面が多い気がする。
早速谷戸の北向き斜面の貧弱なひこばえを探してみるとあったあった。
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オオミドリシジミ 越冬卵 RICHO Caplio GX8
それも複数の卵塊だ。しかもこの貧弱な枝には合計で10数個の卵がついていた。久しぶりにオオミドリらしい卵塊を見ることが出来てちょっとうれしい。

次に南向きの斜面に移動し、ムラサキシジミを探してみた。先月見つけた単独個体はいなくなっていたが、反対側の枝で生葉と枯れ葉の間にもぐりこんでいたムラサキシジミがいた。
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ムラサキシジミ 越冬中 RICHO Caplio GX8
枯れ葉を蛾の幼虫か何か綴ったようでしっかりと葉に枯れ葉がからみついている。枯葉の裏側を覗き込んでみると、もう1頭のムラサキシジミが静止していた。
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ムラサキシジミ 越冬中 RICHO Caplio GX8
この冬はムラサキ三兄弟の越冬個体探しをたくさんやったせいか、割と簡単に見つけることが出来るようになった気がする。

家に帰ると、バレンタインデーにはちょっと早いけれど娘がチョコレートケーキを焼いていてくれた。
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少し女房に手伝ってもらったらしいが、中々の出来だった。(親馬鹿かな)
今年は「ともチョコ」とやらがはやっているらしく友達と交換するらしい。
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by toshi-sanT | 2009-02-11 20:31 | | Comments(18)
2009年 02月 08日

第5回 チョウ類の保全を考える集い

2009年2月7~8日、神奈川県立生命の星・地球博物館での第5回チョウ類の保全を考える集い(日本チョウ類保全協会主催)に参加してきた。
昨年は、群馬県渋川市での開催だったから、2年ぶりの神奈川開催になる。
主なプログラムは、
2月7日  チョウ類保全団体活動報告(つくば環境フォーラム、芝川町ギフチョウ保護の会)
       河川環境におけるチョウの保全(国土交通省浜松河川国道事務所)
       生物多様性保全における生物多用性センターの取り組み(環境省生物多様性センター)
       保全協会の事業報告と今後に向けた話し合い
2月8日  失われたチョウたち
         山梨県のヒョウモンモドキ
         チョウ類の記録を残すために
       グループ討論:今後の保全協会の事業内容および計画
などだった。

ちょっとだけ、感想を書くと、「失われたチョウたち」に関してだが、単なる記録・データだけでなく、当時の環境などの記録も合わせて詳細に残すことは、将来環境を復元したり、再導入を検討したりする際にどのような状況・環境を目指すかということについての重要な情報になると感じた。(詳しくは、チョウ類保全NewsNo9 特集失われたチョウたち1をご覧ください)
私などはいい加減な性格なので、1970年代後半から80年代前半の記録なんてほとんどとっていないし、環境写真などもほとんど残っていない。ちゃんと撮っておけばと思いながらも残していないものは仕方が無いので、今後は環境写真なども(公開はしないが)きちんと撮影して整理しておきたいと思った。

チョウ類保全協会の今後の活動についても色々議論がなされたが、内容については、この場に書くわけにも行かないので、会員の方は、メーリングリスト等をご覧頂きたいと思う。

※主催者の日本チョウ類保全協会については、次のHPをご参照下さい。どなたでも入会することができます。日本チョウ類保全協会

〔湘南〕
チョウ類の保全を考える集いに行く前に家を少し早く出て、湘南のムラサキツバメの集団越冬ポイントへ寄ってみた。
ムラサキツバメの越冬集団は消滅しており、ごく短時間の捜索しかしていないが、1頭のムラサキツバメも見つからなかった。
その中でムラサキシジミだけは見つけることが出来たので載せておこう。
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ムラサキシジミ 越冬 CANON EOS Kiss DX SIGMA 17-70mm Macro
枯れ葉の脇の生葉に静止していた。これはこれで遠くから見ると枯れ葉との区別がつきにくいようにも見える。
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by toshi-sanT | 2009-02-08 20:40 | Comments(10)
2009年 02月 01日

オフシーズン企画 2008年の小遠征 北アルプスの夏休み①

昨年の夏は気合を入れて高山蝶を撮影するため、北アルプスの稜線まで登った。槍~穂高の稜線は雲がかかって、時折うっすらとガスがかかる天候だったが、その分撮影機会は多かったように思う。そこで、7月、8月分の記事で載せきれなかった画像を中心に紹介したい。

〔ミヤマモンキチョウ♀〕
メスは羽化直後のような個体も見られ、また登山道内のミヤマダイコンソウで長時間吸蜜してくれる個体もいた。
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ミヤマモンキチョウ♀ 吸蜜 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
7月に掲載した画像の方が背景のボケが綺麗だけれど、前翅の白の透過感はこっちの方がいいかもしれない。
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ミヤマモンキチョウ♀ 吸蜜 CANON EOS Kiss DX SIGMA 17-70mm Macro
登山道脇というか登山道そのものだから、広角で撮影すると登山者が写る場合もある。雲の中の槍~穂の稜線の代わりにこんなのもいいだろう。

7月に掲載した際、翅形のやけに尖った個体がいた。
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ミヤマモンキチョウ♀ 吸蜜 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro (再掲)
シーズンオフになって画像をじっくりチェックして見たら、こんな画像が見つかった。
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ミヤマモンキチョウ♀ 吸蜜 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro (全て同一個体)
この日はかなり風が強かったから、羽化直後でまだ少し柔らかい翅が風にあおられて先端が少し折れ曲がって尖ったように見えたようだ。

〔ミヤマモンキチョウ♂〕
オスはメスに比べて少し翅が痛みピンクの縁取りが薄くなった個体が多かったので納得のいく写真は少なかった。
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ミヤマモンキチョウ♂ 吸蜜 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
吸蜜植物は何だろうと思って調べてみると、ミヤマママコナのようだ。この花は若葉まで赤紫だから、草がかぶっていなければ結構良い絵になりそうだ。
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ミヤマモンキチョウ 飛翔 CANON EOS Kiss DX SIGMA 17-70mm Macro
これもちょっと草がかぶってしまったが、ミヤマダイコンソウに吸蜜に止まる瞬間、鮮やかなピンクの縁取りが写っていて少しうれしい。さしずめ、人力逆パスト単射(笑)といったところだろうか。

やっぱり夏の北アルプスの山上は苦労して登るだけの甲斐はある。
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by toshi-sanT | 2009-02-01 15:14 | | Comments(14)