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2009年 04月 29日

2009年4月下旬 GWの白馬行①


今年のGWは色々あって恒例の家族での白馬行は見送り。また最近高速が混んでいるのでGW後半の連休だと渋滞がひどそうだし、カタクリの花はもう終わりかもしれない。そこで、単騎日帰りで白馬へ行くことにした。

まずは、5年前はバンド、昨年は交尾とおいしい思いをしたことのあるマイポイントへ。ちょっと数日冷え込んだおかげか、カタクリは花が終わった株もあるが、まだ満開カタクリの絨毯と言えなくも無い。
後は主役が登場して満開カタクリで吸蜜してくれるのを待つばかり。
しばらく待つと主役がやって来た。これは幸先が良い。しかもちょっと小ぶりで全体に色が薄く見える。これはひょっとしていきなり一発ツモかと思っているとカタクリを素通りしてタンポポで吸蜜を始めた???。近付いてみるとなんと赤紋が美しいヒメギフの♀だった。
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ヒメギフチョウ♀ CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
このポイントではウスバサイシンを見たことが無かったので、ちょっとびっくりした。しかもこのヒメギフは朝からカンアオイの新芽の周りで産卵しそうな行動を繰り返している。
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ヒメギフチョウ カンアオイの新芽の周囲を飛ぶ CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
これでカンアオイに産卵しだしたらすごいことになるのにと思いしばらく追跡するが、カンアオイの新芽には止まるのだが産卵はしなかった。
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ヒメギフチョウ カンアオイの新芽の周囲を飛ぶ CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
結局このメスは見失ってしまったし、飛んでくるギフチョウもブッシュの中のカタクリで吸蜜するだけで大した絵にならないので、丁度電話をいただいた「安曇野の蝶と自然」のkmkurobeさんのお薦めポイントへ移動することにした。ここにはまた午後にでも来ることにしよう。

移動してみると、
「Nature Diary」の虫林さんや、「蝶と里山の浪漫紀行」の蝶狂人さんもいらしていて即席の楽しい撮影会になった。早速ギフチョウが現れ、しかもなかなか綺麗な個体だ。
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ギフチョウ 静止 CANON EOS Kiss DX SIGMA 17-70mm Macro(ストロボ発光)
こっちのポイントは結構な個体数が飛んでいて時折カタクリにやってきて吸蜜していく。まずはマクロで多くのカタクリを入れて撮影。
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ギフチョウ 吸蜜 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
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ギフチョウ 吸蜜 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
うん、中々良い感じだ。広角でも何回か撮影チャンスがあった。
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ギフチョウ 吸蜜 CANON EOS Kiss DX SIGMA 17-70mm Macro(左上部分は加工してあります)
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ギフチョウ 吸蜜 CANON EOS Kiss DX SIGMA 17-70mm Macro
ちょっとカタクリの数が少ないが、カタクリが咲き乱れる林床の雰囲気が少しは出たかな。

このポイントでは、かなりの数がやってくるが、ノーマルギフばかりでバンドはやってこないし、カタクリの数も一面の絨毯というわけには行かないので、「My Favorite Butterflies of Japan」のkenkenさん一行がイエローバンドの撮影に成功されたそうなので見栄も外聞もなく、そっちに合流し、おこぼれを狙うことにした。
<続く>
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by toshi-sanT | 2009-04-29 22:38 | | Comments(16)
2009年 04月 27日

2009年4月下旬 東京都、神奈川県 春の蝶色々

大雨の後の日曜日、遠出は控えて高速を使わずに行ける近間のポイントを一回りしてきた。
最初は毎年出かける谷戸へ。着いてみると昨年大規模出水があったみたいで休耕田のかなりの部分が土砂をかぶった後があり、ウスバシロが飛び回っていたあたりも礫交じりの土砂で埋もれていた。
またちょっと早く着いたので草も明け方まで降っていた雨のせいでびっしょり濡れている。ウスバシロが飛び出すにはまだ早そうなので、ちょうど飛び始めたツマキチョウと遊ぶことにした。雨上がりのせいか普段中々止まらないツマキチョウのオスが結構良く花に止まってくれた。
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ツマキチョウ 吸蜜 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
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ツマキチョウ 吸蜜 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
いつもより翅を開いてくれるのだが、翅全体にピントをびしっと合わせるのは難しい蝶だ。本当はメスの翅表を撮影したかったのだが、メスは連休後半かな。
谷戸全体に日が当たりだすとようやく1頭のウスバシロが飛び出した。
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ウスバシロチョウ 吸蜜 CANON EOS Kiss DX SIGMA 17-70mm Macro(ストロボ発光)
まだ発生したばかりだと思っていたが、交尾嚢をつけたメスだった。他にはオスが1頭飛んでいるのを見ただけでやっぱりまだ発生初期なのだろう。
アオバセセリの良く来るウツギの木は低い位置の枝が切られてしまいちょっと撮影しにくくなっていた。道に覆いかぶさるようになっていたから仕方がないのだが、ちょっと残念。
次に少し離れたツツジの多いポイントへ移動。ちょうどこの頃から風が強くなり、黒系アゲハはほとんど来ず、一回だけカラスアゲハが来ただけだった。
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カラスアゲハ 吸蜜 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
ツツジの花に青い翅のシジミが絡んでいたので近づくとコツバメだった。
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コツバメ 吸蜜 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
しばらく見ていると、ツツジの蕾で腹端を曲げて産卵しているようだった。
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コツバメ 産卵 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro(ストロボ発光)
丁度枝の中に潜り込んだような位置で条件が悪かったので、腹部を曲げていることがかろうじてわかる絵しか撮れなかった。

風が強くあまり蝶が飛ばないので、また別の菜の花ポイントへ移動。こっちは菜の花がほぼ終わりかけだが、スジグロシロチョウに混じってツマキチョウのメスも飛んでいた。
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スジグロシロチョウ オス 吸蜜 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
図鑑にはスジグロとヤマトスジグロ(旧エゾスジグロ)の区別点として「後翅裏面基部の肩脈の状態」がある。スジグロは先端が鋭く尖り、長く外方に伸びるとある。この個体も肩脈がかぎ状に尖っているのでスジグロシロチョウだと思うのだが、生態写真でこういった特徴をはっきり写すのは本当に難しい。
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ツマキチョウ メス 開翅 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
ここでは、ツマキ♀の開翅も撮影出来たのだが、ちょっと擦れた個体なので、また連休後半に撮影しに行かないといけないだろう。
GW後半は、高速がめちゃ混みだろうし、今年は子供達に色々用事があって恒例の家族旅行の予定もないので、近くの蝶をじっくり撮るのも良いかもしれない。
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by toshi-sanT | 2009-04-27 23:48 | | Comments(8)
2009年 04月 25日

2009年4月中旬 新潟・白馬遠征② 姫川流域での撮影会

遠征2日目。前夜はお言葉に甘えて「安曇野の蝶と自然」のkmkurobeさんのお宅に泊めていただき、朝食までご馳走になった後、
「Nature Diary」の虫林さん、「蝶の玉手箱」のcactussさんと合流しギフチョウ・ヒメギフチョウの混棲地へ向かった。

結果は、ギフチョウは撮影できなかったが、ヒメギフチョウの交尾を2回も観察・撮影出来た上、昆虫写真家の栗田貞多男さんにもお会いし、とても楽しい観察会となった。

〔ヒメギフチョウの交尾〕
2頭がもつれ合って私の足元の地面に落ちた。カメラを構えるとメスの裏側からオスが抱きかかえるようにしている。
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ヒメギフチョウ 交尾行動 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro(トリミング)
そして、あっという間に交尾が成立。
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ヒメギフチョウ 交尾 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro(トリミング)
実は、この時、後ろを飛んでいた個体はメスよりも一回り大きく色もかなり濃く見え、「これはギフ♂とヒメギフ♀の自然雑交か?」とぬか喜びしたのだが、何のことはないヒメギフ同士の交尾だった。しかし、ヒメギフの交尾は初撮影だから、うれしいことには変わりはない。
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ヒメギフチョウ 交尾 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
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ヒメギフチョウ 交尾 CANON EOS Kiss DX SIGMA 17-70mm Macro
どちらも新鮮な綺麗な個体だったから交尾時間は案外短く30分程度で終了してしまった。交尾終了後のメスはしばらく交尾していた葉に止まっていたので、裏側から出来たばかりの交尾嚢を撮影してみる。
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ヒメギフチョウ♀ 交尾嚢 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro

このポイントでは、この後もヒメギフチョウの交尾個体が見られた。一日に2つものカップルが観察できたのは初めてだから、このポイントは交尾の観察に適しているのかもしれない。
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ヒメギフチョウ 交尾(カップルB) CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
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ヒメギフチョウ 交尾(カップルB) CANON EOS Kiss DX SIGMA 17-70mm Macro(ストロボ発光)
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ヒメギフチョウ 交尾(カップルB) CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro 
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ヒメギフチョウ 交尾飛翔 CANON EOS Kiss DX SIGMA 17-70mm Macro

この後、ポイントを移動し、昼食を摂りながら桜にやってくるヒメギフチョウを狙うことにした。
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ヒメギフチョウ 吸蜜 CANON EOS Kiss D SIGMA 70-300mm Macro
タンポポでも吸蜜していた。
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ヒメギフチョウ 吸蜜 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
しかもこの個体は、タンポポ、桜と吸蜜を繰り返した後、産卵を開始した。
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ヒメギフチョウ 産卵 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro

楽しい仲間との撮影会で、しかも交尾・産卵という貴重な生態まで撮影出来たのだから言うことはない。帰りの高速はひどい渋滞だったが、全く苦にならなかった(笑)
最後になりましたが、kmkurobeさん、ご案内ありがとうございました。虫林さん、cactussさん、現地でお会いした栗田さんお疲れ様でした。
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by toshi-sanT | 2009-04-25 11:00 | | Comments(16)
2009年 04月 20日

2009年4月中旬 新潟・白馬遠征①

18~19日は、ギフ・ヒメギフ撮影に新潟・白馬方面へ遠征した。
最初の目的地は、昨年愛野緑さんと一緒に見つけた中越の丘陵。林床にカタクリが敷き詰めていてとても良い感じの場所だった。
今年は、カタクリの開花が早いからも満開のカタクリという訳にはいかないだろうが、昨年は時間が遅くギフチョウの姿を見ていないので、一回この目で確かめてみないといけない。
現地に着いてみるとカタクリは花期遅れどころか完全に終了、実を付けているものばかり。ちょっと読みが甘かったようだ。
それでもオスが何頭か飛び始め、あちこちで日光浴を始めたので広角で撮影する。
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ギフチョウ♂ 開翅 RICHO Caplio GX8
この個体、最初は随分擦れた個体だと思ったのだけれど、尾状突起は揃っているし翅自体はあまり痛んでいない。ただ後翅の赤紋もオレンジ色に近く全体にくすんだというか脱色したような感じ。ひょっとしてイエローテールとかいうタイプか?とも思ったのだけれど赤紋も完全なオレンジではないので良くわからない。

このポイントはカタクリが終わってしまうと他の吸蜜植物がほとんど無い。ただオオイワカガミが花を付けていたので、これに来ると花の柄も長いし絵になるかもと思っていたら、本当にやってきた。
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ギフチョウ♂ オオイワカガミで吸蜜 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
その後も二度ほど吸蜜にやってきたので、広角でも撮影した。
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ギフチョウ♂ オオイワカガミで吸蜜 CANON EOS Kiss DX SIGMA 17-70mm Macro

その後は、急に吸蜜に来なくなり周囲を飛び回ることが多くなったので、飛翔写真をねらってみる。尾状突起が欠けた個体が多いのが残念だが、珍しくトリミングなしで使えそうなものがあった。
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ギフチョウ♂ 飛翔 CANON EOS Kiss DX SIGMA 17-70mm Macro
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ギフチョウ♂ 飛翔 CANON EOS Kiss DX SIGMA 17-70mm Macro

ギフの飛翔を追いかけて大汗をかいたころ愛野緑さんがご家族連れでいらした。挨拶をして様子をうかがうと産卵行動をする雌を目撃されたが、結局カンアオイに当らず飛んでしまったとのこと。
そこで産卵狙いに目標を切り替えると同時にカンアオイが多い場所を探すことにした。少し離れた場所に移動するとカンアオイが道の両脇に多い場所があった。しかも綺麗な雌が産卵したそうな行動をしている。
慎重に追いかけると道端では産卵せず、斜面を少しずつ下っていく。芽を出しているカンアオイはそこそこあるのだが気に入らないらしく産卵を始めない。結局斜面も結構急なので追跡しきれず断念。
そんなことを繰り返すが、斜面がきついと追跡もしんどいし、ブッシュも多いので遠くから眼で追うのも難しい。
そこで反対側の緩い斜面を降りてみるとこっちもカンアオイが良い感じで生えていた。すると、地面を叩くように飛ぶ雌が現れた。30分ほど待っているとつに産卵を始めた。
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ギフチョウ 産卵 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
もう少し大きな葉が周囲にはあるのにその中でも一番小さな芽吹きに産卵している。そのため卵を一緒に写すことはできなかったが、この2年ほどふられ続きのギフの産卵が撮影できてうれしい。
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ギフチョウ 産卵 RICHO Caplio GX8
広角でも卵は写らないが、根元の曲がった木を背景だから雪国のギフの産卵らしい絵になったのでまあ良いだろう。
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ギフチョウ 産卵直後の卵 RICHO Caplio GX8

結局2時間ほど追い掛け回してやっと産卵が撮影できたことになる。時間的にはまだ昼前だから、他の場所に転進しようかなどと考えながら最初のポイントに戻ると、綺麗な雌が産卵したそうに飛んでいた。
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ギフチョウ♀ 開翅 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
こいつが産んだら絵になるなと思って追跡を始める。しかし、結局長時間ストーカーになっただけで徒労に終わってしまった。
まだ時間はあるのだが、今日は白馬へ移動しkmkurobeさんのお宅で一献傾けることにしているので、早めに切り上げ移動することにした。

<続く>
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by toshi-sanT | 2009-04-20 23:11 | | Comments(20)
2009年 04月 13日

2009年4月中旬 富士川のギフチョウとスギタニルリシジミ

日曜日は、最初、千葉に行こうかとも考えたのだが、曇りの予報なので毎年恒例の富士川詣でにした。今年は一回も行っていないので少し落ち着かない気がしたのと、あわよくばスギタニルリの♀を狙ってみるつもりなのだ。
〔ギフチョウ〕
まずは、横浜のEさん、アッキーマッキーさんと一緒にいつもと違うポイントへ行ってみる。杉林の中の陽だまりに静止した個体を撮影した。
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ギフチョウ 静止 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
手前の草が邪魔であんまり良い写真ではないが、この後が続かないなあと思っていると、虫林さんがいらしたので、一緒にいつものポイントへ戻ることにした。こちらでは、そこそこ個体数は見られるものの気温が高く飛び回るばかりで一向に止まらない。そこで飛翔写真に切り替えるが、この日はどうも距離感が合わず全然駄目。
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ギフチョウ 飛翔 CANON EOS Kiss DX SIGMA 17-70mm Macro
今日は産卵狙いだったのだが、怪しい動きをするメスはいたものの結局産卵シーンは撮影できず、虫林さんとスギタニルリのポイントへ移動することにした。

〔スギタニルリシジミ〕
今日の目的は中々撮影機会のないスギタニルリシジミの♀の開翅。今まで見たことないからどんな条件で開くのか良くわからないが、直感的に気温が高く吸水を繰り返す日中は、太陽光を受けて体温を上げる必要はないから、あんまり開かないような気がする。
特にギフが止まらないような気温の高い日は、日が傾いて山に隠れるまでの3時から4時頃に開くチャンスがあるのではないかと勝手なことを考えてみた。

ポイントに着くと何頭かのスギタニルリシジミが吸水している。中にメスが混じっていないか探していると中に少し深い藍色で翅の外側が黒っぽく見える個体が混じっていた。止まっても翅を開く気配がないから飛翔を撮影して確認してみる。一枚だけ小さく写っているものをモニターで確認するとやっぱり♀だった。
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スギタニルリシジミ♀ 飛翔 CANON EOS Kiss DX SIGMA 17-70mm Macro
吸水中の画像を確認してみると前翅が少し切れていてその隙間から♀であることがわかる絵があった。
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スギタニルリシジミ♀ 吸水 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro(ストロボ発光)
残念ながらこの個体は見失ってしまったので他の個体を探すがどうも♂ばかりのようだ。しかし、♀らしき個体を探してばかりいて他の個体はまともに撮影していなかったのと吸水に夢中な個体がいたので広角でじっくり撮ることにする。
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スギタニルリシジミ♂ 吸水 RICHO Caplio GX8
後ろにこれからバリアングル液晶を使って広角接写をしようとしている虫林さんが写って中々面白い絵になった。

そろそろ当初狙っていた時間になったので虫林さんと一緒に♀を探しながら待っていると怪しげな個体が降りてきて少し高いところに止まったと思ったら、開翅してくれた。ただ90mmでは遠すぎるし、300mmは車に忘れてきてしまったことに気づく。しまったと思っていたら、90mmでも撮影可能な距離に降りてきてV字開翅を披露してくれた。
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スギタニルリシジミ♀ 開翅 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
全開まではいかずに翅を閉じてしまったが、先ほどの個体より綺麗な個体なので裏面も丁寧に撮影することにした。
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スギタニルリシジミ♀ 裏面 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
しばらく待っていると再びV字開翅モード。
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スギタニルリシジミ♀ 開翅 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
開いているのが顔の高さより少し下くらいなので、手を伸ばしてノーファインダーで見下ろす形で撮影してみた。
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スギタニルリシジミ♀ 開翅 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro

この後しばらくして、太陽が山の陰に入りタイムアップ、虫林さんと別れ家路に着くことにした。
ギフチョウでは不完全燃焼だったが、狙ったものが狙ったとおりに(本当か?)撮れた満足度の方が高かった。
虫林さん、お付き合いいただきありがとうございました。たぶん一人だったら早々に諦めて帰っていたと思います(^^;

スギタニルリ♀の開翅、暑い日のタイムアップ寸前が開翅タイム、誰か騙されてみる気ありません(笑)
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by toshi-sanT | 2009-04-13 23:57 | | Comments(16)
2009年 04月 11日

2009年4月中旬 神奈川県川崎市 多摩丘陵春の蝶

今日は午後から用事があるので近所の谷戸へ春の蝶を探しに出かけた。菜の花が多いポイントへ着くと早速ツマキチョウが飛んでいた。しかもいきなり♀に求愛したと思ったらあっという間に交尾が成立していた。
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ツマキチョウ 求愛 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
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ツマキチョウ 交尾成立 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro(ストロボ発光)
広角で菜の花と青空を入れて撮ってみた。
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ツマキチョウ 交尾 CANON EOS Kiss DX SIGMA 17-70mm Macro
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ツマキチョウ 交尾 RICHO Caplio GX8
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ツマキチョウ 交尾 RICHO Caplio GX8
交尾時間はちょうど1時間、あっさりと別れて♂はさっさと飛んでいってしまい、♀だけが残された。
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ツマキチョウ♀ 静止 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro(ストロボ発光)
裏面の唐草模様が綺麗に撮影できたので個人的には結構満足。
今日は、♂♀とも開翅をしっかり撮ろうと思ってきたのだけれど気温が高く一向に止まらなくなってしまったので飛翔写真に切り替える。
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ツマキチョウ 求愛飛翔 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
今年は、普通種のオーソドックスな写真を撮ろうと決めているので、ツマキ以外にもスジグロシロチョウやモンシロチョウもまじめに追いかけてみる。しかし、気温が高すぎるせいか、一向に止まらず、スジグロの求愛・交尾拒否が撮影できただけだった。
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スジグロシロチョウ 求愛・交尾拒否 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
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スジグロシロチョウ 求愛・交尾拒否 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
トラフシジミは菜の花畑と林の境を飛び回っていたが、こいつも中々止まらない。一瞬だけ菜の花の葉の上でストローを出しているところが撮影できた。
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トラフシジミ春型 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
午前中だけの散策だったが、家の近くでこれだけ蝶と遊べたのだから良しとしよう。
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by toshi-sanT | 2009-04-11 22:10 | | Comments(14)
2009年 04月 05日

2009年4月上旬 越後の古城

この春休み息子をどこにも連れていっていなかったので、息子を連れて小旅行に出ることにした。
最近あるきっかけで息子が歴史に興味を持ったので(信長の野望!)、今年の大河ドラマ「天地人」にあやかって直江兼続ゆかりの越後の古城をいくつか巡って来た。
私自身歴史は嫌いではないし、山城跡は防御遺構を見つける楽しみもあるし、そこそこ運動にもなる。大きい城、小さな城、防御遺構なども少し撮影したのだが、そっちはシーズンオフにでも紹介することにして兼続ゆかりの代表的な2つを簡単に紹介しよう。
〔本与板城〕
常盤貴子演ずる「おせん」が生まれた頃の直江家の本城。兼続の時代には、2kmほど離れた与板城に移っていたようだ。
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本与板城
実城(本丸)も一時伸びた杉に覆われていたらしいのだが、展望がきくように切り倒されていた。思った以上に大きな城なのでもう少し整備されたらおもしろいと思う。

〔春日山城〕
20年ほど前に一度行ったことがあるのだが、その時は杉林に覆われて本丸、毘沙門堂くらいしか展望がきかないという記憶があったのだが、今回行ってみると杉や松を伐採してありかなり見晴らしが良くなっていた。もっともその分観光客も多かったが。
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三の丸の土塁脇から本丸を望む
三の丸は謙信の養子上杉景虎の屋敷があったあたり。右手の土塁の奥に二の丸がある。御館の乱の当初、景勝が本丸に景虎が二の丸に立てこもったと聞くが、行ってみるとびっくりするほど近い。こんなに近い距離で長いこと二大勢力がにらみ合うというのは無理だから、春日山城と直江津近くの御館に別れたというのも良くわかる。
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林泉寺山門の「第一義」の額
山麓にある林泉寺の山門には上杉謙信直筆という額がかかっている(本物は宝物館の中)。

〔古城のギフチョウ〕
出かける時の天気予報では、土曜日の午前中が晴れ、日曜日は曇りだった。SIGMA17-70mmも修理から戻ってきたので、満開のカタクリに来るギフチョウを撮影してから古城巡りに出る予定にしていた。
しかし、現地に着いてみると曇りで一向に日が差さず寒い。良い具合にカタクリは満開だったものの、見つかったのは胴体だけを食べられてしまったギフチョウの翅だけだった。
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それでも翌日曜日、古城巡りの途中、ギフチョウに出会えた。(場所は内緒)
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ギフチョウ 吸蜜 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
しかもちょっと斑紋異常で黒帯が人間が両手を上げたように見える。そういえば愛染明王の6本の腕の2本は上に向いていたはずだから、「兼続ギフ」ということにしておこう。(兼続は「愛」の前立ての兜が有名)
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ギフチョウ 静止 RICHO Caplio GX8
写真としては大したもではないが、山城バックの広角なので個人的満足度は高い。
午後になると羽化直後の個体が日光浴を繰り返しながらふわふわと飛んでいた。
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ギフチョウ 日光浴 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
飛翔速度があまり速くないので退院してきた広角レンズで飛翔も撮ってみると、一枚だけノートリで使えるものがあった。
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土塁跡の前を飛ぶギフチョウ CANON EOS Kiss DX SIGMA 17-70mm Macro

息子の撮影したものも一枚だけ載せておこう。
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ギフチョウ 静止 CANON EOS Kiss D SIGMA APO 70-300mm Macro
これも「兼続ギフ」だった。

最近、同じ場所ばかりに行っていたので、久しぶりの情報なし&初めての場所になった。決して撮影しやすい場所とは言い難いが、たまにはこんな出会いも良いものだ。
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by toshi-sanT | 2009-04-05 23:42 | 歴史 | Comments(13)