フィールドノート

thecla.exblog.jp
ブログトップ | ログイン

<   2009年 07月 ( 8 )   > この月の画像一覧


2009年 07月 28日

高山蝶始めました④ ミヤマシロチョウ(八ヶ岳)

土曜日は北ア稜線に登る計画を捨てきれず性懲りも無く早起きをするが、どう考えても無理そう。ただ諏訪、八ヶ岳方面なら何とかなりそうなのでヒメヒカゲとミヤマシロチョウのダブルという欲張った計画で出かけた。
まず、ヒメヒカゲの棲む高原に寄る。前の週に発生しているのを確認したので時期的には良いはずだが、ポイント周辺は霧の中、ものの5分もしないうちに雨粒が落ちてきてすぐ本降りになってしまった。
しばらく車の中で待機するも止みそうにないのでヒメヒカゲは諦めて八ヶ岳のミヤマシロチョウに転戦することにした。

途中、中央道の事故渋滞の影響で予定より時間がかかってしまい、ミヤマシロのポイントに着いたのは結局昼前。しかもポイントの手前から無情の雨粒が落ちる始末。今更他の場所への転戦は利かないし、2006年の11月に越冬巣調査をした想い出の場所でもあるから、その後の保全活動による環境の変化を確認するだけでも良いやくらいのつもりで先に進んだ。

ポイントに着くと、「茅野ミヤマシロ蝶の会」の方々がちょうど昼食中だった。挨拶した後、越冬調査時に一番越冬巣が多かったポイントの様子を見に行く。
d0054625_22572492.jpg

ミヤマシロチョウ生息地の現環境 RICHO Caplio GX8
被圧していた樹木を伐採すると共に巨大化した食樹のヒロハノヘビノボラズも適度に枝を切っているようでかなり開けた空間が出来ていた。

何本かのイボタの木がある場所でしばらく待っていると、雨が止んで薄日が差してきた。するとどこからともなくミヤマシロチョウが現れ、イボタの花で吸蜜を始めた。
d0054625_2382960.jpg

ミヤマシロチョウ♂ 吸蜜 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
d0054625_2385198.jpg

ミヤマシロチョウ♂ 吸蜜 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
先ほどの雨が嘘のように晴れると複数の個体がイボタのまわりを飛び、良く見るとメスも混じっていた。
d0054625_231159.jpg

ミヤマシロチョウ♀ 吸蜜 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
比較的低い位置に止まることもあったので、広角でも何枚か撮影できた。
d0054625_23131082.jpg

ミヤマシロチョウ 吸蜜 CANON EOS Kiss DX SIGMA 17-70mm Macro
d0054625_23134053.jpg

ミヤマシロチョウ 吸蜜 CANON EOS Kiss DX SIGMA 17-70mm Macro

メスも出ているのだから、交尾中の個体でもいないかと探していると、ヒロハノヘビノボラズの枝先でミヤマシロチョウが団子のようになっていた。
d0054625_23175481.jpg

ミヤマシロチョウ団子 CANON EOS Kiss D SIGMA APO 70-300mm Macro
最初は、交尾個体に複数の♂がちょっかい出していると思ったのだが、画面中央の交尾拒否姿勢をとっている腹部の太い♀のまわりに3頭の♂が絡んでいた。
d0054625_23215644.jpg

ミヤマシロチョウ 交尾拒否 CANON EOS Kiss DX SIGMA APO 70-300mm Macro

この日は、あまり良いとは言えない条件の中で多くのミヤマシロチョウを見ることが出来、危機的状況の中での越冬巣調査を手伝った(ほんのちょっとだけれど)身には感無量だった。集団吸水は観察できなかったけれど、この調子ならまた観察機会があるだろうから来年以降の楽しみに取っておこう。

最後になりましたが、「茅野ミヤマシロチョウの会」のFさん、Hさんありがとうございました。また「茅野ミヤマシロチョウの会」会員の皆様保全活動ありがとうございます、おかげさまで八ヶ岳のミヤマシロチョウを楽しむことが出来ました。

付記:アブ
この日もアブが多かった。虫除けスプレーをズボンにも振りかけておいたのにズボンの上からやられて膝がはれ上がってしまった。この時期の八ヶ岳の沢筋は厚手の長袖長ズボンで完全防備でないと駄目なようだ。
[PR]

by toshi-sanT | 2009-07-28 23:29 | | Comments(14)
2009年 07月 26日

2009年7月 あ~夏休み~②

北ア稜線に向けての万全の夏休みのはずがついに最終日。天気予報を見るとこの日だけが唯一晴れが期待できる日。一瞬、日帰り強行軍も考えたが、体調が良くての日帰りならともかく、山上一泊のオプション無しの強制日帰りを実施する勇気はなかった。
日帰りだと上信国境のミヤマモンキ&ミヤマシロチョウという手もあるが、わざわざ松本から回るのは面倒くさいし、去年マーキング調査もやったので今年はもういいかという気もする。
そういえば、霧島緑さんが上高地に行くとおっしゃっていたので電話してみると、上高地入りされるとのことなのでご一緒することにした。

途中の道の駅で待ち合わせ、早朝の上高地に着く。山に雲はかかっていないが、高く薄い雲が全体にかかっている感じ。河童橋周辺の梓川も川幅一杯に水が流れている。
d0054625_12463159.jpg

早朝の上高地
この夏上高地は2回目だが、数日雨が降り続いているからオオイチの集団吸水が期待できるのではないか、上手くいけばメスも出ているかも、タカネキマダラセセリも吸蜜シーンは撮っていないからそれを狙うのも悪くない、クモマベニヒカゲだってもう出ているかもしれない・・・・などと相変わらず歩き出す前にすでに頭の中は期待というか妄想でいっぱい。
オオイチモンジのポイントに着くと手を振る影が、近付くと虫林さんだった。しばらく待っていると何頭かのオオイチモンジがやってきた。
d0054625_13264313.jpg

オオイチモンジ♂ 開翅 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
しばらくするとcactussさんもいらして皆で待つが、ポツポツとやってくるだけで集団になりそうな雰囲気は皆無。
虫林さんと話しているとこの後ヤリガタケシジミのポイントへ向かうとのこと。本当はこの後、霧島緑さんとタカネキマダラセセリのポイントへ向かうことになっていたのだけれど、絶好の機会だったのでつい同行をお願いしてしまった。霧島緑さんごめんなさい。

タカネキマダラセセリのポイントへ向かう霧島緑さんとは河童橋で待ち合わせることにして別れ、虫林さん、cactussさんとヤリガタケシジミのポイントへ向かう。途中人懐っこいオオイチモンジの♂がいて楽しめた。
d0054625_1575968.jpg

ザックの汗を吸うオオイチモンジ(後姿は虫林さん) CANON EOS Kiss DX SIGMA 17-70mm Macro
d0054625_15102595.jpg

登山靴の汗を吸うオオイチモンジ RICHO Caplio GX8
ザックも靴も私のものだから、体からオオイチが好むエキスでも出ているかと思ったら、もっと上手がいた。
d0054625_1517369.jpg

cactussさんの指に止まるオオイチモンジ CANON EOS Kiss DX SIGMA 17-70mm Macro

ヤリガタケシジミを無事撮影した後の帰り道でもカラスシジミやオオイチモンジのメスなどを撮影できた。
d0054625_15142977.jpg

カラスシジミ 吸水 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
このカラスシジミは林の中の登山道の木漏れ日で吸水し、撮影していると木漏れ日の方向に何故か体を斜めに向けた。
ドロノキの幼木が多い場所でオオイチモンジのメスを待ったが来ないので撤収しようとした時1頭のメスが現れ低い位置で産卵を始めた。慌てて駆け寄るが撮影する前に産卵は終了してしまった。ただこのメスはしばらく周囲を飛び回り、少し高い位置だが産卵行動を披露してくれた。
d0054625_1516492.jpg

オオイチモンジ♀ 産卵 CANON EOS Kiss D SIGMA 70-300mm Macro
d0054625_15211221.jpg

オオイチモンジ♀ 産卵行動? CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro

このメスは産卵の合間にカラマツソウ(ミヤマカラマツかな)に訪花した。訪花時間は極めて短く証拠写真しか撮れなかったが、始めて観察する姿なのでかなりうれしい。
d0054625_15263623.jpg

オオイチモンジ 訪花吸蜜 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
家に帰ってPCで拡大してみると確かにストローを伸ばしているように見える。
d0054625_15422464.jpg

オオイチモンジ 訪花吸蜜 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
ところでこれらの写真では角度のせいか白帯の幅が狭くオスのようにも見える。ただ目視していた限りではメスだったはずなのだが・・・・・。

今年の夏休みは予定した北ア稜線に登れず少し消化不良だったが、ヤリガタケシジミを初撮影出来たし、オオイチモンジとも色々遊ぶことが出来て、まあ良い夏休みだったのだろう。

最後になりましたが、最終日にご一緒した霧島緑さん、虫林さん、cactussさん、お疲れ様でした、またありがとうございました。
[PR]

by toshi-sanT | 2009-07-26 16:10 | | Comments(16)
2009年 07月 24日

2009年7月 あ~夏休み~ ①

前にもちょっと書いたが、先週末は金曜日に休暇を取り万全の体制で4連休の夏休みを満喫するはずだった。ところが、天気予報をチェックする度に悪い方に変わり、結局最初の2日間は雨、雨。
いよいよ残り2日になったところで家を飛び出し中央道を西へ向かう。途中で雨レーダーをチェックしながら、雨でなければ明日の一発にかけて北アの稜線に上がるつもりでいたが、残念ながら北ア方面は暴風雨になりそう。
これでは登るわけにはいかないから、目標を途中の高原に変更し、今年の課題のヒョウモンチョウの撮影に切り替えることにした。
残念ながら天候は曇りで気温も低め。アサマシジミが静止しているのを見つけたくらいでオレンジの蝶は見当たらない。それでも粘り強く待っていると、薄日が差し出しどこからかヒョウモンチョウが現れた。すぐ日が翳って翅を閉じてしまったが、オスの閉翅画像も撮る必要があるのでこれはこれで慎重に撮影する。
d0054625_22521066.jpg

ヒョウモンチョウ♂ 静止 CANON EOS Kiss DX SIGMA17-70mm Macro(ストロボ発光)
次はベタ開翅を撮影しようと待っていると視界を青いシジミが横切って近くに止まった。近付いてみるとアサマシジミのオスが開翅していた。
d0054625_22581999.jpg

アサマシジミ♂ 開翅 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
しばらくアサマシジミと遊んで元の場所に戻るとヒョウモンチョウが開翅していたので今年課題のベタ開翅を撮影。
d0054625_2343296.jpg

ヒョウモンチョウ♂ 開翅 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
合格点はもらえないかもしれないが、とりあえず努力はしたということで・・・・・。
他の蝶を探しているとコヒョウモンモドキを見つけたが、何か模様が変だ。独特の後翅の格子模様が無いのだ。
d0054625_236206.jpg

コヒョウモンモドキ 吸蜜 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
随分変わった異常型で前翅の裏みたいな模様だなあ~と思ってよく見ると、本当に前翅の裏が見えていた。羽化不全で後翅が小さくくしゃくしゃになっているため、前翅しかないように見えただけだった。

この後、高原は霧の中に入りしかも雨粒まで落ちてきたので下に降りてうなぎでもゆっくり食べることにする。ところが下に降りてみると晴れて太陽が出ている。さっき行った山はまだ雲の中だが、ヒメヒカゲがいる別の山は晴れているのが見えた。
まだヒメヒカゲには早いかもしれないが、うなぎは断念、駄目もとでそっちに行ってみることにした。

ヒメヒカゲのポイントに着くと足元からチョコレート色の蝶が飛び立った。
d0054625_23135612.jpg

ヒメヒカゲ 静止 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
この日はやけに風が強くて、数枚シャッターを切った後、風にあおられるように飛んでいってしまい見失ってしまった。結局この時しか撮影チャンスが無かったけれど久しぶりのヒメヒカゲとの出会いなので素直にうれしい。
ここにもヒョウモンチョウがいてベタ開翅画像が撮影できた。
d0054625_23171349.jpg

ヒョウモンチョウ♂ 開翅 CANON EOS Kiss DX SIGMA17-70mm Macro
こっちの方がまだ良いかな。
他にはコキマダラセセリ♀がいたので、セセリのベタ画像にもチャレンジ
d0054625_2318588.jpg

コキマダラセセリ♀ 開翅 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
最初は条件どおり撮れたと思ったのだが、見直してみるといまいち。セセリのベタ画像もかなり苦戦しそうな予感。

この日は夕方、ミヤマシジミのポイントに寄って活動終了。
d0054625_2322194.jpg

ミヤマシジミ♂ 開翅 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
d0054625_2323663.jpg

ミヤマシジミ♂ 開翅 CANON EOS Kiss DX SIGMA17-70mm Macro
翌日に備え松本のビジネスホテルに泊まることにした。
<続く>
[PR]

by toshi-sanT | 2009-07-24 23:23 | Comments(8)
2009年 07月 22日

高山蝶始めました③ ヤリガタケシジミ(アサマシジミ)

この週末は、休暇も取ったし北アルプスに登りハイマツ仙人に会いに行くはずだった。ところがずっと天気が悪く、ハイマツ仙人は断念し、結局上高地に入りに変更したため「高山蝶始めました」シリーズ第三弾はヤリガタケシジミになった。

本州で高山蝶と呼ばれるものは、クモマツマキチョウ、ミヤマモンキチョウ、ミヤマシロチョウ、オオイチモンジ、コヒオドシ、クモマベニヒカゲ、ベニヒカゲ、タカネヒカゲ、タカネキマダラセセリの9種であり、ヤリガタケシジミは入らない。またそもそもヤリガタケシジミは独立した種名ではなく、アサマシジミの本州中部高山帯亜種名、または北アルプス梓川流域の地理的変異名なので当たり前と言えば当たり前なのだけれど。
ただ、長野県天然記念物にはこの9種に加えてヤリガタケシジミが入っていること、「ヤリガタケシジミ」の名称からくる雰囲気から、私的高山蝶に入れてしまっている。ちょうど10できりが良いし。

d0054625_2350722.jpg

ヤリガタケシジミ 吸蜜 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
d0054625_23505535.jpg

ヤリガタケシジミ 開翅 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
d0054625_23562383.jpg

ヤリガタケシジミ 開翅 CANON EOS kiss DX SIGMA 17-70mm Macro
後翅が少し欠けているのが残念だけれど、青鱗の色合い、広がりともはっとするほど美しい。
食草であるタイツリオオギの群落を入れての半開翅。
d0054625_23582781.jpg

ヤリガタケシジミ 開翅 CANON EOS kiss DX SIGMA 17-70mm Macro

ヤリガタケシジミの生息地は、河川工事などによる環境変化によって激減してしまっている。その中で今回は1個体だけだったが撮影することが出来てとても幸運だった。
現地で偶然出会い、ヤリガタケシジミのポイントまで快く(強要したという説もあるが・・・・)ご案内いただいた虫林さん本当にありがとうございました。ご一緒したcactussさんお疲れ様でした。
また、タカネキのポイントまで一緒に行きましょうなんて言って途中まで同行しておきながら、途中でヤリガタケシジミに浮気してしまいご迷惑をおかけした霧島緑さん、お疲れ様でした、そして申し訳ありませんでした。

今週は遅くなる日が多いので、ヤリガタケシジミ以外の蝶や今回のプチ遠征の顛末は後日UPします。
[PR]

by toshi-sanT | 2009-07-22 00:34 | | Comments(20)
2009年 07月 18日

2009年7月中旬 スジグロシロチョウの交尾

金曜日は休暇を取って4連休、今年の夏休みは北アルプスの稜線へ!と思っていたのだが、梅雨が明けたはずなのに・・・・・、天気が悪い。
結局、金・土とも山に上がれる状況ではなく、家の周囲を散歩するのが関の山で撮影出来たのはこれだけだった。
d0054625_213770.jpg

スジグロシロチョウ 交尾 CANON EOS Kiss DX SIGMA 17-70mm Macro
♂♀ともスジグロシロチョウとヤマトスジグロシロチョウの区別点のひとつになっている肩脈の特徴が良く出ているので生態写真としては結構満足かも。
d0054625_2152573.jpg

スジグロシロチョウ 交尾 CANON EOS Kiss DX SIGMA 17-70mm Macro
d0054625_2155157.jpg

スジグロシロチョウ 交尾 CANON EOS Kiss DX SIGMA 17-70mm Macro

雨の中、山に登る気はしないので、ハイマツ仙人は来週にするしかないが、明日、明後日はとりあえずそれ以外の高山蝶と戯れたいもんだ。
[PR]

by toshi-sanT | 2009-07-18 21:09 | | Comments(0)
2009年 07月 14日

高山蝶始めました② タカネキマダラセセリ

オオイチモンジを堪能して時計を見るとまだ9時を回ったばかり。このままオオイチと遊び続けても良いのだが、せっかくだからタカネキマダラセセリを探しに行ってみることにした。
上高地のタカネキマダラセセリの生息地はピンポイントで知っているわけではないが、昨年常念で撮影しているのでいそうな環境の推測はつく。まだ発生していない可能性もあるが、禁煙によって心肺機能が改善したかどうか確かめる意味でも登ってみる価値はあるだろうと思ったのだ。

タカネキマダラセセリのポイントへ向けて沢を登り始める。登ってみると思った以上に快調で、多分に心理的なものだろうが禁煙効果を思いっきり実感。
そのうちに前にクモマベニヒカゲを撮影したポイントへ到着。頭の中ではここが、一番の有望ポイントのはずだ。そこで慎重に周囲を探すが見当たらない。やっぱりフライングか~と思っていると視界のはじっこを素早い影がよぎって葉の上に静止した。
慎重にカメラをケースから取り出し近付くと、タカネキマダラセセリだった。
d0054625_23165564.jpg

タカネキマダラセセリ♂ 開翅 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
少し日が翳っているせいか、あまり敏感ではなさそうなので、次は慎重に回り込んで、今年課題のベタ開翅を。
d0054625_23192175.jpg

タカネキマダラセセリ♂ 開翅 CANON EOS Kiss DX SIGMA 17-70mm Macro

まだじっとしてくれているので、次は広角で撮影。
d0054625_23205623.jpg

タカネキマダラセセリ♂ 開翅 RICHO Caplio GX8
d0054625_23232815.jpg

タカネキマダラセセリ♂ 開翅 CANON EOS Kiss DX SIGMA 17-70mm Macro
d0054625_23233990.jpg

タカネキマダラセセリ♂ 開翅 CANON EOS Kiss DX SIGMA 17-70mm Macro
この蝶は高山の稜線と一緒に写すのが一番雰囲気が出るような気がする。
結局、この日はこの1個体しか見られず、雲も多くなってきたので下山することにした。オオイチのポイントからの移動時間は2時間半、撮影時間は数分。我ながら馬鹿じゃなかろうかと思いもするが、でも楽しいのだから仕方が無い。

いよいよ関東甲信も梅雨明けらしい。足慣らしもしたことだし、今年もまたハイマツ仙人に会いにいこうか。
[PR]

by toshi-sanT | 2009-07-14 23:29 | | Comments(18)
2009年 07月 12日

高山蝶始めました① -オオイチモンジ

何ともすっきりしないじめじめした気候、「なんとか」と煙は高いところに登りたがると言うけれど、こんな時期は高い山に行ってすっきりしたいものだ。しかも、土曜日の天気予報を確認すると「晴れ」に変わっていた。
今年は、昨年までに比べ山の上での季節の進みは少し遅く、未発生のリスクも感じたが、休みと好天が一致するとは限らないので思い切って出かけることにした。

3時前に家を出て、上高地河童橋に着いたのは7時前。まだどんよりと曇ってる。
d0054625_1352143.jpg

沢筋を見る限り特段残雪が多いという訳でも無く、晴れ間さえ出れば何とかなりそうな感じ。まずはオオイチモンジのポイントへ向かう。歩き出してしばらくすると徐々に晴れ間も出て、期待感が高まる。ポイントに着くとカメラを構えている方がいたので、そっと近付いてみると綺麗なオオイチモンジが来ていた。早速声をかけて一緒に撮らせていただく。
d0054625_142290.jpg

オオイチモンジ♂ 吸水 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro(ストロボ発光)
何枚か撮影した後、何度かフィールドでお会いしたYさんだと気づく。Yさんも最初気がつかなかったそうで、それだけオオイチに気が行ってしまっていたようだ。
いつもより早い時期に来た甲斐があって綺麗な個体が多い。これなら自然光でも後翅の青色を出せるのではないかと思いストロボ発光させずに中央部重点測光で撮ってみた。
d0054625_1538249.jpg

オオイチモンジ♂ 吸水 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro(中央部重点測光)
d0054625_15325891.jpg

オオイチモンジ♂ 吸水 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro(中央部重点測光)

オオイチの数は集団吸水が見られるほどではなかったものの、何頭かが入れ替わり立ち代りやってくるので飛翔、広角なども含めて十分楽しめた。
d0054625_15175540.jpg

オオイチモンジ♂ 飛翔 CANON EOS Kiss DX SIGMA 17-70mm Macro
d0054625_15185871.jpg

オオイチモンジ♂ 吸水 CANON EOS Kiss DX SIGMA 17-70mm Macro
d0054625_15191838.jpg

オオイチモンジ♂ 吸水 CANON EOS Kiss DX SIGMA 17-70mm Macro

中には人懐こい個体もいてYさんのズボンや私の登山靴で吸水するものもいた。この靴であちこちのフィールドを歩いているからさぞ複雑な味がすることだろう(笑)
d0054625_15215151.jpg


ある程度写真が撮れたところで時間を見るとまだ9時。このままオオイチと一日遊んでも良いのだが、せっかくだから沢を登ってタカネキマダラセセリを探してみることにしよう。<続く>
[PR]

by toshi-sanT | 2009-07-12 15:27 | | Comments(22)
2009年 07月 05日

2009年7月上旬 山梨県 三振振り逃げ?

今年の課題のひとつにヒョウモンチョウの写真をちゃんと撮ることがあった。そこでゼフ狙いも兼ねてヒョウモンチョウをメインで撮影にでかけた・・・・・はずだった。

まずは、前菜としてゼフでもと思ったのだが、朝方は今ひとつ日が差さずしばき棒で叩いても何も飛び出さない。それでも移動直前に車を止めた脇の桜を叩くとメスアカミドリシジミの♀が飛び出し開翅した。
後翅まで赤紋が広がった個体で、しめしめと思ったが、シャッターを押す瞬間脚立の上でバランスを崩してしまい結局一枚も撮影出来なかった。

気を取り直してヒョウモンチョウのポイントへ移動したが、数が少なく探雌飛翔とおぼしい行動がほとんどで全く止まる気配が無い。しかも、花がほとんど咲いておらず、コキマダラセセリなど他の蝶もほとんんど見ない。
草原を歩き回ってやっと見つけたのはアサマシジミのメスの他にはホシミスジ。
d0054625_22404170.jpg

ホシミスジ 開翅 CANON EOS Kiss DX SIGMA 17-70mm Macro
d0054625_2241103.jpg

ホシミスジ 開翅 CANON EOS Kiss DX SIGMA 17-70mm Macro

大分日が差し出したので、再度ゼフのテリ張りポイントへ行くが、複数がテリを張っているものの2年前に比べ木が高くなってしまい遠くから確認するだけで手も足も出ず、引き返す。
草原へ戻ると最初にアサマシジミのメスを見た場所で、いつの間にか交尾が成立していた。アサマシジミの交尾は久しぶりなのでじっくり撮影する。
d0054625_22522887.jpg

アサマシジミ 交尾 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
d0054625_2254423.jpg

アサマシジミ 交尾 CANON EOS Kiss DX SIGMA 17-70mm Macro
d0054625_22545135.jpg

アサマシジミ 交尾 RICHO Caplio GX8
オスもまだ綺麗な個体だったから、ヒョウモンチョウともども少し発生が遅れ気味なのかもしれない。
d0054625_2257941.jpg

アサマシジミ♂ 開翅 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro

結局、飛び回るだけのヒョウモンチョウに戦意喪失、高速が混まないうちに引き上げることにした。
帰り際の駄賃に、もう一度メスアカの雌をしばき出しに成功したものの微妙な位置で開翅したため、ノーファインダーでしか撮影出来ず、ピント、構図とも今ひとつだが、今日唯一のゼフの絵なので最後に載せておこう。
d0054625_2324561.jpg

メスアカミドリシジミ♀ 開翅 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro

予想外にアサマシジミの交尾と綺麗な♂が撮影出来たのは良かったが、当初の目的は大外しに終わってしまった。どうも三振振り逃げで決勝点のホームを踏んだような変な気分。
[PR]

by toshi-sanT | 2009-07-05 23:13 | | Comments(12)