<   2012年 07月 ( 8 )   > この月の画像一覧


2012年 07月 31日

高山蝶はじめました2012 ③ タカネキマダラセセリ

上信国境へ出かけた翌日は、休暇を取っていたので上高地から穂高へ向かう沢を登った。目的はタカネキマダラセセリ、今年の北アの沢筋は雪が多かったはずだから、この時期でもメスなら綺麗なものが多いと期待していた。
ポイントに着くと1頭のオスが葉の上で翅を広げていた。
d0054625_23574262.jpg

タカネキマダラセセリ♂ 開翅 RICOH GR DIGITALⅢ (LEDライト)
前方の空間を睨んでいるオスの姿は、敵機を待ち受ける高山の迎撃戦闘機といった緊張感がある。もっとも飛翔速度はセセリの中ではそんなに速くない。と言っても飛翔写真を撮ろうという気には中々ならないけれど(笑)
オスが結構新鮮なので期待を持って探すとメスが翅を広げていた。期待通り縁毛が綺麗にそろった綺麗な個体。
d0054625_061729.jpg

タカネキマダラセセリ♀ 開翅 CANON EOS 40D EF100mm F2.8L マクロ IS USM
この個体はその後グンナイフウロで吸蜜を始めた。強い夏の日差しの下で、縁毛を際立たせてみようと思い、ストロボを焚いてみた。
d0054625_094598.jpg

タカネキマダラセセリ♀ 吸蜜 CANON EOS 40D EF100mm F2.8L マクロ IS USM (外部ストロボ)

最後まで穂高の稜線のガスは晴れきらなかったが、広角で撮影するとかえって高山らしい雰囲気になったような気がする。
d0054625_0172790.jpg

タカネキマダラセセリ♀ 吸蜜 RICOH GR DIGITALⅢ (LEDライト)
LEDライトを照射すると裏面が金色に輝く。
d0054625_0182870.jpg

タカネキマダラセセリ♀ 吸蜜 RICOH GR DIGITALⅢ (LEDライト)
日差しが強いのと蝶が小さいためか、グンナイフウロの花で吸蜜だと花弁が影を作ってしまうし、ピントがほとんどの場合後ろの山にもっていかれてしまう。そこでLEDライトを当てると結構ピンを拾ってくれるようになった。
さらにLEDを当てかつストロボを合わせると山と雲と空のコントラストが強く出てちょっと豪華な感じになった。
d0054625_0313132.jpg

d0054625_0315240.jpg

タカネキマダラセセリ♀ 吸蜜 RICOH GR DIGITALⅢ (LEDライト+内蔵ストロボ)
メスを中心に十分堪能したので下山を始める。沢と離れて樹林帯に入る手前に穂高の山が望めるビューポイントがある。
d0054625_04298.jpg

穂高の山々に別れを告げ、もうタカネキマダラセセリもいないだろうとカメラをザックにしまい帰り支度をしているとグンナイフウロに来ている蝶は・・・、今まで見た中で最も低い場所でのタカネキマダラセセリだった。
d0054625_0455133.jpg

タカネキマダラセセリ♀ 吸蜜 RICOH GR DIGITALⅢ (LEDライト)
今回メスの様々なシーンが狙い通り撮影出来たのは良かったが、求愛シーンは何度か見られたのだが、交尾シーンを見つけることは出来なかったのは少し残念。まあ、自然を相手にしているのだから、これもまた来る口実が出来たというものだ。
[PR]

by toshi-sanT | 2012-07-31 00:49 | | Comments(12)
2012年 07月 27日

高山蝶はじめました2012 ② ミヤマモンキチョウ(アサマモンキ)とミヤマシロチョウ

休暇を取って22~24日にかけて北ア山上へ登る予定だったが予定していた山域の天気予報が最悪。計画を変更し、初日は上高地に向かう。駐車場に車を入れる前に雨レーダーで確認すると、上高地周辺には昼過ぎまで雨雲が居座る様子、一方東御市周辺は、午前中いっぱい晴れの模様。
先週一度行ったエリアだが、今度は信州側でじっくり観察するのも悪くないのでそっちへ転進。峠に上がる途中は霧がかかっており少し心配したが、峠に着くと群馬側から青空が顔を出し始めていた。
大慌てで準備し、登り始める。ポイントの稜線に着くと早速ミヤマシロチョウがハクサンフウロなどで吸蜜していた。
d0054625_0312958.jpg

d0054625_0331570.jpg

ミヤマシロチョウ 吸蜜 RICOH GR DIGITALⅢ
山頂に向けて登っていくと、ma23さんとdodoboyさんとばったり。お互いにこんな日に登っているのは自分たちだけではないかと思っていたようで、物好きだなあと笑いあう。
ミヤマモンキチョウは、オスはかなり擦れている個体が多く、メスの産卵時期でma23さんもたった今産卵シーンを撮影したとのこと。そこでメスの産卵に絞って狙った。
d0054625_041761.jpg

d0054625_0475569.jpg

ミヤマモンキチョウ 産卵 CANON EOS 40D EF100mm F2.8L マクロ IS USM

ここの稜線上には、コマクサが数株あり、白花コマクサもあった。
d0054625_0432492.jpg

白花コマクサ CANON EOS 40D EF100mm F2.8L マクロ IS USM
そう言えば、以前北アの稜線上で撮影しそこなったがコマクサに来たミヤマモンキ見たことを思い出したりしていると、そのコマクサに1頭のミヤマモンキ♀が飛来、吸蜜を始めた。
d0054625_0453695.jpg

ミヤマモンキチョウ 吸蜜 CANON EOS 40D EF100mm F2.8L マクロ IS USM
ただ、花期が終わりかけの花が多い大きな株だったのでもう少し工夫して撮った方が良かったかもじれないが、そこまで考えられるほど冷静でいられれば良いのだけれど・・・。

せっかくだから山頂まで登ってみると、タカネニガナで吸蜜を繰り返すミヤマシロチョウがいた。ちょうど小学生の遠足登山の集団が登って来た時だったので子供たちをバックに広角撮影にこだわってみた。
d0054625_23495843.jpg

d0054625_23495323.jpg

d0054625_23504271.jpg

d0054625_23503930.jpg

ミヤマシロチョウ 吸蜜 RICOH GR DIGITALⅢ(LEDライト)

この後、群馬側に行ってメギでの産卵シーンを狙ったが、曇ってしまったためその機会は無かった。

おっ、たった今、スペインに勝っちゃった! でもロスタイム長かった~。
[PR]

by toshi-sanT | 2012-07-27 00:41 | | Comments(12)
2012年 07月 21日

高山蝶はじめました2012 群馬のミヤマシロチョウほか

今年も山と高山蝶の季節がやってきた。ただ梅雨が明けたという割には不安定な天気だからどうなるかわからないが、今年もいってみよう!
ということで、第一弾は群馬県側のミヤマシロチョウ。ウラクロシジミの朝駆けの後、ミヤマシロチョウのポイントへ向かった。この地域のミヤマシロチョウは、越冬巣の調査、夏のマーキング調査も協力した(どっちも1回だけだけど)ことがあるが、群馬側の状況をシーズン中に見るのは初めてになる。
ポイントに着くとすぐに何頭かのミヤマシロチョウが舞っている。この日は風が強く時々雲が日差しをさえぎったりするので、飛び回るだけでなく、適度に止まったり翅を開いたりして撮影はしやすかった。
しかも新しい個体が羽化してくるタイミングだったようで、時間が経つほど個体数が増えていき久しぶりに多数のミヤマシロチョウに取り巻かれ楽しい時間が過ごせた。
d0054625_1127990.jpg

ミヤマシロチョウ 開翅 CANON EOS 40D EF100mm F2.8L マクロ IS USM
d0054625_113037.jpg

ミヤマシロチョウ 吸蜜(ハクサンフウロ) CANON EOS 40D EF100mm F2.8L マクロ IS USM
う~ん、なんでよりによって少し痛んだ花で吸蜜するんだろう。
d0054625_11333943.jpg

ミヤマシロチョウ 吸蜜(グンバイヅル) CANON EOS 40D EF100mm F2.8L マクロ IS USM (外部ストロボ)
グンバイヅルでの吸蜜は初撮影。グンバイヅルは、準絶滅危惧種だけどこの山域では登山道沿いも含めて目にすることが多い。
d0054625_11382850.jpg

ミヤマシロチョウ 吸蜜(ハクサンフウロ) RICOH GR DIGITALⅢ(LEDライト)

〔求愛、交尾〕
♀個体がいたので、交尾が観察できないかと思ってマークしていると、少し遠くで1頭のオスとからんだように見えた。慌てて近づくとメスの上にオスがのしかかるようにしている。手にしているのは飛翔用の広角とLEDのセット。シャッタースピードだけ調整してそのまま広角で撮った。

d0054625_11542213.jpg

ミヤマシロチョウ 求愛行動 CANON EOS Kiss DX SIGMA 17-70mm Macro (LEDライト)
斜め上からLEDの光が当たるように設定してあるから、ちょうどスポットライトが当たって主役が浮き上がるようになった。うんっ、ちょっとほめすぎか。
d0054625_11555566.jpg

ミヤマシロチョウ 求愛行動 CANON EOS Kiss DX SIGMA 17-70mm Macro (LEDライト)
d0054625_14391696.jpg

ミヤマシロチョウ 求愛行動 CANON EOS 40D EF100mm F2.8L マクロ IS USM
オスは激しく求愛するものの、このメスには徹底的に拒絶され、振られてしまったようだ。

その後、メスも次々に羽化してきたようで、成立したカップルも見ることが出来た。
d0054625_14443694.jpg

ミヤマシロチョウ 交尾 RICOH GR DIGITALⅢ(LEDライト)
最初はこの様に♀に♂がぶらさがるような位置関係。ところがこの日は風が強く、風邪にあおられメギの上で、まるでやらせの様に並んでしまった。
d0054625_14491277.jpg

ミヤマシロチョウ 交尾 RICOH GR DIGITALⅢ(LEDライト)
しばらく離れて戻ってくるとまた♀の下に♂という位置関係に戻っていた。
d0054625_1451445.jpg

ミヤマシロチョウ 交尾 RICOH GR DIGITALⅢ(内蔵ストロボ)
d0054625_14504531.jpg

ミヤマシロチョウ 交尾 RICOH GR DIGITALⅢ(LEDライト)

〔ミヤマモンキチョウ〕
ずいぶん小さなミヤマシロチョウが止まっているなと思ったら、ピンクの縁取りが目に入りミヤマモンキチョウのメ♀だとわかった。
d0054625_14542398.jpg

ミヤマモンキチョウ CANON EOS 40D EF100mm F2.8L マクロ IS USM
地面に落ちたグンバイヅルの花にストローを伸ばしているところだった。ミヤマモンキの棲息域はもう少し上とばかり思っていたので、ちょっとうれしい。

そんなに長い時間ではなかったけれど、高山蝶2種と遊ぶ海の日はやっぱりいいね!
[PR]

by toshi-sanT | 2012-07-21 14:58 | | Comments(14)
2012年 07月 17日

「海の日」は山に行こう

「海の日」も含めた三連休、後半二日間、白馬、上信国境の2か所を回った。最近、だんだん写真の整理や記事を書くのが遅くなって怠け者になってきた。しかもそろそろ梅雨明け、タイミングを見て夏休みを取ろうと思っているので、きっと溜めこんでしまう。そこで、サマリーをアップして後はゆっくり書こうという作戦でしばらく行こうと思う。
ということで第一弾。
d0054625_0175640.jpg

ウラクロシジミ 静止 RICOH GR DIGITALⅢ(LEDライト)
d0054625_02112100.jpg

ウラクロシジミ 半開翅 CANON EOS 40D EF100mm F2.8L マクロ IS USM (外部ストロボ)
ウラクロシジミは、偶然の副産物で痛んだ個体を撮影したことがあるだけで実質初撮影、2日粘って最後にV字開翅で翅表の真珠色が撮れた。

d0054625_0202475.jpg

ミヤマシロチョウ 交尾 RICOH GR DIGITALⅢ(LEDライト)
d0054625_0211060.jpg

ヤマオダマキ RICOH GR DIGITALⅢ(LEDライト)

ということで、今年も「高山蝶はじめました」。ただ今年は残雪も多い分、時期が難しそう。
[PR]

by toshi-sanT | 2012-07-17 00:25 | | Comments(22)
2012年 07月 14日

LEDライトで遊ぼっ ④

昨日は久しぶりに一時帰国した米国在住の友人と飲んだので、3連休初日だけど遠征は無し。それでも日が差してきたので、ちょっとだけ近所に撮影にで出る。
オカトラノオが咲いている場所では、メスグロヒョウモンが吸蜜にやってきていた。
d0054625_15129100.jpg

d0054625_151409.jpg

メスグロヒョウモン オカトラノオで吸蜜 RICOH GR DIGITALⅢ LEDライト(3×3)
キタテハを例にLEDライトを使用した場合と使用しない場合を撮り分けてみた。
d0054625_1542034.jpg

LEDライト未使用
d0054625_1543268.jpg

LEDライト(3×3)使用
今回使用したLEDシステムは、インターバル撮影用に新しく作ってみたもの。従来の6×6LEDとあわせてmy GR DIGITALⅢ 2012シーズンスペシャル仕様。
d0054625_1571042.jpg

6×6LEDは、基本的には一脚&インターバル用、それ以外は、6×6LEDを手持ちというのが一番機動性が高いのでしばらくそんな使い方をしようと思う。

※今回、小物を買い集めに久しぶりにヨ○○シカメラ新宿本店に行ってみた。秋葉原より狭いけどフロア毎にものが決まっているので探し物をするにはこっちの方が良かった。
[PR]

by toshi-sanT | 2012-07-14 15:11 | Comments(2)
2012年 07月 12日

LEDライトで遊ぼっ ③

先週末は、天気がイマイチ。休養兼ねて近所の多摩丘陵を歩くが、オオムラサキの来るご神木が倒壊していたり、オカトラノオに来るヒョウモン類のピークをはずしてしまったりで成果もイマイチ。
ただ今年はLEDライトがあったので花の写真中心に遊べて、まあいいっかというところ。
まずは、普通に光を当てたアジサイ。
d0054625_2340995.jpg

アジサイ RICOH GR DIGITALⅢ (LEDライト使用)
せっかく左手に独立してLEDライトを持っているのだから、あえて真下からライティングして遊んでみよう。
d0054625_23422129.jpg

オカトラノオ RICOH GR DIGITALⅢ (LEDライト使用)
思いっきり人工的だけど、爬虫類のしっぽみたいな感じでもある。
d0054625_2345448.jpg

ヤブカンゾウ RICOH GR DIGITALⅢ (LEDライト使用)
このヤブカンゾウやノカンゾウの春先の新芽や若葉、おひたしにするとちょっとぬるぬる感もあって美味な山菜だったりする。焼酎や日本酒にはよく合う。
d0054625_23474424.jpg

アキノタムラソウ RICOH GR DIGITALⅢ (LEDライト使用)

蝶の写真も少しだけ撮れた。
d0054625_23511549.jpg

キマダラセセリ♀ CANON EOS 40D EF100mm F2.8L マクロ IS USM (LEDライト使用)
d0054625_23515595.jpg

ベニシジミ 開翅 RICOH GR DIGITALⅢ (LEDライト使用)
手前に浮き上がったベニシジミ、後ろに散歩している母娘、詠めるものなら一首または一句詠んでみたくなった、詠めないけど(爆)。
[PR]

by toshi-sanT | 2012-07-12 20:25 | Comments(14)
2012年 07月 07日

6月最後はAKM48ぢゃ その②

そこそこ個体数がいて、割と低い場所で開翅してくれて、他に人もいないので飛ばしてしまっても顰蹙をかうこともない。接近戦の絶好のチャンスで「サイコーの広角祭り」になるはずだから、主力をGR DIGITALⅢにチェンジ。
ところが、ピーカンの夕刻、背景のコントラストが強すぎて、背景にAF持って行かれたピンボケ画像になるか、カメラの影が入って逃げられたりの繰り返しで、大苦戦。
そこで駄目もとで、最近マイブームの左手にLED、右手にGRDのスタイルを試した。手前が少し明るくなるからか、AFが合う確率が高くなった。
d0054625_921276.jpg

キマダラルリツバメ♂ 開翅 RICOH GR DIGITAL Ⅲ
d0054625_9223010.jpg

キマダラルリツバメ♂ 開翅 RICOH GR DIGITAL Ⅲ
だんだん数が増えてきたのは良いのだが、すぐ2頭や3頭で空中戦を始めてしまう。何回かシャッターを切れたと思ったら空中戦、すばやく飛び交う中から1頭を目で追い、やっと撮影すると、こんな歴戦の勇士だったりする。
d0054625_927305.jpg

キマダラルリツバメ♂ 開翅 RICOH GR DIGITAL Ⅲ
生態写真としてはこれはこれで味があるとも言えるけど、やっぱり綺麗な翅表がいいなあ~。
6時近くなって日も大分傾き活動個体が少なくなって、そろそろおわりかなと思った頃、ススキの葉上絶好の位置に静止している個体を発見。
ただ時間が遅いからか、中々開翅はしない。周囲は夕暮れの雰囲気に変わっているのでその雰囲気が出せないか、ストロボとLEDライトで撮り比べ。
d0054625_9412983.jpg

キマダラルリツバメ♂ 静止 RICOH GR DIGITAL Ⅲ(内蔵ストロボ)
d0054625_9433689.jpg

キマダラルリツバメ♂ 静止 CANON EOS KISS DX SIGMA17-70mm Macro(LEDライト使用)
ストロボだと光が強すぎて夕暮とは言い難い。LEDの方は自由雲台につけてカメラの斜め上から照射。黄昏時の雰囲気がばっちり出たと言ったら言い過ぎか(笑)
時間も遅くなってもう開かないかもと思いつつ、LEDライトを当て続けていたら、開いてくれた。
d0054625_950441.jpg

キマダラルリツバメ♂ 開翅 RICOH GR DIGITAL Ⅲ(LEDライト)
この個体は、6時を大きく過ぎても静止していたが、光を当てても反応しなくなったので、時間も遅いし撤収することにした。結局家に帰ったのは11時少し前。やっぱり会津は遠いかも。

さて、実はこの日は失敗をしている。車に戻れる距離なのに脚立を忘れたまま撮影を続けていた。地面も割としっかりしているので脚立が使えたはずなのに・・・。やっぱり舞い上がってたんでしょうね。
[PR]

by toshi-sanT | 2012-07-07 09:56 | | Comments(16)
2012年 07月 01日

6月最後はAKM48ぢゃ その①

蝶の撮影を続けていると、あっさり撮影できる蝶もいれば、巡り合わせが悪く、中々縁が無い蝶もいる。私にとってのそんな蝶のひとつがキマダラルリツバメという蝶だ。
生態が特異で分布も局所的ではあるが、会津とか木曽とか多いところにはそれなりにいるらしいし、京都だと市街地周辺でも見られるそうだ。もちろん関東でも神奈川、山梨に生息しており、そっちは何回も訪ねたが、点のような画像を1枚撮ったのみ。
ということで、どんな環境下に出てくるかといことも含めて、数が多いという会津まで出かけることにする。会津は遠いと思っていたが、大橋ジャンクションも出来たし磐越自動車道を使えば、高速を走っている時間がほとんどなので距離の割には楽。前日飲み会があったので、朝6時半に家を出て11時には着いた。

キマダラルリツバメの活動時間まではまだ十分間があるので、地図で当たりをつけたところを中心に河岸段丘、桐の木をキーワードにロケハン。
まずは、A地点、良さげな場所が2か所ほどあって一応本命。B地点、こちらも良さそうだが、ちょっと広範囲に分散していてそうで、キマリンの好みそうな環境を体感できていない状態では効率が悪いかもしれない。
C地点、保険のために押さえていた場所、せっかくだから自力で探したいので、ちらっと様子だけみて探索範囲を拡大。
車を流していると斜面に立派な桐林が見えた。歩いて行ってみると桐の密度も高く良い雰囲気。A地点で目に付けたポイントと似た条件の場所があったので覗いてみると、撮影者がいたので挨拶をするとネットと三角ケースが目に入る。他にも採集者が3名ほど。よく考えたらこの場所は採集禁止の町ではないので、採集しても問題は無い。しかも私の方が後から来たわけだから、ピンポイントの環境がわかったといことで良しとして、A地点でテリ張りタイムを待つことにした。

3時前にA地点に着くと、ヒメジオンの花に止まる蝶の姿が。
d0054625_2141418.jpg

キマダラルリツバメ♀ 静止  CANON EOS 40D EF100mm F2.8L マクロ IS USM
これは幸先が良いと思ったものの、この個体を撮影直後にロストした後が続かない。4時過ぎてもテリ張り個体が現れず、ちょっと焦りだす。先ほど撮った写真を見直すと、オスだと思ったらメス。テリ張り場所は違うかもしれないので、一番有望なところへ少し移動。ところがこっちでも姿が無し。そろそろ4時半、場所を変えるならそろそろリミット。よりによって密度の薄い場所を選んでしまったかと思った瞬間、花に止まって開翅。
d0054625_21171198.jpg

キマダラルリツバメ♂ 静止 CANON EOS 40D EF100mm F2.8L マクロ IS USM
d0054625_21174768.jpg

キマダラルリツバメ♂ 開翅 CANON EOS 40D EF100mm F2.8L マクロ IS USM
天気が良すぎて少しテリ張りタイムが遅れたようで、この後卍飛翔も含め複数個体が現れてくれて、6月最後は「48歳のおやじが、会津でキマリン祭りぢゃ(AKM48 )」状態に突入。
d0054625_21314169.jpg

d0054625_2131566.jpg

d0054625_21321841.jpg

d0054625_21331788.jpg

d0054625_21333322.jpg

キマダラルリツバメ♂ 開翅 CANON EOS 40D EF100mm F2.8L マクロ IS USM(外部ストロボ)
この日はピーカンで日差しが強く、ストロボを焚いた方が良い色になった。
色々撮ったが、マクロでのお気に入りはこの2枚。

キマダラルリツバメ♂ 裏面 CANON EOS 40D EF100mm F2.8L マクロ IS USM(LEDライト)
4本の尾状突起とその先端の白、良い感じに撮れたと思う。
d0054625_22191731.jpg

キマダラルリツバメ♂ 開翅 CANON EOS 40D EF100mm F2.8L マクロ IS USM
自分の影に入れて絞りは開放(F3.5)、ちょっと引き気味で撮ったらヒメジオンが綺麗なボケを作ってくれた。

その②は広角祭りぢゃ!
[PR]

by toshi-sanT | 2012-07-01 23:36 | | Comments(22)