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2013年 08月 31日

2013年8月中旬 北信の高原にて

ムモンアカシジミが消化不良に終わったので、翌日は、別の「ムモン」を探すことにして、北信へ向かった。山道を辿り、高原へ。ところが、ポイントへ着いてもいるはずのベニヒカゲの姿が無い。道中でも全く姿を見なかったけれど時期的には最盛期で良いはずだ。かなり焦りながら探していると足元から1頭のベニヒカゲが飛び立ち追いかけると目的の蝶だった。
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紋無しベニヒカゲ 裏面 CANON EOS 40D EF100mm F2.8L マクロ IS US
2005年以来の出会いは、その時と同じく何故か一発ツモだった。その時はすぐ見失ってしまい裏面しか撮れなかったが、今回は翅表を複数個体で撮影することが出来た。
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紋無しベニヒカゲ 開翅 CANON EOS 40D EF100mm F2.8L マクロ IS US
オレンジ斑内の眼状紋が全くないから、翅表の印象は通常のベニヒカゲよりかなり明るく感じる。
最初に出会った個体は何度か産卵行動を取ってくれたが、草に潜り込んで産卵するため上手く撮影出来ない。それでも一度だけ、ワラビの葉の上で産卵する姿を写し撮ることが出来た。
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紋無しベニヒカゲ 産卵 CANON EOS 60D SIGMA 17-70mm Macro(外部ストロボ)

〔広角編〕
翅表を撮影出来だいぶ余裕も出来たので広角中心に切り替えた。
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紋無しベニヒカゲ 静止 CANON EOS 60D SIGMA 17-70mm Macro(外部ストロボ)
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紋無しベニヒカゲ 開翅 CANON EOS 60D SIGMA 17-70mm Macro
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紋無しベニヒカゲ 吸蜜 CANON EOS 60D SIGMA 17-70mm Macro(外部ストロボ)

〔飛翔〕
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紋無しベニヒカゲ 飛翔 CANON EOS 60D SIGMA 17-70mm Macro
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紋無しベニヒカゲ 飛翔 CANON EOS 60D SIGMA 17-70mm Macro(外部ストロボ)

ブログを開設した年以来の出会いにしばし我を忘れて耽溺した真夏の高原だった。

※本撮影場所に関するお問い合わせはご容赦ください。
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by toshi-sanT | 2013-08-31 01:28 | | Comments(38)
2013年 08月 25日

2013年8月中旬 信州のゴマシジミとムモンアカシジミ

お盆直後の週末はHさんと信州へ出かけた。第一の目的はゴマシジミ、それもこんな絵を撮ってみたかったのだ。
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ゴマシジミ 産卵 CANON EOS 60D SIGMA 17-70mm Macro(外部ストロボ)
遠くに霞む山々は穂高連峰、かなり小っちゃくしか写っていないけれど、い~んです。
次は穂高連峰を入れての飛翔を撮ってみよう。
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ゴマシジミ 飛翔 CANON EOS 60D SIGMA 17-70mm Macro
飛翔にするとシャッタースピードを上げた分だけ、背景の山が一層ぼけてしまう。かろうじて識別可能なレベルということにしておこう。
青いゴマシジミも現れてワレモコウの周囲を産卵しながら飛び回る。どピーカンで気温も高いこんな日に翅表を撮影するには飛翔しかない。
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ゴマシジミ 飛翔 CANON EOS 60D SIGMA 17-70mm Macro
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ゴマシジミ 飛翔 CANON EOS 60D SIGMA 17-70mm Macro(外部ストロボ)
昼食を食べた後は、別のポイントへ移動。
こっちでも青いゴマを狙って飛翔を撮影。
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ゴマシジミ 飛翔 CANON EOS 60D SIGMA 17-70mm Macro(外部ストロボ)
交尾個体も撮影出来た。
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ゴマシジミ交尾 CANON EOS 60D SIGMA 17-70mm Macro(外部ストロボ)
オスは前翅がささらのようになった個体、実はこんな組み合わせ、他の蝶では多いのだけれどゴマシジミでは初めて見た。今年から正式に採集禁止になったからだろうか、このオスのように飛び古した個体を多く見た。

〔ムモンアカシジミ〕
第二の目的はムモンアカシジミ。昨年オミナエシで吸蜜を撮った場所に行くと、今年も健在だった。
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ムモンアカシジミ CANON EOS 60D SIGMA 17-70mm Macro(外部ストロボ)
一昨年多数の個体を見た場所へ移動今年は全然いない。かろじて1個体を撮影したのみ。
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ムモンアカシジミ CANON EOS 60D SIGMA 17-70mm Macro(外部ストロボ)
昨年も少なかったが、ブッシュが伸びたりして環境が悪化したのか、それとも一昨年がたまたま大発生だったのだろうか。

夜、天気予報を確認すると引き続きピーカン予報、ゴマは同じような写真ばかりになりそうだし、ムモンアカは少ないし、翌日は少し移動して別のムモンを探すことにした。
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by toshi-sanT | 2013-08-25 20:54 | | Comments(6)
2013年 08月 22日

2013年7月下旬 ブルー&オレンジ

上高地へ行った翌日は、岐阜県側の北アルプスの谷に入った。オオゴマシジミの綺麗な♂の写真を撮るのが目的だ。
この谷は、オオゴマシジミのポイントへの途中もウラキンシジミなどのゼフが多いのでそちらも期待したが・・・、何もいない。仕方がないので、オオヤマレンゲやタマガワホトトギスなどを撮りながら登る。
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オオヤマレンゲ RICOH GR DIGITALⅢ(LEDライト)
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タマガワホトトギス CANON EOS 40D EF100mm F2.8L マクロ IS US(LEDリングライト)

オオゴマシジミのポイントでは、「植生保護のため立ち入らないでください」という看板が要所に立っていて昔に比べると撮影の制約が増えていた。それでも道まで出てくる個体も多いので十分撮影チャンスがあった。
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オオゴマシジミ 半開翅 CANON EOS 40D EF100mm F2.8L マクロ IS US(LEDリングライト)
この個体は、しばらく待つとほぼ全開してくれた。縁毛も生えそろった綺麗な♂の開翅が狙い通り撮れた。
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オオゴマシジミ 開翅 CANON EOS 40D EF100mm F2.8L マクロ IS US(スポット測光)

目的の絵が撮れたので、10年以上前に撮影したポイントへ行ってみることにした。上手くいけば山をバックに撮れるかもしれないと期待していたが、登山道が付け変わってしまっていてブッシュが深く、そのポイントへ辿り着くことが出来なくなっていた。10年の歳月は環境が変わるには十分な期間だということが良くわかった。
それでも他に良さそうな場所を見つけたので来年以降の楽しみが出来た。
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コヒョウモン CANON EOS 60D SIGMA 17-70mm Macro 
こんな感じでオオゴマシジミが撮りたいなあと思いながらコヒョウモンを撮影したりしていたら、別のオレンジの塊がアザミの花に止まっていた。
何がいるのか理解できずに一瞬フリーズした後、確実にマクロで押さえにいったはずだが・・・・、オオゴマ用にスポット測光に変えていたのを戻し忘れていた。
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クモマツマキチョウ 吸蜜 CANON EOS 40D EF100mm F2.8L マクロ IS US(スポット測光)
ちょっと周囲が暗いけど怪我の功名でこれはこれで面白い雰囲気になったかもしれない。
すぐ隣のアザミに飛び移ったので、広角でも撮影した。
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クモマツマキチョウ CANON EOS 60D SIGMA 17-70mm Macro 
本当は反対側から撮れたらコヒョウモンのような絵になったのだけれど、こっちの方が真夏&低標高地のクモツキらしいとも言えるかもしれない。こんな機会は2度とないだろうから、良く広角で撮る気になったものだ。撮れる時はこんなものなのかもしれない。
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by toshi-sanT | 2013-08-22 23:50 | | Comments(6)
2013年 08月 16日

2013年 7月下旬 木曽駒~上高地

7月下旬 夏季休暇を取って北アルプスの某山域に入る予定だったが、天候不順で取りやめ。天候が悪化してもすぐ下山できる山として木曽駒ケ岳に変更した。
花は色々撮れたのだが、期待していたクモマベニヒカゲの姿は無かった。
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コマクサ
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イワツメクサ
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ミヤマキンバイ
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コマウスユキソウ(ヒメウスユキソウ)

翌日も天候不順のためその中でも少しでもましそうな上高地へ。思ったより天気が悪く河童橋近辺はこんな状態。
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雨レーダーを見ると雷雲がすぐ傍に、でもぎりぎりかわせそうなのを信じて歩きだすが、豪雨の直撃をくらいあっという間に道が河状になってしまった。カメラの入ったザックにはザックカバー、足元はスパッツで固めていたので被害は無かったが、カメラも靴も水没しかねかった。30分もすると雨は上がり日も差して蝶も飛び始めた。
道脇の花にヒメシジミが群れていたので覗いてみると青鱗がのったメスがいた。
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ヒメシジミ♀ CANON EOS 40D EF100mm F2.8L マクロ IS US(外部ストロボ)
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ヒメシジミ♀ CANON EOS 40D EF100mm F2.8L マクロ IS US(LEDリングライト)
ヤリガタケシジミを探してみるが、かなり翅が痛んだ♂を見たのみ。
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ヤリガタケシジミ♂ CANON EOS 40D EF100mm F2.8L マクロ IS US

次にオオイチのメス狙いで産卵に来そうな場所で待機。2度ほど低い場所に降りてきてくれたが写真の出来は中途半端に終わってしまった。
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オオイチモンジ♀ CANON EOS 40D EF100mm F2.8L マクロ IS US
(続く)

木曽駒ケ岳の他の花は、
フィールドノート(別館)
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by toshi-sanT | 2013-08-16 23:15 | | Comments(4)
2013年 08月 10日

2013年 8月上旬 富士山麓のチョウと神奈川のホソオチョウ

先週末の日曜日は、富士山北麓の草原地帯へ出かけた。疎林・草原の蝶が飛ぶ環境が広範囲に残っている有名なポイントだが、今まで縁が無く初訪問。着いてみると想像はしていたが、広い。全く細かいポイント情報を持っていないから久しぶりの探索気分で楽しむことにした。

まずは、最初のターゲットをキマダラモドキにして周囲を見渡し、いそうな環境に当たりを付けて探索開始。探し始めてすぐキマダラモドキが飛び出し近くの葉上に止まるが、敏感で100mmマクロの射程距離に入ってくれず苦戦する。何度かキマダラモドキと追いかけっこしていると足元からゴマシジミが飛び立ったので、そちらを追いかけることにした。
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ゴマシジミ 静止 RICOH GR DIGITALⅢ (LEDライト)
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ゴマシジミ 飛翔 CANON EOS 60D SIGMA 17-70mm Macro(外部ストロボ)

しばらく苦戦したキマダラモドキだが、そのうち近くで撮影出来るチャンスがあった。
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キマダラモドキ 静止 CANON EOS 40D EF100mm F2.8L マクロ IS US
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キマダラモドキ 静止 CANON EOS 60D SIGMA 17-70mm Macro(外部ストロボ)
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キマダラモドキ 静止 RICOH GR DIGITALⅢ 
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キマダラモドキ 飛翔 CANON EOS 60D SIGMA 17-70mm Macro(外部ストロボ)

トラフシジミもいて開翅してくれたが、ちょっと翅が痛んでいて残念。
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トラフシジミ 開翅 CANON EOS 60D SIGMA 17-70mm Macro(外部ストロボ)

午前中のうちにある程度楽しめたのとこの日の天候では富士山をバックに撮るのは無理そうなので早めに帰ることにした。ただまっすぐ帰るのもつまらないので少し遠回りして神奈川のホソオチョウを撮影してから帰ることにした。
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ホソオチョウ♂ 静止 CANON EOS 40D EF100mm F2.8L マクロ IS US
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ホソオチョウ♂ 開翅 CANON EOS 60D SIGMA 17-70mm Macro(外部ストロボ)
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ホソオチョウ♀ 開翅 CANON EOS 60D SIGMA 17-70mm Macro(外部ストロボ)

産卵後のメスと思われる個体に強引に求愛するオスがいた。ほとんど交尾のような体勢になったが、おそらく未遂に終わったようだった。
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ホソオチョウ 求愛(交尾もどき) CANON EOS 60D SIGMA 17-70mm Macro(外部ストロボ)

ホソオチョウは放蝶由来の外来種なので、あえて今まで積極的に撮りに出かけなかったが、地元で発生しているならばと思い寄ってみたのだ。ただ実際に目にすると綺麗な蝶だから、色々なごたくは忘れて夢中になってしまった(^^;
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by toshi-sanT | 2013-08-10 09:17 | | Comments(10)
2013年 08月 03日

2013年7月下旬 ミヤマシロチョウ②(求愛拒否と飛翔)

大分間が抜けてしまったけれど、7月20日撮影のミヤマシロチョウの続き。

交尾中のカップルも複数見つかったが、それ以上に交尾を拒否している姿も見かける。メスは翅を180度以上開き腹部をその後ろに隠すようにして交尾を拒否する。
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ミヤマシロチョウ 求愛・交尾拒否 CANON EOS 60D SIGMA 17-70mm Macro (外部ストロボ)
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ミヤマシロチョウ 求愛・交尾拒否 RICOH GR DIGITAL Ⅲ
交尾拒否していた場所に少し時間がおいて訪れてみると、今度はオスメスが並んで吸蜜していた。
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ミヤマシロチョウ 吸蜜 CANON EOS 60D SIGMA 17-70mm Macro
しかし、その直後にまた戦闘再開になった。
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ミヤマシロチョウ 求愛 CANON EOS 60D SIGMA 17-70mm Macro (外部ストロボ)

朝のうちは雲が多かったが、昼近くになると青空が広がってきた。ただ雲は秋の様なうろこ雲。青空、うろこ雲、求愛の3点セットで撮ってみた。
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ミヤマシロチョウ 求愛・交尾拒否 CANON EOS 60D SIGMA 17-70mm Macro (外部ストロボ)

最後は青空バックのミヤマシロチョウの飛翔で締めよう。
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ミヤマシロチョウ 飛翔 CANON EOS 60D SIGMA 17-70mm Macro (外部ストロボ)

この後、少し離れた場所でもミヤマシロチョウを目撃した。一時より生息域も広がりつつあるようでちょっと嬉しい。
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by toshi-sanT | 2013-08-03 14:29 | | Comments(10)