第二弾はヤリガタケシジミ(アサマシジミ)、ヤリガタケシジミを高山蝶に入れる理由は昨年の記事にも下のように書いた。
「本州で高山蝶と呼ばれるものは、クモマツマキチョウ、ミヤマモンキチョウ、ミヤマシロチョウ、オオイチモンジ、コヒオドシ、クモマベニヒカゲ、ベニヒカゲ、タカネヒカゲ、タカネキマダラセセリの9種であり、ヤリガタケシジミは入らない。またそもそもヤリガタケシジミは独立した種名ではなく、アサマシジミの本州中部高山帯亜種名、または北アルプス梓川流域の地理的変異名なので当たり前と言えば当たり前なのだけれど。
ただ、長野県天然記念物にはこの9種に加えてヤリガタケシジミが入っていること、「ヤリガタケシジミ」の名称からくる雰囲気から、私的高山蝶に入れてしまっている。ちょうど10できりが良いし。」
ミヤマシロチョウを撮影した翌日、北アルプスへ移動。昨年と同じポイントで1頭だけだったがヤリガタケシジミに会えた。
ヤリガタケシジミ 静止 CANON EOS 40D EF100mm F2.8L マクロ IS USM(外部ストロボ)
ただ、どピーカンで気温も高いからか待てど暮らせど開翅してくれない。いい加減しびれが切れて手のひらで影を作ると開いてくれた。
ヤリガタケシジミ 開翅 CANON EOS 40D EF100mm F2.8L マクロ IS USM(評価測光)
ヤリガタケシジミ 開翅 CANON EOS 40D EF100mm F2.8L マクロ IS USM(スポット測光)
影に入れたままスポット測光で撮影するとちょと色合いが変わった。
ヤリガタケシジミ 開翅 CANON EOS 40D EF100mm F2.8L マクロ IS USM(日陰スポット測光)
日差しが強かったので直射日光下でストロボを使ってみた。
ヤリガタケシジミ 静止 CANON EOS 40D EF100mm F2.8L マクロ IS USM(外部ストロボ)
ヤリガタケシジミ 半開翅 CANON EOS 40D EF100mm F2.8L マクロ IS USM(外部ストロボ)
ヤリガタケシジミ 半開翅 RICOH GR DIGITALⅢ
ヤリガタケシジミ 飛翔 CASIO EX-FC150
今年は綺麗な♂と遊べて大満足だった。
明日から短い夏休み、さてどこに行こうか。