下界のあまりの暑さにどこか高原に出かけたいと思い、家族を連れて以前から気になっていた山梨県の乙女高原に出かける。
スキー場として切り開かれた斜面が、スキー場閉鎖後もボランティアの手で草刈が継続され、高茎草原として維持されているらしい。
今年は花の写真をあまり撮っていなかったので、亜高山性の花をじっくり観察することにした。
ロープが張られた遊歩道が整備されており、コースによって20分程度から1時間程度で一回りできるようだ。
スキー場としては物足らないな、でも昭和30年代にはこんなものでも十分だったのかな、などと思いながら子供たちを連れてなるべくアップダウンの無いコースを一回りする。
それでも結構花々が観察できた。
マツムシソウ
ノアザミ
コオニユリ
一周して車に戻ろうとすると、ヤマハギにトラフシジミの夏型が止まった。良く見てみると産卵しているようだった。