最初のポイントで十分楽しめたので、当初の計画通り、次の場所に移動することにした。何年か前に訪れた時に目を付けていた場所なのだが、なにぶんその時は時期が早すぎスノーハイク状態だったから必ずしも自信がある訳ではない。
他の人を案内出来るほどの根拠では無いのだが、ヘムレンさんも行こうと思っていた場所とのことだし、今日は皆それなりに撮影出来ているし、まあいいかという軽いノリで向かう。
予定していた場所に到着、予想通り雰囲気は良い、が何も飛んでいない。これはやっちまったかと思ったら、オレンジの飛翔物体が飛んできた。そのまま下流に向かって飛んでいく。中々止まらずかなりの距離を追いかけたら、スミレの多い場所で吸蜜を始めた。
スミレでの吸蜜時間は短いし、花の中に頭を突っ込んでしまうことも多く、今まであまり良い絵が撮れていなかったのだけれど、花から花へと長い時間吸蜜し続けてくれたのでじっくり撮影出来た。
クモマツマキチョウ♂ 吸蜜 CANON EOS 40D EF100mm F2.8L マクロ IS USM
ストロボを使っても撮ってみたが、あまり変わらないか・・・。
クモマツマキチョウ♂ 吸蜜 CANON EOS 40D EF100mm F2.8L マクロ IS USM(外部ストロボ)
ちょっと角度的に厳しかったが、強引に残雪の山を入れて広角撮影。
クモマツマキチョウ♂ 吸蜜 CANON EOS Kiss DX SIGMA 17-70mm Macro (画面の一部を加工してあります)
この場所は、足場が良いので飛翔写真も撮りやすかった。空や山を背景にしたくて、ダッシュで先回り、向かって来るチョウに対してカメラを低く構えて撮影、通り過ぎるとまたダッシュして先回りということを繰り返したら、バテバテになってしまったし、最後の方は足がもつれた(笑)。
でも、その甲斐あってか、2カットくらい良い雰囲気で撮れていた。
クモマツマキチョウ 飛翔 CANON EOS Kiss DX SIGMA 17-70mm Macro + LEDライト
クモマツマキチョウ 飛翔 CANON EOS Kiss DX SIGMA 17-70mm Macro + LEDライト (トリミング)
〔番外編〕
ヘムレンさんのスマホでのクモマツマキチョウの撮影シーン。これはこれでものすごく贅沢なシーンかも。
その後、雲が多くなりかなり気温も下がったので、花を撮ったりしながら下山した。結局撮影出来たクモマツマキチョウは2個体だけだったけれど、撮影機会には恵まれ「久しぶりのオレンジ祭りぢゃ~」と楽しめた。しかも、帰りの中央道も渋滞ゼロ、こんな日もあるんだね。
ヤマエンゴサク CANON EOS 40D EF100mm F2.8L マクロ IS USM
キスミレ CANON EOS 40D EF100mm F2.8L マクロ IS USM