休暇を取って22~24日にかけて北ア山上へ登る予定だったが予定していた山域の天気予報が最悪。計画を変更し、初日は上高地に向かう。駐車場に車を入れる前に雨レーダーで確認すると、上高地周辺には昼過ぎまで雨雲が居座る様子、一方東御市周辺は、午前中いっぱい晴れの模様。
先週一度行ったエリアだが、今度は信州側でじっくり観察するのも悪くないのでそっちへ転進。峠に上がる途中は霧がかかっており少し心配したが、峠に着くと群馬側から青空が顔を出し始めていた。
大慌てで準備し、登り始める。ポイントの稜線に着くと早速ミヤマシロチョウがハクサンフウロなどで吸蜜していた。
ミヤマシロチョウ 吸蜜 RICOH GR DIGITALⅢ
山頂に向けて登っていくと、ma23さんとdodoboyさんとばったり。お互いにこんな日に登っているのは自分たちだけではないかと思っていたようで、物好きだなあと笑いあう。
ミヤマモンキチョウは、オスはかなり擦れている個体が多く、メスの産卵時期でma23さんもたった今産卵シーンを撮影したとのこと。そこでメスの産卵に絞って狙った。
ミヤマモンキチョウ 産卵 CANON EOS 40D EF100mm F2.8L マクロ IS USM
ここの稜線上には、コマクサが数株あり、白花コマクサもあった。
白花コマクサ CANON EOS 40D EF100mm F2.8L マクロ IS USM
そう言えば、以前北アの稜線上で撮影しそこなったがコマクサに来たミヤマモンキ見たことを思い出したりしていると、そのコマクサに1頭のミヤマモンキ♀が飛来、吸蜜を始めた。
ミヤマモンキチョウ 吸蜜 CANON EOS 40D EF100mm F2.8L マクロ IS USM
ただ、花期が終わりかけの花が多い大きな株だったのでもう少し工夫して撮った方が良かったかもじれないが、そこまで考えられるほど冷静でいられれば良いのだけれど・・・。
せっかくだから山頂まで登ってみると、タカネニガナで吸蜜を繰り返すミヤマシロチョウがいた。ちょうど小学生の遠足登山の集団が登って来た時だったので子供たちをバックに広角撮影にこだわってみた。
ミヤマシロチョウ 吸蜜 RICOH GR DIGITALⅢ(LEDライト)
この後、群馬側に行ってメギでの産卵シーンを狙ったが、曇ってしまったためその機会は無かった。
おっ、たった今、スペインに勝っちゃった! でもロスタイム長かった~。