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2012年 07月 31日

高山蝶はじめました2012 ③ タカネキマダラセセリ

上信国境へ出かけた翌日は、休暇を取っていたので上高地から穂高へ向かう沢を登った。目的はタカネキマダラセセリ、今年の北アの沢筋は雪が多かったはずだから、この時期でもメスなら綺麗なものが多いと期待していた。
ポイントに着くと1頭のオスが葉の上で翅を広げていた。
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タカネキマダラセセリ♂ 開翅 RICOH GR DIGITALⅢ (LEDライト)
前方の空間を睨んでいるオスの姿は、敵機を待ち受ける高山の迎撃戦闘機といった緊張感がある。もっとも飛翔速度はセセリの中ではそんなに速くない。と言っても飛翔写真を撮ろうという気には中々ならないけれど(笑)
オスが結構新鮮なので期待を持って探すとメスが翅を広げていた。期待通り縁毛が綺麗にそろった綺麗な個体。
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タカネキマダラセセリ♀ 開翅 CANON EOS 40D EF100mm F2.8L マクロ IS USM
この個体はその後グンナイフウロで吸蜜を始めた。強い夏の日差しの下で、縁毛を際立たせてみようと思い、ストロボを焚いてみた。
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タカネキマダラセセリ♀ 吸蜜 CANON EOS 40D EF100mm F2.8L マクロ IS USM (外部ストロボ)

最後まで穂高の稜線のガスは晴れきらなかったが、広角で撮影するとかえって高山らしい雰囲気になったような気がする。
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タカネキマダラセセリ♀ 吸蜜 RICOH GR DIGITALⅢ (LEDライト)
LEDライトを照射すると裏面が金色に輝く。
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タカネキマダラセセリ♀ 吸蜜 RICOH GR DIGITALⅢ (LEDライト)
日差しが強いのと蝶が小さいためか、グンナイフウロの花で吸蜜だと花弁が影を作ってしまうし、ピントがほとんどの場合後ろの山にもっていかれてしまう。そこでLEDライトを当てると結構ピンを拾ってくれるようになった。
さらにLEDを当てかつストロボを合わせると山と雲と空のコントラストが強く出てちょっと豪華な感じになった。
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タカネキマダラセセリ♀ 吸蜜 RICOH GR DIGITALⅢ (LEDライト+内蔵ストロボ)
メスを中心に十分堪能したので下山を始める。沢と離れて樹林帯に入る手前に穂高の山が望めるビューポイントがある。
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穂高の山々に別れを告げ、もうタカネキマダラセセリもいないだろうとカメラをザックにしまい帰り支度をしているとグンナイフウロに来ている蝶は・・・、今まで見た中で最も低い場所でのタカネキマダラセセリだった。
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タカネキマダラセセリ♀ 吸蜜 RICOH GR DIGITALⅢ (LEDライト)
今回メスの様々なシーンが狙い通り撮影出来たのは良かったが、求愛シーンは何度か見られたのだが、交尾シーンを見つけることは出来なかったのは少し残念。まあ、自然を相手にしているのだから、これもまた来る口実が出来たというものだ。
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by toshi-sanT | 2012-07-31 00:49 |


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