翌週の3月29日土曜日、二週続けて房総半島へ。この日は、天気は良く気温も上がったが風が強かった。アセビポイントは、以前は周囲の木々で風が弱まっていたが、今は風通しが良く風が吹き抜ける感じで、結局ルーミスの姿は見られなかった。
また風が強いせいか、前週見られたコツバメもトラフシジミも姿を見せない。ただビロードツリアブのカップルが飛んできたので飛んでいるところ撮影。
ビロードツリアブ 交尾飛翔 CANON EOS 60D SIGMA 17-70mm Macro(外部ストロボ)
前週と同じくヒサカキポイントへ移動した。もちろん静止していた葉はもぬけのから、活性化した個体がヒサカキで吸蜜していてくれたたら最高なのだが、現実は厳しく姿無し。こりゃ駄目かと思い諦めかけた時に1頭のルーミスシジミが現れてくれた。
ルーミスシジミ 静止 CANON EOS 60D SIGMA 17-70mm Macro(外部ストロボ)
この後開翅シーンも披露してくれた。前週の開翅個体とは別個体だった。
ルーミスシジミ 開翅 CANON EOS 40D EF100mm F2.8L マクロ IS USM
この後すぐ傍のヒサカキの花に来ることを期待したが、思わせぶりにヒサカキの近くを飛んだ後、強風にあおられるように樹上に消えた。
結局、今年は吸蜜は2空振りだったが、越冬明け活動モードの姿を確認出来たので良しとしようと思う。
また、今回の崩落で撮影ポイントとしての好適条件が消失してしまい、今までのようにホイホイ撮影出来なくなるかもしれない。それでも、こういった環境変化の後どうなるかを続けて見てみたいという気持ちの方が今は強い。