この日は、午前中限定でムラサキツバメを撮りに出かけたが、大した写真は撮れなかった。帰りに農産物直売所に寄ると、隣に黄色い花が一面に咲いている一画があった。何だろうと思って近付いてみると、多数のウラナミシジミが飛び回っていた。
ウラナミシジミ 飛翔 CANON EOS 70D SIGMA 17-70mm Macro(LEDライト&外部ストロボ)
黄色い花は、「黄金狸豆(コガネタヌキマメ)」熱帯アジア原産で緑肥として使われるのでここもそうなのだろう。名前もインパクトあるしブログネタとしては、こりゃええ・・・というのは、家に帰ってPCで調べてからのこと。
現地では、名前も知らず、それでも不思議な魅力を感じてしばらくカメラを向けていた。
ウラナミシジミ 開翅 CANON EOS 70D SIGMA 17-70mm Macro(LEDライト&外部ストロボ)
実の形も妙にふっくらしていて、実の形が「ぽんぽこだぬき」か?
ウラナミシジミ 産卵 CANON EOS 70D SIGMA 17-70mm Macro(LEDライト&外部ストロボ)
ウラナミシジミ 飛翔 CANON EOS 70D SIGMA 17-70mm Macro(LEDライト)
ウラナミシジミ 開翅 CANON EOS 70D SIGMA 17-70mm Macro(LEDライト&外部ストロボ)
この黄金狸豆は、緑肥だからまもなく刈られてしまい、この卵が成虫になることはない。もっとも黄金狸豆でなくとも、ここでは越冬出来ないだろうから、結局は同じことになる。少し物悲しいが、命を繋ぐということは、こういった個体レベルでの一見無駄なことの積み重ねなのだろう。