11月の3連休の中日、房総半島のルーミスシジミを見に出かけた。春の大雪で谷の斜面が大崩壊したのでこの冬はどうなることかと思っていた。
現地に着いてみると、崩壊地は、通路程度に倒木が切り払われて整理されていた。その手前の倒木地帯も倒木といっしょにアセビの木も切られ、雰囲気が大きく変わっていた。
通路以外の斜面にはまだ倒れた木が転がっていたり大分荒れている状況だったが、それでも、2頭のルーミスシジミが目の前に舞い降りてくれた。
ルーミスシジミ CANON EOS 60D EF100mm F2.8L マクロ IS USM
シャッターチャンス多くなかったけれど、今年も姿を見られて一安心。良く考えたら房総の谷の樹木の更新は台風や大雪などの倒木がきっかけで起こるわけだから、大したことではないのかもしれない。
それでも、この後、植生回復の状況とルーミスシジミの越冬状況がどうなるのか、谷の長い歴史から見れば誤差かもしれないけれど、観察するのが楽しみでもある。
ルーミスシジミに出かける前の週は、奥多摩の紅葉を見た後、日帰り温泉で昼から一杯、こういうのもいいね。今年は寒くなるのが早かったから低標高地の紅葉は例年より綺麗な気がする。