今日はあまりの暑さに外出する気が失せ、午後から冷房の効いた室内でワイン片手に貯めに貯めていた写真の整理をした。
6月までのに撮影した分の整理(最近は飛翔写真が多いのでダメ画像を消去している方が多い)が終わったので、6月の画像の中から山梨のキマリンを取り上げようと思う。
山梨県内のアサマシジミの気になるポイントの中から気になる場所を回ってみたが、シカの食害のせいか、単に時期を間違えたのかわからないが、姿も全く見られなかった。元々発生地が限定さなていたり数の少ない場所で見られないことも多いのだが、食草のナンテンハギは草地のへりにしかないし、シカの通り道になっていたりしてちょっと心配だ。
気を取り直して、キマリンポイントに行き、出てくるのを待っていると、さっと飛ぶ影が、良し止まったとファインダーを覗きこむと・・・・、えっ何これ。
オナガシジミ NIKON 1V3 NIKKOR VR 70-300mm
なんと、オナガシジミだった。この日は6月24日、よりによって季節の進みは遅い年にこんなことがあるとはびっくりだ。
肝心のキマリンも姿を現してくれた。
キマダラルリツバメ 静止 NIKON 1V3 NIKKOR VR 70-300mm
開翅もしてくれた。
キマダラルリツバメ 開翅 CANON EOS 70D SGMA 17-70mm Macro(LEDライト、外部ストロボ)
左前翅に少し羽化不全があるようでちょっと変形していた。
キマダラルリツバメ 静止 CANON EOS 70D SGMA 17-70mm Macro(LEDライト、外部ストロボ)
別の個体が低い場所でテリ張りを始めた。
キマダラルリツバメ 開翅 NIKON 1V3 NIKKOR VR 70-300mm
尾状突起が1本しか残っていないのは残念だった。
飛び立つところをパスト連写でも撮った。
キマダラルリツバメ 飛翔 NIKON 1V3 NIKKOR VR 70-300mm
慣れれば望遠でのパスト連写も使えるかもしれない。
開翅も含めてサービスの良い個体でありがたかった。ただ、尾状突起がないとか完全ではない部分もあったので、また来年のチャレンジとしよう。