今日は、息子も娘もそれなりに用事があり、「お父さんとは遊べないからね」と言われてしまった。なので、一人で遠出が出来る。どこに行こうかと色々考えたが、先日下見を行った白馬へオレンジチップを探しに出かけることにした。
車を止めようとすると、見覚えのある車があった。車の横で支度をしているのは、
「蝶と里山の浪漫紀行」のFさんだった。事前に連絡を取り合っていたわけではないが、お互いに多分来ているだろうと予想していたようだ。
歩き出すと、先日とは違い汗ばむほど気温が高く、青空が広がっている。ポイントに向かう道すがら、ツマキチョウが現れたので、飛翔を撮影する。
ツマキチョウ 飛翔 CANON EOS Kiss D SIGMA 17-70mm Macro
ツマキチョウ 飛翔 CANON EOS Kiss D SIGMA 17-70mm Macro
これで、イメージトレーニングはばっちりだ。
ポイントに着いて花を付けているハタザオ類をチェックするが、まだ卵は無いようだ。しばらく歩き回るが、肝心のクモツキは姿を見せず「またフライングか」という考えが一瞬頭をよぎる。考えていても仕方がないので、早めの昼食を摂りながら待つ。
このポイントの状況だと、70-300mmではなくTamron 90mm Macroでも大丈夫そうなので、付け替えていると、様子を見に行ったFさんが手招きしている。
慌ててカメラを手に走っていくと、何とクモツキがスミレで吸蜜していた。
クモマツマキチョウ 吸蜜 CANON EOS Kiss DX TAMRON 90mm Macro
しばらく、70-300mmを使っていたので距離感がつかめず、トリミングしないと使えない大きさでしか撮影できなかったが、表と裏の両方が写っているし、個人的には祝杯ものだ。
この調子ならガンガン撮影できるだろうと思っていたが、甘かった。まだ発生初期のようで、回ってくる個体は少ないし、吸蜜時間も少なく、ほとんどシャッターチャンスが無く時間ばかりが過ぎていく。私自身も舞い上がっているためか、一発で距離感が合わず、ファインダーを覗いていても、実際の画像より倍以上に大きく見えてしまうありさまで、撮影を始めたばかりのような心理状態になっていたようだ。
他に使えそうな画像は、登山靴で全力疾走しながら、飛翔写真が一枚。
クモマツマキチョウ 飛翔 CANON EOS Kiss D SIGMA 17-70mm Macro
吸蜜場所の環境は、こんな感じだから、変に追いかけず、じっと待っている方が正解かもしれない。
その後、山から雲が下りはじめ、風も強くなってきたので、撤収し、もう出始めているというミヤマシジミを撮影することにした。
今日は、とっておきの大吟醸で酩酊状態なので、ミヤマシジミの状況は、明日に続きます。