今日はマッターホルンを間近に望むトレッキング。コースタイムは約3時間だが子連れで撮影しながらだからたっぷり一日かかるロングとレイルの予定だ。
シャレーの窓からマッターホルンを見ると山頂部に雲がかかっているが、他は青空が広がって絶好のトレッキング日和と思われた。
ゴンドラとロープウェイを乗り継いでシュヴァルツゼー(Schwarzsee)に着くと、マッターホルンがくっきりと見えた。
マッターホルン RICHO Caplio GX8
90mmで撮ると画面からはみ出んばかりの迫力になる。
マッターホルン CANON EOS Kiss DX TAMRON 90mm Macro
左側が東壁、右側が北壁、北東稜の肩に見える小屋がマッターホルン登頂のベースとなるヘルンリヒュッテ(3279m)だ。そこまでは普通のハイキングレベルで登れるらしいが、もちろん今日は行かない。もし次の機会があればその時は行ってみたいものだ。
シオガマの仲間(Pedicularis kernneri) RICHO Caplio GX8
同じようにマッターホルンを入れて広角で蝶を決めてみたいのだが、手前の岩山が邪魔になって動かない花ならともかく蝶だと難しい。反対側のオーバーガーベルホルン(4063m)を入れて撮るのが精一杯だ。
高山性のヒョウモン Boloria pales RICOH Caplio GX8
コヒョウモンモドキの仲間 Mellicta varia RICHO Caplio GX8
シュヴァルツゼーの湖は湖畔にワタスゲが咲いていた。
ワタスゲ RICHO Caplio GX8 (後ろの山はオーバーガーベルホルン4063m)
ワタスゲ RICHO Caplio GX8
湖を過ぎると右手に谷を挟んでオーバーガーベルホルン、左手からは徐々にマッターホルンの北壁が迫ってくる気持ちの良いトレッキングコースが続く。
アザミの仲間 Cirsium spinosissimum RICHO Caplio GX8
マッターホルンがすぐ傍に見える高山草原ではブルー(ヒメシジミ、ミヤマシジミなどの仲間)が多く見られた。残念ながら表と裏を両方押さえることが出来ないのでちょっと種名は分からない。
マッターホルンを望む草原のブルーの仲間 RICHO Caplio GX8
最後のシジミチョウはコウジレイシジミ Cyaniris semiargusではないかと思うが前の2つはよくわからない。
<続く>