初日はどピーカンで暑すぎたせいか、チョウセンアカシジミの産卵、交尾、乱舞など他のシーンは十分すぎるほど撮影できたのだが、開翅シーンはほとんど撮影できなかった。
翌日は、前日同様気温は高かったが、時折うす雲がかかる天候で、それが良かったのか、前日がうそのようにあちこちで翅を開いてくれた。
〔チョウセンアカシジミ開翅〕
チョウセンアカシジミ 開翅 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
チョウセンアカシジミの場合、半開状態で翅の裏と表の赤紋がちらりと見えているの状態が一番「らしい姿」という気がする。
チョウセンアカシジミ 半開翅 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
チョウセンアカシジミ 半開翅 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
チョウセンアカシジミ 半開翅 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
チョウセンアカシジミ 半開翅 RICHO Caplio GX8 (画面左側は少し加工しています)
〔チョウセンアカシジミ飛翔〕
青空に舞うチョウアカ CANON EOS Kiss DX SIGMA 17-70mm Macro
〔ムカシヤンマ〕
他のゼフを探して歩いているとヤンマが飛んできてTシャツの袖にへばりつくように止まった。こんな経験は今まで無いので一瞬あせったが、ちょうど左袖だったので、そーっとGX8を取り出し、撮ってみた。
ムカシヤンマ RICHO Caplio GX8
トンボはあまり詳しくないのだが、この時期の山形でこんな止まり方をするのはムカシヤンマくらいのものらしいなので間違いないだろうと思う。
〔ホシミスジの交尾〕
昨年の山形は、ブログ仲間が訪れた時と違って、他のゼフは超不作。いてもアカシジミ、ウラナミアカシジミ、ミズイロオナガシジミといったところばかり、これじゃ多摩丘陵と変わらんなあと思いながらも下草に目を凝らしながら歩いていると、変な格好のホシミスジがいた。
ひょっとしてまたクモか何か天敵に捕まったシーンかと思ったら、もう1頭のホシミスジが下にいる、つまり交尾中の個体だったのだ。
ホシミスジ 交尾 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
ホシミスジ 交尾 RICHO Caplio GX8
〔山菜料理〕
一泊した民宿での山菜料理。右からアイコとジャガイモの煮物、ワラビに刻みギョウジャニンニクのせ、シオデのおひたし。他にきのこが2品。最近米沢牛とかよりも、こういう素朴な料理が好みになってきた。
山形にチョウの撮影に行ったのは今回が初めてだったが、食い物は美味いし、とても良いところだった。機会があれば是非再訪したい場所だ。でも今年は大河ドラマが直江兼続だから、来年以降の方が良いかな。