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2009年 01月 25日

2009年1月下旬 房総のルーミスシジミ -越冬集団消滅 そして・・・・

あまり気温は上がりそうもないが、またしばらく何かと用事があって出かけられないので、久しぶりに房総のルーミスシジミの様子を見に行ってきた。
変に暖かい日を挟んで冷え込んだり、雨が降ったりしたからどうなっているのかちょっと気になったのだ。
今年はスタッドレスを履いていないので、路面の凍結を気にして遅めに家を出たので、ポイントに着いたのは10時頃。早速、越冬集団がいた葉を見るが・・・・・、なんと影も形もなくなっていた。
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ルーミスシジミの越冬集団が見られた葉 CANON EOS Kiss D SIGMA APO 70-300mm Macro
越冬集団があった葉の周りを見渡すと、少し上の葉で越冬している2頭は健在だった。(画像は掲載できるレベルではないので割愛)
14日には、ブログ仲間が確認しているので、その後10日ほどで忽然と姿を消してしまったことになる。

仕方が無いので周囲を探していると、カメラを持った方がやってきた。お話を伺って見るとトンボをメインに撮影されていて、関西にいる友人からルーミスの越冬集団が見つかったよとの話を聞いて以前にルーミスを見た場所にやってこられたそうだ。

二手に分かれて単独越冬個体を探していると、その方が単独越冬個体が見つけてくれた。高さは2mちょっと、脚立を使えばちょうど良い高さだった。
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ルーミスシジミ 単独越冬 CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
日光が大分当るようになって来たのでもしかしたら開翅するかもしれないと期待して待つが、触覚は前方に揃えて倒したままで、一向に活性が高まらない。今日の気温は低すぎるのかもしれない。
先ほどの方は、ヤゴを撮影するため別の場所に行くとのことでお別れし、もう少し粘ってみる。脚立にのって広角撮影をしながら活性が高まるのを待っていると、うっかり脚立から足を滑らし落下してしまった。2段の脚立だからなんてことないが、その拍子に枝を揺らしてしまったらしく、肝心の越冬個体がいなくなってしまっていた。

ひょっとして近くに止まってやいないかと探すがどこに飛んでいってしまったのか、さっぱりわからなくなってしまった。この日唯一の撮影しやすい個体を行方不明にしてしまったのでかなり落ち込んだ。
気を取り直して、他の個体も探したが、私の探索能力では見つけれらなかった。この時、前に林の中でムラサキシジミの越冬個体を見つけたことを思い出した。今まで見つけたルーミスの越冬個体は全て林縁ばかりだったが、ムラサキシジミも林内で越冬しているなら、ルーミスが越冬していても良いではないか。
そこで、林の中に分け入り登ってみた。しばらく進むと、林の中の小空間に出た。ちょうど目の高さに一部が枯れたカシの葉が、「そうこんな葉がルーミスは好みなんだよなあ~」と近づいてみると、ルーミスが越冬していた。それも2頭も。
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ルーミスシジミ 集団越冬(2頭) CANON EOS 40D TAMRON 90mm Macro
わずか2頭だけだけれど、従来の観察地点とは全く別の場所だから、弱い集団性があることの追加の証拠にはなるのではないかと思う。

高さは、私の目の高さくらいだから、地上高1.7m程度。川面からは十数mくらい登ったところで林縁ではなく林内の小空間。

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ルーミスシジミ 集団越冬(2頭) RICHO Caplio GX8
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ルーミスシジミ 集団越冬(2頭) RICHO Caplio GX8
日が当ってくると日の当る方向に少し体を傾けた。
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ルーミスシジミ 集団越冬(2頭) RICHO Caplio GX8
ザックを下においてきてしまったので、のどの渇きと空腹を癒すために、一度下に降り戻ってくると、位置が変わってお見合いをするような位置関係になっていた。
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ルーミスシジミ 集団越冬(2頭) RICHO Caplio GX8
ひょっとしたら開翅するかもと期待したが、結局元の位置関係に戻ってしまった。
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ルーミスシジミ 集団越冬(2頭) CANON EOS kiss DX SIGMA 17-70mm Macro
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ルーミスシジミ 集団越冬(2頭) RICHO Caplio GX8
画面の真ん中少し下の黒い筋が川、結構高度感がある。
ちょうどこの越冬個体に日が当らなくなったので、開翅はあきらめて帰ることにした。帰り際に飛ばしてしまった越冬個体の場所に戻ると、同じ葉に戻っていたので一安心。

それにしても、ひょっとしたらとは思っていたものの、林の中の小空間にも越冬個体がいたのには驚いた。これからはもう少し探索範囲を広げないといけないかもしれない。
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by toshi-sanT | 2009-01-25 19:05 |


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